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縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

世紀の大発見!糸魚川ヒスイがシルクロードで運ばれた?

2015年05月08日 23時26分55秒 | ぬなかわヒスイ工房

ニュース速報(共同通信社)

「日本人バックパッカーの山田修さんが、ヒマラヤ山中のチベット寺院の経典蔵で、中世に作られたと思われる糸魚川ヒスイ製の石笛を発見して持ち帰りました。山田さんは、標高4500mの雪深い中を凍死寸前に寺院に辿り着き、僧侶達から手厚い看護を受けて命拾いをしたそうですが、看病をして貰っていた経典蔵で、偶然にもヒスイ製の石笛を見付けて黙って日本まで持ち帰ったそうです。山田さんによると盗品ではなく借りてきただけだとの事ですが、仏罰の為か下痢が止まらず、下痢が治ったら返しにいきます!と毎日オム・マニ・ベメ・フムと唱えて泣いているそうです。なお学識者によりますと、山田さんの行動には疑問が残るものの、中世に糸魚川ヒスイがシルクロードで交易されていたという、これまでの学説を覆す世紀の大発見になるとコメントされています。」

 

本気にしてはいけない。

こんな冗談を考えながら作った石笛がこれ!

数百年の時を経て糸魚川に還ってきたチベット密教の法具!!・・・をイメージして作った(笑)

聖音オウムの梵字(サンスクリット語)を赤漆で彩色したら、暗闇で光を通すと浅黄の夜空に真紅のオウムが浮かび上がった!

プロが選ぶぬなかわヒスイ工房の石笛であるから、西洋音階の曲でも吹けるほど音域が広いのは当たり前。

ぷっくらして可愛いフォルム

 

オウムとはO・U・Mの三音からなり、オは宇宙の維持神のビシュヌ、ウは破壊神のシバ、ムは創造神のブラフマンを現すとされる聖音で、音韻それ自体の意味は無い。

チベット仏教では、オム・マニ・ベメ・フム(直訳だと蓮の上に宝珠がある・意訳では真意のままに)という念仏を唱え、ヒンデウ教ではオム・ナマハ・シワイ(シバ神に帰依します)などと挨拶したりする。

日本語ではオンと発音されたり、阿吽(アウン)に変化したりもしている。

仕事にも遊び心がないと面白くないし、仕事は愉しく遊びは真剣にというのが私のスタイル。

石笛作りは仕事であり遊びでもある・・・問題はだ、この石笛を評価して買ってくれる人がいるかどうかだ(笑)

誰か買って~。