limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
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夢が消えた国

2017年02月12日 16時20分14秒 | 日記
「合衆国」が簒奪され、アメリカ帝国となっても「アメリカンドリーム」と言う言葉は、生きている。努力すれば、地位もお金も付いてくる。才覚次第では、のし上がる事も夢ではない。翻って、日本を見てみると「ドリーム」と言う言葉は、とっくの昔に「死語」である。頑張っても「時給850円」では、食べるのにすら困難が伴う。この国では「正社員」でなくては「あらゆる夢や希望」を捨てて生きて行かなくてはならない。一度でも「正社員」から転落すれば、二度と同じ椅子には座れない。(余程のコネがあれば別だが)しかも、その「正社員」ですら「育児休暇」の4文字を口にすれば、地獄が待ち受ける。障害を持ってしまったら「永遠に活躍の場はない」のだ。政府の皆さんがおっしゃる「同一労働同一賃金」なんて外面だけの「空しい看板」だ。正社員ですら、男女で出世や賃金に今もって「差別」が存在するのに、パートや非正規労働者の賃上げなど、夢のまた夢に過ぎない。何時から日本は「報われない国」になってしまったのか?誰しもが社会の中で突き当たる「見えない障壁」に対して、もがき苦しみ声を上げるが「誰も助けようとしない」のは、この国には「希望」と言う名の火種が無いからだろう。いったい誰が「火種」を消し去ったのか?「既得権益」を持った一部の人間達が、私達から奪い去ったとしか思えない。とにかく、誰もが何らかの「レッテル」を貼られたら最後、転落の道をひた走る運命の国。それが「日本」の今の姿だ。政治家の資産公開を見る度に「虫唾が走るほど悍ましく嫌悪感を覚える」のは私だけだろうか?高額の資産を抱え国を「操縦する」政治家に社会の底辺で、もがき苦しむ庶民の感情が理解できる訳がない。唯一、そうした庶民の声を国政に反映させたのは「田中角栄」ただ一人だ。現在の「角さんブーム」は、敏感に世相を反映していると思う。彼のような「巨人」が今この国の舵を取っていたら・・・、夢と希望の「火種」は残っていたはずだ。つまらない「揚げ足取り」に終始する今の政治では、誰も救えないし、夢も希望も持つ事は出来ない。本当に「一億総活躍社会」を標榜するならば、ありとあらゆる「見えない障壁」を取り除いてから言ってもらいたい。障害があると言うだけで「不採用通知」しか貰えない現実を見据えてから言えよ!!安倍・塩崎!!

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