ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。『夫婦で余生を どう生きるか』を模索していきます。

韓国より

2023-03-13 | 

先週の土曜日の夕方 青年がアイスを買ってくれました。

片言の日本語で『湯平駅に行きたい。 タクシーは?』と聞きます。どうやら韓国人の青年のようです。

タクシーは湯平駅に常駐していないので 湯布院の『みなとタクシー』に電話すると 出払っていて行けないと。

もうひとつの『第一タクシー』に電話すると ここも車が無いと言います。

由布院は観光客の増加してタクシーも忙しいのかもしれません。 最近言われている『タクシーの運転手不足』が影響しているのかもしれません。コロナで離職した運転手さんが戻ってないと聞きます。

そこで私が湯平駅まで送っていくことにしました。

車の中での なんともいえない無口の時間に耐えきれず 単語のみの英語でのやり取りで
『From Korea?』『Yes!』くらいから始まります。

①来る時は 湯平駅から歩いて1時間かかったと言います(one hour by walk)
『アンビリーバボー😮』と答えました。遠足の距離、しかも工事区間ばかりです。

博多~天ケ瀬温泉~豊後森~湯平のルートでやって来た。

③『スズメ、スズメ・・・』と言います。そこで気付いた ゆのひらんおばちゃん。
『スズメの戸締まり』の映画を見て 映画の『聖地巡礼』に韓国から わざわざ来たらしいのです。

そういえば『豊後森機関庫』と『湯平温泉』に似た映像化が出ているらしい。

湯平が出ている光景は娘から送られてきていたので 知っていました。


私が見つけたのは 岡崎美容室らしき場所です。



④青年がスマホに韓国語を打ち込んでいます。通訳機能で聞こえるのは
『ここに泊まる所が無かった』

土曜日なので湯平の宿は満室だったのかもしれません。

『この村は美しい』とスマホが言いました。彼の気持ちです。

④『あなたは何歳』と聞くと『27歳』と言い 逆に私の年齢を聞くので 答え、『あなたのお母さんは何歳』と聞くと『62歳』と。こんな 小学生のような会話です。

⑤『ペ・ヨンジュン』『イ ビョンホン』『クォン・サンウ』と知ってる俳優を並べたら『Kドラマ😊』と言い

『カムサハムニダ』『アンニョンハセヨ』『ケンチャナヨー』と知っている韓国語を言ったら 『good👍️』と笑ってくれました。
わけのわからぬ 片言英語で会話しながら 駅まで着きました。

すると青年は たたんだ千円札を渡そうとします。ノーサンキュウで丁重にお断りしました。いや 押し返しました。好意ですることに代金は不要です。なかなか気のきく青年でした。

時刻表を確認させて、二番ホームに渡るよう教えると 名前を聞かれました。 青年も名乗りましたかが 忘れました(笑)

青年は『来年また来ます』と言った気がします。たしか。

最後は片手ハイタッチを求められ 小学生のようにタッチしました。そして『バイバ~イ』👋と車を見送ってくれました。とてもフレンドリーな青年でした。

国、政府、企業は 難しい問題はあっても 個人は別です。多くの人がお互いを行き来して旅行を楽しんで お互いの文化に触れようとしています。

わけわからない英語を一生懸命話した おばちゃんと、一生懸命 応えてくれた韓国人の青年の交流でした。

心配は『アイスが溶けてないか?』『湯布院で宿がとれるのか?』

と 母親の気分です。

沖縄より

2023-03-13 | 
3月にはいってすぐのことです。

久しぶりに郵便局に行くと 駐車場に 福岡の『わ』ナンバーのレンタカーが停まっています。中には 若いカップルが窓口にいました。

その横顔に見覚えがあります。湯平に来るたびに寄ってくれる沖縄の若夫婦です。

『あら~ また来てくれたのね~』

今回は鉄輪に泊まるのに わざわざ私達に会いにきてくれました。 沖縄のお土産を持ってきてくれました、夫婦別々に。

夫にはアルコール度が60度の焼酎です。仲間の寄りの時に持って行き 驚かせましょう。60度なんて、口が燃えますよ。台湾に近い与那国島の焼酎です。




私には奥さんから 『油味噌』と『島らっきょうドレッシング』と『パイナップル🍍サンド』です。沖縄の土産はバラエティです。



まるで息子夫婦(娘夫婦)のような間柄になっています。お土産も買って下さり、箱いっぱい発送の手続きをしました。

四人で記念写真を撮り お別れをしました。そして鉄輪に向かいました。今度は隠居に泊まってもらいましょう。


それから10日ほどした きのう、 二人から『 青いバナナと 沖縄の菓子』が届きました。


お礼の電話をしたら『こちらで なったので送りました。少し熟れてから食べて下さい』と。

どれだけ 優しい若者夫婦でしょう。

いつか いつか沖縄に行きたいけど、飛行機嫌いの私に沖縄は遠いなぁ。