limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
たまに、写真も掲載中。本日、天気晴朗ナレドモ波高シ

ミスターDB ③

2017年11月23日 11時30分41秒 | 日記
「心頭を滅却すれば、暑さ寒さなど感じない」この論理で全てを解決する事は無理だ。夏は蒸し風呂、冬は冷凍庫の様なスペースで仕事をするならば、何らかの「対策」はあって然るべきなのだが、DBは何処吹く風で何も手立てを講じなかった。自身は扇風機やヒーターを用意してぬくぬくとしていたが、部下には何も認めない。あまりの寒さに「膝掛け」を用意して行くと「俺の顔を潰すつもりか!」と言い放ちゴミ箱へ放り込み、薄手のワイシャツを着て行けば「だらし無い格好をするとは何事か!」とこき下ろす。年間を通して常に「風邪やインフルエンザ」と戦って行かなければならない上に、慢性的な「脱水症状」にも立ち向かう必要性がある環境の中での勤務は、過酷と言うより「拷問」であった。他人の倍の業務に従事し、早朝から深夜まで働き詰め。土日も「自主出勤」しなくては、業務に支障が及ぶのである。わずかでも遅延を起こせば「気合と根性の欠如だ!」となじられて、公然と批判を浴びせかけ見境なく怒鳴り続けるのだから「人権」など無いに等しかった。風邪を引いてもマスクすらNG。通院して遅刻すれば「休憩や食事時間」も没収。ただただ「機械の様に働き続ける」事が「正しい会社人生」だと思い込んで、部下を使い倒す。DBは「絶対君主」であり「何をもってしても正しい」神格化された「悪魔」であった。実は、DBには「俺もなりたい」と言う先例があった。Kと言う人物で、事業部内では「専制独裁者」と言わしめられていた鼻摘まみモノだったのだが、その権勢は余人の追随を寄せ付けないほどであった。DBは何かに付けて「次は自分がああなって見せる!」と公言してはばからなかった。その為には、自分の指導力や統率力は「絶対以上」でなくてはならさい。「落伍者すら正した」と言う「金看板」をも引っ提げなくては「専制独裁者」とはなれないと思い込んでいた。故に、私の様な「異端児、半端者」は徹底して「指導矯正」するのが「正当」だと考えて、強力な圧力をかける手にでたのである。日に日に強まるDBの圧力。過酷さを増す勤務状況。遂に私の身体は悲鳴を上げた。原因不明の嘔吐と激しい頭痛。「うつ病」に繋がる異変が始まったのだ。