縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

アユの甘い匂いは母親の汗の匂い・・・矢口高雄さんを偲ぶ

2020年11月26日 08時23分27秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画
矢口高雄さんが亡くなったそう。
「釣りキチ三平」「マタギ」もいいが、最も好きなのが、自伝的漫画の「蛍雪時代」と「おらが村」
昭和30年前後の豪雪地帯に生きる人々の暮らし、家族模様が余すところなく描写されていて、民俗資料としても貴重。
少年時代の思い出をつづったエッセイ「ボクの学校は山と川」もよく、後に国語の教科書にイラスト入りで載ることになった。
 
アユの匂いはスイカの甘い匂いに似ているというけれど、それは真夏の農作業から帰った母親に「おっかぁ~!」と飛びついて抱かれた時の汗の甘い匂いと同じで、アユ釣りをするたびに、母親の胸の柔らかさを思い出すそうだ。
 
久しぶりに読みますよ~。