A cat on the Quilt

猫とキルトとテニス好き。日々思ったこと、感じたことを綴っています。

「蛇のひと」観たよ

2010-03-14 | テレビ映画ネタ
WOWOWドラマ・・・いつも面白いのはわかっているけど、見始めるときは、大して期待もしていなかったりする。

だから、夕方の4時あたりから観賞開始し、途中止められなくなりながらもヌンに散歩の催促されて、中断・・・なんてことになる。

蛇のひと・・・内容は・・・

 部長が自殺した日、課長が失踪した…。
課長が何か真相を知っているのかもしれないと、会社の命令で部下であった主人公は、彼を探し始める。しかし、過去が明らかになっていくにつれ、よく知っていたはずの課長の人物像が分からなくなり「一人の人間」という迷宮に迷い込んでいくのだ…。
 第2回WOWOWシナリオ大賞を受賞した本作品は、謎解きや加速度の増すエピソードの重ね方、セリフの巧さなどが評価され、満場一致という選考委員の圧倒的な支持を得て大賞を受賞しました。その完全オリジナル脚本に、超豪華キャスト・スタッフが集結!

永作博美の、年齢の割に若いんだか、落ち着いてるんだか分からない、不思議な感じが良かったなぁ。

終わりに近くなって、ぞーーーーっとしてくるのだが、それも彼女のキャラがふんわりと受け止めて良い効果が出ていたのでは?

「私が見張ってますよ。 ずーーーーっと、見張ってます」

と言う、三辺(永作)に対し泣きそうな顔を見せる今西(西島秀俊)の顔が、一瞬なんだが気持ちを表していて心に残りましたね。

実は私が一番気に入ったのは、エンドクレジットの映像。

何気ない夜の町を口笛を吹きながら 永作博美が歩いていくんですが・・・

照明でくっきりと浮かび上がる、学校のグラウンドの部活風景や、高速道路の立体交差の黄色みがかった(でもくっきりとした)景色が、本当にきれいで印象的でした。

何度もこのエンドクレジットだけでも見たいほどだったわ

勿論「シナリオ大賞」を獲った、見応えのあるドラマでした

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