縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

個展の前夜

2020年11月17日 16時07分07秒 | ぬなかわヒスイ工房

個展の前日に新幹線で上京

ホンジツ ドンテン ナレド ナミ ヒクシ ニイタカヤマノボレ ヒトヒトヒトヒト(11月11日)・・・決戦を前にいささか緊張して、日本海海戦の電文をなぞるわたくしは昭和の男( ´艸`)

夜遅くまで作品群のデイスプレイをしたが、備品のパーテーションに布地をかけて石笛首飾りを飾ったら、プロデューサーの天川彩さんが備品のトルソーに布を巻き付けて飾るアイデアを閃いた。やってみたら大正解で「これ、ヌナカワ姫でしょ!」と一同が納得。

突如と会場に降臨したヌナカワ姫は個展を見守っているかのようだったし、記念撮影の場所として大人気だった。私と一緒に記念撮影を!という方も多く、そんな時は私では役不足だからヌナカワ姫を挟んで撮影(笑)

準備の時は、近所にアトリエのある舞台衣装デザイナーのクウちゃんが手伝いに来てくれて大助かり。彼女のアトリエはさながら梁山泊のようにクリエーターやダンサーがやってくるサロン状態になっていて、田舎では逢えないような人々とも知遇を得ることができた。

私と天川さんはモノを売りさえすればいいとは考えておらず、モノの文化的背景を発信する点で共通しているから、全8枚の「ヒトと翡翠の物語」をパネル展示した。このパネルは作品作りに疲れ切りながらも夜な夜な2週間かかって推敲した甲斐があって、来場者から「これ自分で作ったの?博物館みたい!」と驚きの声があがっておりましたぞ。

明けて11月12日、準備が整った開場の開演前に関係者が次々とやってきて内覧会。

会場は谷中よみせ通り商店街にあるギャラリー「天's CAFE」・・・昔ながらの商店街にアトリエやギャラリーが点在する谷中は実に面白い街。

右が大麻チョーカーの作者のみやざわあかねさん、左がイラストレーターのみやれいこさん。今回の個展がきっかけで天川さんとも繋がりができて友達の輪が広がっていった。

結果は千客万来の満員御礼が続き、最盛期は入場制限をしたくらい。

友人や先輩、後輩、恩師、ぬなかわヒスイ工房のお客さん、東京糸魚川会の方々が来場されて、ご祝儀やお菓子などのお供物(笑)が雨あられと降り注ぎ、ひとりひとりに満足なご挨拶もできず申し訳ない限り。

もしかしたら長崎や中国などからもお呼びがかかるかも・・・。

急展開に目が眩みそうだが、私は余計なことは考えずに目の前の仕事に邁進するだけですな。