A cat on the Quilt

猫とキルトとテニス好き。日々思ったこと、感じたことを綴っています。

母のミシン

2011-11-03 | テレビ映画ネタ
朝ドラの「カーネーション」楽しみに観ています。

ドラマにいろんな(多分2種類)のミシンが出てきますね。

実は「パッチ屋のミシン」と同じミシンを昔、母が使っていた・・・と思う。

1、糸立ての部分がコの字型になっていること。

2、膝近くの、このバーが付いていること


これは、返し縫いを自動でするため?だったか?と思い、姉に聞いてみたところ「多分抑え金を落とす為」じゃなかったか?でした。

使い方は、右の膝で、右側に押せば作動しました。

学校の家庭科室にも10台ほどミシンが有りました(2~3台は電動ミシン)

電動なんて魅力なく、足踏みミシンを好んで使っていましたね。

ちょうど、糸子さんのお父さんが買ってきたミシンと同じように、派手な装飾が付いた、糸調子が側面に付いたタイプでした・・・(よう覚えてるわぁ)




それに比べて母のミシンは装飾も無く、堅牢で、いかにも職人のミシンって感じでしたね。




母は当時「洋装店」を営んでいまして、プロでした。

だからこそ、電動が欲しかったのか、高校生の頃はこのミシンを電動に改造してしまいました。

面倒なベルトの交換も必要なくなりましたが、母も洋裁の仕事をしなくなっていきました。

いわゆるプレタポルテの時代になり、オーダーで服を作る人が減った訳です