「新潟生まれ新潟育ち」を強調した与党候補の広告を見るたびに、新潟の限界集落で一生懸命に農業をしている移住者の友人夫婦たちのことを思う。
他県生まれの他県育ちの移住者だって新潟で税金を払い、泥にまみれ汗水流して地元民と上手に交流しながら懸命に生きている。
新天地に移住するバイタリティとスキルを持つ得難い人々が、移住先に新潟を選んで農業をしてくれている。
ありがたいではないか。
「新潟生まれ新潟育ち」をキャッチコピーにした方に悪意はないとは思うが、移住者や転勤族には面白くないだろう。
与党候補は「忖度発言」で要職を辞任したばかりの二世議員だから、出自を強調して対立候補の有意に立つ差別化作戦であればあまりにも情けない。
組織票の結束を高める意図なのだろうが、移住者や転勤族の方への「忖度」が足りないのではないかな?ソンタック君。
立場によってはヘイトキャンペーンと受け取られ兼ねないよね?
生まれや育ちがどこだって新潟県民であり、立候補者、そして有権者。
外国人労働者を受け入れないと将来はない日本の社会。
生まれや育ちどころか、文化や民族だって均質化に拘っている事態ではないのだ。
小学生のときに
北海道から転校してきた子です。
おとなしくて、
遠慮がちな子でした。
そのうち、友達も増え
日々楽しく過ごしました。
新しい場所での生活のストレスを
よく覚えているはずです。
さくらさんの活躍、
どうぞ応援してください。
幼馴染より。
与党からは典型的な落下傘候補と嫌味を言われていましたが、女性票やリベラル層、忖度政治にウンザリした人々の票を集めて当選しました。
今晩のNHKローカルに出ていましたが、彼女が「戦闘服」と称する桜色の上着と黒く汚れたスニーカーをそのまま履いていて、奮闘を物語っていました。
今後は政策と実行力が問われますが、頑張って欲しいものです。