毎年、梅、花桃を中心に撮らせてもらっているお宅で、昨年そのお宅の桃の木の撮影を依頼されました。それが縁となり、昨年の写真展に数人の友人と共に見に来てくれました。来てくれた日の夜「見に行ったわヨ!」と電話を頂きました。一日中受付にいましたがお会いできなかったので昼食にでも出かけている時かと思えば、朝一番に来てくれたと言います。「受付男の人ばかりでいやだったの!」と言われてしまいました。残念ながら、我がだいこんクラブには女性は一人しかいなく、その上現役で働いていますから、平日はこれません。
その後、町内会主催の避難訓練などでお会いするとお互い挨拶するようになりました。今日、改めて案内はがきを自宅にお届けしました。昨年依頼された写真を届けた際「一応女一人住まいだから男一人で来るのは勘弁して欲しい、近所がサ!」と言われていたのですが、同じ町内とは言え一山超えていかなければいけません。いまの妻に山越えは無理な話で、やむを得ず一人で伺いました。
一人で来たことお詫びしながら案内はがきを手渡すと、両手で受け取り「今年は遅いんじゃない?待ってたのよ!」とそれは嬉しい返事でした。この時期にはあまり歩いたことがなかったので知りませんでしたが、大きなツツジの木が満開でした「ご近所の目」を気にしながら、しばし、花談義となりました。しかし、ご当人は何も気にすることなく、そのツツジが植えられた時期のことから、さらには生前ご主人が会社の同僚から頂いたというモミジについても詳細にお話しいただき、玄関を出て道路まで見送ってくれました。
とても嬉しい対応をしてくれ、来た甲斐がありました。
春の梅・桃の時期もそうでしたが、足元に注意しなければいけません。可憐な花を踏みつぶしてしまいます。
ここまで、草の上にうつぶせになり、レンズを花と同じ高さにして撮影しました。
キャベツの花ですが、なぜかファインダーを覗いた時、映画「サウンドオブミュージック」のナチの追求から逃れて、アルプスの山頂で家族みんなで、楽しく唄う「エーデルワイス」のシーンを思い出しました。とても大それたことを言っていること承知していますが、ファインダーの中の光景はアルプスの岩とは違い緑豊かな世界ですが、雰囲気がネ!