写真・四季のたより

風景や花などの写真で季節をお届けします。
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お彼岸

2011-03-18 18:15:02 | 日記
 神も仏も信じてはいませんが、親の月命日、お盆、お彼岸ぐらいは墓参りをしています。
彼岸の中日に行ってとんでもない渋滞を経験してからは、なるべく早めに行くことにしていて、今日行って来ました。
午後になってしまったせいか、多くのお墓には新しい花が生けられ、線香の煙がたなびいているところもあります。
ドウタンツツジの新芽でしょうか、まるで紅葉しているような色づきです。
これだけを見ていると、昨日の続きの今日で明日も同じ日常があるような錯覚に陥りますが、車のエンジンをかければラジオからは地震の報道です。
お彼岸だというのにどうして被災地に雪が降るの!

アメリカ政府は自国民に80km圏内からの退避令を出しました。
大使館を閉鎖したり、大阪に避難した国もあるそうです。
中国からの研修生も帰国しています。
世界各国で原子力発電についての見直しがされています。
世界の動きは素早いです。

ラジオビタミンで「母親が必要以上に買いだめをした、返品します。恥ずかしい」と品物を返しに来た中学生がいたと店のオーナーが投稿し、新聞には高校生がやはり買いだめをしてしまった自分を悔い、これを被災地に送る方法はないかと考えていると報じています。

被災地・被災された人たちに具体的は何もできませんが、せめて「定期停電」ぐらいは甘受しなければ。
今日の予定時刻は昼食時に当たるためおにぎりを用意していましたが当地では停電にはなりません、暖房を控えるように繰り返し言うので今はこたつのスイッチはなるべく入れずホカロンで暖めています。
そうは言っても、入浴し、暖かいものを食べているのですから、雪の降る被災地から思えば天国のようなものです。

原発がなかなか怒りを解きません。科学の粋の結晶であるはずの原発に消防車からの放水でしのがなければならないとは。
それにしても、地震発生から東電の現地職員のみなさんは被爆の危険にさらされながら懸命に作業されていることでしょう。
現地に派遣された自衛隊員、東京消防庁のみなさんも首尾良く任務を果たされて、無事家族の元に返ることができよう願うばかりです。


毎年花を一杯つけて通行人を楽しませてくれます。




こちらは幹線道路から少し入ったところに咲いています。


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