ニャートンの屋根裏部屋

ここではニャートンのお仕事や日頃の出来事や思いつきの日記で~す。時々気まぐれで更新してます。

森でネコった出来事。(ニャートン作おバカなお話し)

2006-05-31 00:03:08 | Weblog
ある晴れた日、ごく普通の男がある森で道に迷ってしまった。
すると、向こうの方から、何やらとても猫っぽい感じの男がやってきた。
この男は見た目は普通の服装であったが、なんとなく、言葉では言い表せ
ようのない猫っぽいオーラが出ていたのだ!
そして、普通の男はその猫っぽい男に話しかけたのであった。

普通の男「道に迷ったんですが、出口は分かりますか?」と尋ねると、
猫っぽい男「ひょっとして、自分、ネコってるんちゃうか?」
と逆におかしな質問をされた。それで、
普通の男「はあっ!?」
猫っぽい男「自分、やっぱ、ネコってんで!」
普通の男「意味が分からないんですが・・・?」
猫っぽい男「だから、分からんやつやなあ~?自分絶対メッチャネコって
るって~!」
普通の男「えっ!一体ネコってるって、何なんですか?」
猫っぽい男「ネコってるから、ネコってるって言ってんねん!」
普通の男「さっぱり、わかりません!もういいです!」
と言ってそこから立ち去ろうとした時、
猫っぽい男「ちょっと待ったり~な!!」
普通の男「はい?まだ、何か?」
猫っぽい男「やっぱり、自分ネコってるで!」
あんまりしつこいんで、普通の男はとっさに、
普通の男「ネコってません!!」と言ってしまった。すると、
猫っぽい男「あっ!今、ホンマ、確実にネコりよったで~!」
普通の男「な、何でですか?」
猫っぽい男「ネコってません!と答えたということは、俺のネコってる語を
使ったということなんや!だから、その時点でもう正真正銘君はネコったと
いうことになんねや~!それから、実は最初、俺と出会って会話した時から
ネコってるということにもなんねん!俺的会話ルールでな!」
普通の男「・・・・。」

その後、普通の男は森から無事脱出することが出来たのかは不明である。(完)