写真・四季のたより

風景や花などの写真で季節をお届けします。
政治・社会問題にも目を背けることなく主張します。
率直なご意見歓迎です。

欠けた意志疎通

2011-03-31 18:44:00 | 日記
 予定では12時から卓球でした。
会場の公民館が、東北に送る支援物資の仕分け作業のため、使用不可となり卓球は中止となりました。
事前に連絡をもらっているので私は承知していましたが、妻には伝わっていなかったようで。
ちゃんと伝えたつもりですが・・・。
 掃除をしている間、台所で仕事していることは分かっていましたが、妻は外出するので自分の昼食を作っているものと思っていました。
妻が出かける時間までに掃除を終わらせ、車を出そうとする私に「これお弁当」と教えられました。
12時からの際は、1時間打ち合い1時から昼食となるため、弁当持参です。その弁当です。
「いや、今日はない」「だってカレンダーに書いてある!」「いや・・・」

 最近お互いこのようなことが時々おこります。
自分だけ分かっていて、それで相手に伝わったつもりになってしまうことが。
どうでも良いことはしゃべっているのに肝心なことが抜けてきています。
「明日の12時はあるのね!」「そこも中止・・」「ちゃんと書いておきなさいヨ!」

隣家の庭で咲き出しました。「ユスラ梅」というそうです。
事情があって3~4年空き家になっており、年に数回戸を開けたり、庭の掃除をしていますが事実上荒れ放題です。
それでも毎年木蓮や梅などが咲きます。






空のあちら          金子みすゞ


空のあちらには何がある

入道雲もしらないし
お日さまさへ、知らぬこと

空のあちらにあるものは
山と、海とが話したり
人がからすに代るかはる
不思議な、魔法の世界です



 新聞で知りました。
東北の被災者の中にはすでに立ち上がろうとしている人がいること。
魚屋さんは、津波で流された元の場所で商売を始めると言います。奥さんが「高台で」というのに「なあーに、津波が来たらまた身一つで逃げればいい」
三代続いていた床屋さん、避難所でお店の常連さんの顔を見て再挑戦する力がわいてきたと。
三階建てのホテルで従業員共々三階に避難して助かった女将さん。古希を前に神様くれた試練と思ってもう一度。

皆さんその心意気尊敬します。もう一度義捐金送ろうか。