夕飯作りながら、なにげにテレビを観ていたら、面白い番組が始まった。
BBC制作の「back to the 70's」
イギリスに住む一家が、70年代の生活を経験するんです。
子供達は快適な自分の部屋で、ネットやゲームが出来る環境。
親も勿論最先端の電化製品に囲まれ、仕事と家事を両立している。
住んでる家を完全に70年代に造り替え、ファッションは勿論、部屋の構造、当時の政治的背景も十分体験していただくって面白そうでしょう?
部屋のインテリアも70年代風。
色が鮮やかでサイケデリック。
かえって新鮮で目新しかったかも。
子供達には大受けでした。
で、一日で1年が経過する仕組み。
セントラルヒーティングも無い、電子レンジも冷凍庫も携帯電話なんてかけらも存在しない。
父親は69年式の車に乗る。
パワーステアリング、驚いたことにサイドミラーさえなかった。
母親は仕事を休んで、一日中台所に立って、家事に追われていた。
ああ、こんなに大変だったんだぁ。
昔は専業主婦じゃないとこなせないほど、家事があったのねぇ。
冷凍庫が無いし(勿論冷凍食品自体がまだないんだろうけどね)冷蔵庫も小さいので、買い物は頻繁に行かなくてはいけない。
意外に良い面も。
部屋が寒いし、ゲーム機も無いから子供がリビングに居る時間が長くなるのよね。
で、一緒にテレビを(勿論白黒の当時の映像)観たり、カードゲームをしたり。
70年代も半ばになると、レコードプレイヤーにカセットテープがつくとか、冷凍庫が一般家庭にも普及してきたり。
観ていて面白かったですね。
70年代は中学、高校の頃でして「あれーーーこんなもんだったっけ?」な感想。
この家族は結構楽しんでいたように思いました。
一時的だから、良かったのかも。
ちょっとタイムトラベルした気分かもね。
日本でもNHKあたりが企画としてやらないかなぁ
しかし、この企画古い完動品の電化製品探すのが大変そうでした
レコードプレイヤー「ソニー」だった。
高度成長期、日本も上り坂の頃です・・・しみじみ