写真・四季のたより

風景や花などの写真で季節をお届けします。
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梅とメジロ

2016-01-28 22:44:17 | 日記

「原発難民」   佐藤紫華子

仕事が ありますよ

お金を 澤山あげますよ

 

   甘い言葉にのせられて

   自分の墓穴を掘るために

   夢中になって働いてきて

   原発景気を作った

   あの頃・・・・・

人間が年を取ると同じように

機械も年を取るということを

考えもしなかった

技術者たち!

ましてや

大地震、大津波に

襲われるとは……・

    地震国であり

    火山国であるという

    基本的なことを

    忘れてしまった国の末路か・・・・・

私たちは

どこまで逃げれば

いいのだろうか

     追いかけてくる放射能

     行く手を阻む線量

見えない恐怖

匂わないもどかしさ!

聞こえない焦立たしさ!

     私たちは安住の地を求めて

     どこまで

     いつまでさすらうのだろう

(吉永小百合の祈り)より

 眼科医の待合室で読んでいた。久しぶり、と言うか、初めて心揺さぶられた詩である。この後に小学生、中、高生の詩が続く。

 2015年、戦後70年節目の年として、NHKアーカイブス番組に吉永小百合氏をゲストに、インタービューと「原爆詩」を語り継いでいる様子を番組にした。その内容を本としてまとめたものだという。

 病院の待合室で読む本ではなかった。加齢とともに涙腺が弱くなっている。自分の抱えている様々な葛藤など、宇宙のかなたに吹き飛んでしまうような衝撃!

 アメリカにはこのような一面もある

 相手は世界の王者、意識すわな!

 甘利経産大臣が辞職した。たまたまテレビで見たが、大臣辞職は当然としても、金銭感覚には驚いた。しかも議員は辞職しないという。それで責任取ったことになるのかね!後任は石原伸晃議員だと。確か都連会長の要職にあったころ何かと言うと「新宿(石原慎太郎知事のこと)に聞いてみないと」と、何も自己判断できないと批判記事を見たが。