10月に予定されている縄文土器の野焼きまで待ちきれずに、乾かしてした土笛を焼いた。
モアイ揃踏み。海岸に並べてみたい感じだ。
アクセサリーとしても使えるようにペンダント仕様になっているが、演奏する時に笛を落として壊さない工夫でもある。
石笛のプロ演奏家や神職さんの顧客が多い「ぬなかわヒスイ工房」が作るから、演奏用の笛として機能するのは当然!ちゃんと音色の調整と、音階変化ができる工夫がされているのだ。
この埴輪を観る度に、「どうもスイマセン!」と額に手を当てる林家三平を想い出す。
縄文時代の土偶は、オドロオドロシイ印象を与えるが、古墳時代の埴輪は剽軽な感じのものが多い。
叫び!・・・中央の黒い土笛は、焼成の後に「炙り焼き」という炭素を吸着させた技法によるもの。縄文晩期(三千~二千五百年前)に流行る焼き方で、当時は焼成直後の熱い土器を松葉などに包んで行っていたと推定されている。
縄文時代の土偶をモデルにした土笛。
信州の土偶をモデルにした土笛。
コダマ、大魔神、アンパンマン!予想通り、友人の子供たちに見せたら「チョーダイ!チョーダイ!」と大合唱になったので、暇になったら友人宅で土笛作りの体験会をすることになった。
著作権のないキャラは、ぬなかわヒスイ工房ネットショップで売ってやろうかな。
石笛と違って造形に制限を受けないので、作っていてアイデアがゾクゾクと出てきて困っているのだ。
ぬなかわヒスイ工房では、誰もやっていない作品開発を意欲的にしているが、新しい世界が開けてくる感覚って好きだし、人の真似やパクリは面白くない。