古い薬、新しい薬:抗炎症薬と抗がん作用 2004-12-15 00:06:58 | ライフサイエンス 昨日、サリドマイドの抗がん作用について紹介したが、以前TIMEに「心疾患、脳卒中、ガンなどの成人病は、体のなかにある慢性的な軽微な炎症が原因になっており、そういった炎症を鎮めることによってこれら成人病の予防が可能になるのではないか」という記事を読んだことがある。 この理屈で成人病の予防が期待されている薬物がいくつかある。一つはアスピリンである。この誕生してはや百年を越える息の長い薬物は、薬物療法 . . . 本文を読む