佐京さん作「鹿角ペンダント・楕円タイプ・麻紐仕様」
縄文晩期の亀ヶ岡文化圏から出土した線刻岩版をモデルにしているが、左京作品の文様はもっと複雑で精緻。
土器でも連続模様は、施文しているうちになにがなんだかわからなくなって頭を抱えるものだが、堅いものへの線刻だともっとむつかしい。
ましてやオリジナルデザイン作品だと、決まったカタチの中に文様を整えるのは簡単ではない。
麻紐も同じ素材で自在ストッパーが付いていて、好みの位置で長さが決められるとあっては、ホンモノの縄文人でも欲しがるに違いない。
歴史年表は横向きや、古い時代から上から下に描かれたりことが多いが、私は地層と同じく古い時代の上に後の時代を積み上げた縦向きで捉えている。
だから時代が弥生だろうが古墳だろうが、そして現代であろうが縄文文化は伏流水のように流れ続けていると考える。
すなわち「基層文化」という考え方である。
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各地に縄文から湧き出る泉がある・・・佐京夫妻は間違いなく縄文ウオーターを飲んだ仲間、青森の縄文人(見習い)。
手先の器用さだけでは語れない、縄文の水の美味さに魅入られた現代人だけが作ることができるアクセサリー。
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