limited express NANKI-1号の独り言

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「中央高地」の常識

2017年02月01日 11時36分06秒 | 日記
今日から2月。まもなく「立春」を迎えます。暦の上では春になりますが、私の居留地である長野県では「これから降雪の本番」を迎えます。以外に思われるかも知れませんが、事実です。「上雪(かみゆき)」と呼ばれる湿った重たい雪に見舞われる確率が、高くなるからです。冬型の気圧配置で降る雪は、ふわふわしていて比較的軽いのが特徴ですが、「上雪(かみゆき)」は、南岸低気圧が原因なので多量の水分を含んでおり、重くて滑りやすいのが特徴です。2月に入ると、冬型の気圧配置が長続きしなくなり、本州の南側を低気圧が、沿岸沿いに通過するケースが増えます。沿岸部の平地では、雨になりますが標高の高い長野県では、上空の冷たい空気の影響で雪になります。これから4月の半ばまでは、油断禁物なのです。酷い年には「桜が咲いても雪が積もる」と言うこともありますし、学校の入学式当日に「降雪」と言うケースもあり得るのです。入学式って言えば4月ですが、長野県の気候を侮ることはできません。お出かけの際には「タイヤチェーンの携行」をお忘れなく。市街地に雪が無くても、観光地のある「高山地帯」では残雪や路面凍結の怖れは5月になっても解消しません。せっかくの楽しい旅行なのに「車がクラッシュ」では、楽しさが半減してしまいます。これからのシーズン長野県を訪れようとされる方々も徐々に増えてくるかとは思いますが、こちらは「中央高地」です。みなさんがお住まいの沿岸部とは「寒さ」が違います。天気予報をよく確認され、最善の準備をしてからお出かけください。お住まいの地域の「常識」が通じないのが「中央高地 長野県」ですから。

2014年2月16日、南岸低気圧による豪雪後、除雪した壁は1メートルを超えました。


車を置くにも一苦労。

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