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縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

年内最後の勾玉つくりは「縄文三兄弟」・・・北から南にそっくりさん勾玉が出土しているのだ

2023年12月29日 07時26分11秒 | ぬなかわヒスイ工房
縄文なかよし3人組から、同じ原石で遺物モデルの勾玉3個の注文品が年内最後の勾玉つくり。
縄文三兄弟の勾玉は、遺物っぽい感じをだすのに、不純物の多い緑系ヒスイをつかい、しっとりした艶消し仕上げにしてみた。
 
モデルにしたのは左と中央が青森の朝日山遺跡と上尾駮遺跡・新潟の元屋敷遺跡、北海道南部から出土した勾玉の類型で、このエリアの勾玉は見分けがつかないくらい似ている。右端がなんと遠くはなれた福岡県の高畑遺跡モデル。
中央が福岡の高畑遺跡モデルで左右が新潟・青森・北海道モデル。実物の写真だけで比較するとそうでもないが、三つともぽっちゃりカワユクつくったら、額部に1条の刻みがある胎児形のバリエーションであることが鮮明になりましたナ。勉強になりました~。
ついでながら中央左上の三角形っぽい勾玉は、阿賀野市の弥生時代の山口遺跡から類型が出土していて、縄文の遺物とは明らかにちがってプレートをつくった上でカチンとした扁平に仕上げてあり、好みの変化や技術革新があったことが伺える。
山口遺跡から出土した勾玉モデルはスクエアーな形状。ネフライトでつくった作品。
 
3,000年前に新潟・青森北部・北海道南部に共通の勾玉文化圏があったことや、北部九州にどんなルートで伝わったのか?勾玉ってなんだろう?不思議だらけ。
 
 
 
 

転んでもただは起きぬヒスイ職人・・・縄文の涙滴形勾玉の謎

2023年12月19日 07時37分57秒 | ぬなかわヒスイ工房
千歳市の「美々遺跡」出土の涙滴形の勾玉は、加工途中で割れた勾玉のリメイク品ではないか?と直感した。他に類型がない珍しいカタチだからなおさらそう思った。
こんな感想を北海道埋蔵文化財センターの先生にはなしたら、「思いもしなかったけど、ヒスイ職人さんらしい意見ですねぇ。」と怪訝な顔をしてらっしゃったが、ヒスイ加工歴30年以上の大先輩に写真をみせたら、わたしとまったく同じ意見だった。
プレートつくりをするのは、随意のカタチに加工しやすいからという他に、割れる石目を観察する目的があるのだけど、それでも途中で割れることがあり、もったいないから欠片の形状を活かした小さな勾玉につくりかえる。
この勾玉をみた時に3,000年前の先達に「やっちゃいましたねぇ、勾玉つくりアルアルですよねぇ、わたしもたまにやっちゃいますわ」と、話しかけて、わたしのリメイク品をみせたくなった。
証明しようもいないことだけど、ヒスイ職人なら同じ意見をもつことは間違いない。
昨年に美々遺跡の勾玉とそっくりな勾玉をつくったこともあり、ギャラリーに並べておいたら「これ超かわいい!」と買ってもらえた。写真を撮っておけばよかったナ。
 
転んでもただは起きぬヒスイ職人w
 
 

ヒスイ原石が勾玉に生まれ変わる・・・ドキュメント勾玉つくり

2023年12月12日 18時39分56秒 | ぬなかわヒスイ工房
青ヒスイ(入りコン沢産)の原石の状態と、勾玉になった時の色の比較デス。
微細な凸凹が平滑になると彩度があがり、模様も浮かび上がってくるのだが、天然物はヒトを介して生まれかわる。松尾芭蕉の云うところの「造化」というヤツだ。
 
ヒスイ加工は造形や研磨より以前に、原石カットの観察が肝で、この精度の良し悪しで作品の出来栄えは決まるといっても過言ではない。わたしが避けるべき石目や不純物を読み、自信をもって原石カットができるようになるまでに5年はかかった。
上の写真の原石からプレートにした状態。右の原石は割れそうな石目を曲芸的なカットをして二枚にした。石目が目視できるように傷取り研磨してある。
 
この技術を身につけたからこそ、ここ数年来は販売店さんから高額な希少原石を託されて、勾玉つくりを頼まれるようになった。
「この原石をお金にできるのはあんただけだわ」と、プロが手を出さないような小さな端材からの勾玉つくりも頼まれるが、この写真がそれだ。
二枚目の写真の右端でつくった勾玉がこれ。別物でしょ?
 
超小型の勾玉が、どれだけ小さい端材からつくられているのかを、お客さんに見せては驚かせるのが楽しみのひとつ。そんな時に声を低くして「プロですからっ」とウケをとるのだw
ヒスイ加工をしてみたい初心者は、最初にプレート状に加工された原石を買う人が多いようだが、プロを目指すなら原石の塊りから無駄なくプレートつくりできる技術は必須。
最低で原石取りとヒモ孔あけは5年やって中級者だし、造形と研磨は10年でやっと中級者なのだと実感している。初心者のころから紐孔の内部も研磨していたが、このところもっと精度がよくなる新発見があった。ヒモ孔だけでも奥深い。
 
勾玉つくりなんて簡単!なんて言わせないぞw
 
 
 
 

勾玉のサイズでデザインを変える訳・・・「ヒトとヒスイの物語」があるから

2023年12月10日 08時40分44秒 | ぬなかわヒスイ工房
ザイズに関わらず同じデザインの勾玉でつくる人は多いが、わたしはサイズなり、ヒスイなりにデザインを変える。
例えばオードリー・ヘプバーンを子供のサイズに縮めて、彼女が愛用していたジバンシイのドレスが似合うのか?子供時代のオードリーさんのカワイサもあるハズだから、ちいさな勾玉は子供の頬っぺたみたいにポッテリした印象の勾玉に仕上げるのがわたしの流儀で、そこには無自覚に物体を擬人化する志向があるように思う。
 
素材のヒスイそのものを重要視するのではなく、ヒトを介してつくられた「ヒスイでつくった勾玉」であることに重きを置くから、立体造形物としての完成度はおろそかにできないと考えているからだ。
 
ヒスイをパワーストーンというなら、そのまま持っていればいい。しかし縄文人はちがった。堅くて美しく希少なヒスイに出逢って、ヒスイそのものではなく、わざわざ大珠や勾玉に加工して、身に付けることを選んでいるではないか。素材からモノへ。
 
愛着のある天然物そのものではなく、特別な意味をもたせたであろうカタチに加工して身につけたのはナゼ?それをするのがニンゲンらしさで、そこに他者を我と同化させる一種の擬人化を感じとっている。つまりは物体の擬人化とは、我との同化志向ではないか?
 
それは石笛も同じで、天然石笛がホンモノで、人工石笛をニセモノと評価するのは、現代的な合理主義というもで、ヒトを介して産み出されたモノであることが重要なのだ。
 
こういった「ヒトとヒスイの物語」こそが大事だと思うから、「勾玉ってなんだろう?」と、自問し続けながらヒスイ加工している訳だ。
 
 
 

遥かなり弥生の勾玉・・・能面師からの学び

2023年11月30日 11時22分26秒 | ぬなかわヒスイ工房
能面師から、数ある能面の中でもシンプルな小面(こおもて)が最も難しく、「能面は小面から始まり小面に終わる」と、20代の頃に教えられたことがある。
能面がどのようにつくられているか知らない木工家に小面を注文すると、おそらくは曲面カンナや紙ヤスリで仕上げるだろうが、能面師は根気よくノミだけで平滑に仕上げる。
胡粉を塗って白塗りの小面は、のっぺりしてみえるが横から見ると微妙な凹凸の連続。写真は国立博物館の展示品。
 
カタチだけ真似するだけでは能面にならず、この膨大な手間暇をかけた集注が能面の内実を生むのではないだろうか。勾玉もまたと、平面研磨機で勾玉つくりをするわたしは歯がゆく感じている。
 
余談だが、県展で受賞したばかりの知人のアマチュア陶芸家の元に茶道愛好家が訪ねてきて、抹茶茶碗をみせたら「これではお茶にならない」と買わずに帰ったとのことで「素人のクセに!」と憤っていたが、茶道を真摯に学んだ陶芸家でないと抹茶茶碗はつくれないのだ。
なぜなら大昔の勾玉は手作業であり、わたしは電動工具をつかい、この違いは労力だけではないのだ。
 
手作業は前後の運動方向の作業であり、電動工具は回転運動の作業という違いがあり、この差がつくりだされるモノの決定的な違いとなる。
それが如実にあらわれるのが、球体をした頭部が胴部にえぐり込むような動線で鋭角に接続されている、弥生時代の北部九州の定形勾玉や丁子頭勾玉だ。
 
回転運動だと接続部が鋭角にならず、アールのついた接続部になってしまう。モドキ、なんちゃってのモノマネ・・・なんとかならんか?
時間に余裕ができた今、やわらかい滑石で勾玉つくりを研究してみようと考えている。
 
目標は回転運動の電動工具をメインにし、頭部の接続面周辺だけを前後運動の手作業を組み合わせた、現代と先史時代のハイブリット勾玉だ。
誰もやっていない、思いつかない試みにワクワクする。
 
嗚呼、遥かなり弥生の勾玉。
 
 
 

浅草の風景も人情も様変わり・・・「糸魚川翡翠展2023」

2023年11月29日 10時05分57秒 | ぬなかわヒスイ工房
「糸魚川翡翠展2023」を終えた翌日、晩メシのあとに横になったら暖房も布団もなしの床の上で9時間くらい寝てしまい、寒さで朝4時に目覚めたが、これはほとんど気絶だなw
来場者と話していると他の来場者が話に加わり、意気投合して二軒となりの「ハミングバードカフェ」でお茶したりするのは毎回のこと。知らぬ同士がヒスイ・縄文・ヌナカワ姫の話題で交流の輪を広げていくのが楽しみ。
 
浅草の昔馴染みの飲食店が軒並みに閉店して、タワーマンションなんかが建っていたりと、30年前とはずいぶんと様変わりしている。
タワーマンションの住人は町内会に入らない。それでいて三社祭の神輿を担いだり、町内イベントに参加するので、よそ者に寛容な浅草っ子も困っているらしい。
 
町内会に入らないということは町内会費や祭りの奉賛金を払わず、祭礼の準備や後片付けに参加もせずに無銭飲食をした上、神輿を担いでいることをしている自覚はないのだろうか?地元民との人間関係を無視した野暮の骨頂である。
 
部外者が神輿を担ぎたかったら、ご祝儀にビールや商品券など手土産にして町内の青年部(町内会の実行部隊)に挨拶するのは人情だと思うのだが、タワマンの住人にはこの常識が通用しないのだ。
ホッピー通りも昔は荒んだ空気が漂っていて、地元のケンカ自慢も近寄らなかったと聞く。いまや観光スポット。
 
ちなみに「異文化を楽しませてもらう部外者」との自覚をもつ気の利いた外国人もいて、地元の人に聞いて手土産をもって挨拶にきたりもする。ご祝儀をだすと神酒所に名前を張り出してもらえるのだが、それが嬉しいと写真を撮ってニコニコしているし、きちんと筋を通せば地元民からも喜んで受け入れてもらえるというもの。
 
祭礼とイベントの違いがわからない野暮な日本人が増えて、祭礼文化も崩壊しつつあるのだ。下町の風景のみならず人情もかわっていくのだろう。
話しかわるが、作務衣を日常着にしている大麻飾り師範の秋田真介さんにオススメを聞いたら、観音様の西参道の「藤衣」の品物がいいと教えてもらい購入。30年以上も前に購入した作務衣をパジャマ代わりにしてたら、生地が弱って裂けてきたのだが、日本製は高くても長持ちするナ。
 
 

友人たちが北と南から駆けつけ三本締めで大円団・・・糸魚川翡翠展2023

2023年11月27日 08時03分09秒 | ぬなかわヒスイ工房
「糸魚川翡翠展2023」の終了直前に、作家ひすいこたろう氏が北海道から、大麻飾り師範の秋田真介氏が九州から駆けつけてきてくれた。
 
女性ファンが多いひすいさんの突然の登場で会場にいたご婦人たちのテンションがあがり、サインもらえるかな?と聞かれたので「わしの舎弟分じゃけい。なんでも頼みんしゃい。わしがケツゥ持っちゃるけいのぅ」と兄貴風をふかすw
天川彩さんとスタッフの享ちゃんは力尽きて打上げに参加できなかったが、秋田さんを浅草のモンジャ焼き屋「文字家」に案内。翌日のことは考えなくていいから日付がかわるまで談論風発。
 
 
関係者ならびにご来場お求めいただいたみなさんお世話になりました~!
 
 
 

能面師はノミだけで能面をつくり、わたしは平面研磨機で曲面の勾玉をつくる・・・糸魚川翡翠展2023

2023年11月20日 22時06分37秒 | ぬなかわヒスイ工房
甲府の業者に個展に出品する作品をみせたら、勾玉のカタチとサイズがバラバラなことと、赤メノウの勾玉がバレル研磨機をつかわない手研磨ということに驚いて、マジですか?となんども手に取って仕上げを確認していた。
本日から準備のため上京。体力気力の限界でヨレヨレ。
 
一般的には量産しやすさを優先して、ある程度はカタチやサイズが規格化された勾玉が多いので、買い手はヒスイの色と値段の折り合いで選ぶことになるが、これは作り手と買い手の双方が素材のヒスイそのものに重点が置かれていることが主流になってる訳ですネ。
 
わたしは原石の雰囲気や形状を観察して、その時点で創作意欲がわいた勾玉の類型つくりを優先するので、縄文、弥生、古墳、オリジナルと多種多様な勾玉になる。ヒスイでつくった勾玉を目指している結果なのだが、傍流もいいところで大衆受けしないのが問題だw。
最初の写真は左からオリジナル、中央が弥生中期の定形勾玉、右が弥生後期の勾玉がモデルだが、この違いにすぐに気づく人は考古学者か造形作家くらいで、一般の人は同じに見えるかも知れない。
曲面加工がむつかしいメノウで勾玉をつくる場合も、曲面つくり用の凹んだ治具で加工して、バレル研磨機に放り込んでの自動研磨が一般的だから、甲府の業者さんに驚ろかれたのも無理はない。
能面はノミで打ってつくるので「打つ」という。カンナや紙ヤスリはつかわず、ひたすらノミだけで滑らかに仕上げる。
 
その点はわたしの加工も平面研磨機だけで曲面をつくっているので、能面師と同じく根気よく平らな面で曲面に仕上げていく過程こそが、勾玉のカタチをしたヒスイとヒスイでつくった勾玉の分かれ道と考えている。
まいどのことながら、商品の発送が無事おわってヘロヘロ。個展会場の展示がおわりさえすれば肩の荷がおりる。あとは気楽に来場者と会話してればいいのだ。
 
 
 

個展のご案内・・・「糸魚川翡翠展2023」

2023年11月15日 06時49分34秒 | ぬなかわヒスイ工房

今年も都内文京区で個展を開催するのでご案内

日時;2023年11月23日(木・祝)〜11月26日(日) 11時〜18時(最終日は17時まで)

会場;『根津・Hopiショップ内TEN's ギャラリー』
 
〈イベントURL〉
 
はるか縄文時代の頃より、私たちの祖先は糸魚川産の翡翠の美しさに魅了されてきました。日本各地の遺跡から出土している美しい勾玉や大珠などは、見るだけで壮大なロマンを掻き立たられます。
そんな翡翠の産地・糸魚川で生まれ育ち、現在も糸魚川で『ぬなかわヒスイ工房』を運営している山田修さんを今年もお招きして『糸魚川・翡翠展 2023』を開催いたします。山田さんはヒスイの勾玉などを作る職人さんであるのと同時に、縄文文化伝承者としても活躍されています。
今年は、糸魚川産の翡翠のほか、北海道のアオトラや赤メノウなど縄文の人々が身につけた貴重な国産天然石の勾玉なども登場します。年に一度、数日間のみの貴重な機会です。決して安価なものではありませんが、唯一無二のものに出合いたい方は是非お越しください。
プロデューサー 天川 彩
 
期間中はトークショーもあります。
売れればいいという考えではなく、古のヒスイ文化への理解とヒスイが置かれた現状を知ってもらいたいのです。
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皆様のお越しを心よりお待ちいたしております♪
 
*プロデューサーの天川さんは案内文で「縄文文化伝承者」とわたしを紹介してますが、「縄文探偵」に書き換えてちょうだいとのお願いは却下されてしまいましたw
「実はやばかった縄文の〇✕」「成功者が実践するたったひとつの習慣」「人生が楽になる魔法の言葉」とかのキャッチコピーで集客するユーチューバーや自己啓発系作家みたいで恥ずかしい( ´艸`)
 
 
 
#翡翠 #糸魚川翡翠展2023 #ぬなかわヒスイ工房 #勾玉 
 
 

槍ガンナをつかってみた・・・みて真似をして、やってみて自己修正する「看取り能力」

2023年11月13日 07時08分11秒 | ぬなかわヒスイ工房
カンナの薄削りに挑む「全国削ろう会」が糸魚川で開催されたので見学にいったら、宮大工が槍ガンナの体験会をしていた。
見様見真似で初挑戦してみたら、あっけないほどスルスルと削れて木屑がクルクルと丸まっていったので、見物人から「超うめー!」「スゲー!」と声があがってムフフ。
槍ガンナは台ガンナ以前からあった材木を平らに均す手道具。宮大工さんは薬師寺棟梁として有名な西岡常一さんの下で学んだ方であるらしい。
 
宮大工から「大工さんですか?」と聞かれたので「ヒスイ職人ですぅ。古武術ならってましたぁ」と答え、疑問点をアドバイスしてもらい、前の人が凸凹につけた刃の痕を平らに均した。
上の直径20㎜くらいのロールになるのが宮大工さんのカンナ屑で、下の半分くらいの太さがわたしのカンナ屑。この理由は材木に対して45度の角度が正しく、わたしは30度くらいの角度であるからだそう。初めての素人にしては上手だよね?w
 
宮大工から見たら上手とはいえないだろうけど、これは面白い!
削った痕をライトで照らすと細長いうろこ状になっていて、触らせてもらったら気持ちよかった。
 
プロが研いだ刃物で素性のいいヒノキ材を削るのだから、宮大工の動きを真似するだけで平らに削れて当たり前だと思うのだが、わたしの前後に挑戦した家具職人たちは四苦八苦していた。
こちらは台ガンナの薄削り「一般の部」の決勝。大勢の人に観られるので緊張するだろうねぇ。
 
たぶんだが、うまく削れない人は自意識や操作願望が邪魔をして、見たままを真似することができないのではなかろうか。武術用語の「看取り能力」というヤツ。
 
大工に火起こしを教えると一発で成功したりするのは、見て覚え、やってみて自己修正する「看取り能力」が高いからだと思う。ヒスイ加工も、何年経っても巧くならない人は観察や工夫をしないもんねぇ。