沼津工業高校サッカー部

日々の活動や結果報告を掲載します。

インターハイ2回戦

2018-04-29 20:12:55 | 日記
沼津工業 1対1 PK1対4 韮山


沼工のインターハイ初戦は残念な結果になりました。
この時期のコンディション調整の難しさは、いくら心がけても無駄はありません。しかしながら、その点で悔いの残るものになってしまいました。精一杯戦いましたが本当に残念です。

目標達成は叶いませんでした。

ブレないでやってきたつもりでしたが、甘かったのかもしれません。
本当に新人戦が悔しかったかどうかはわかりません。
一戦必勝で全てにおいて抜かりなく準備できたかどうかわかりません。

全ては試合に関わった人間しか感じることができないと思います。

ただ、勝ちきれなかった結果が物語っているように、
サッカーの神様はしっかり見ているんだなと思いました。

たくさんの応援ありがとうございました。
たくさんのサポートありがとうございました。



敗者戦は真のサバイバルです。
以前の結果など全く関係ありません。
勝ちたいと思う強さが少ないチャンスでも冷静にそして正確な技術を発揮させ
勝てると思った慢心や油断が、失点のリスクを増やし、心身の疲労を蓄積させます。

もう一度、日頃の取り組み、練習の環境を振り返る。

今日敗れた沼津工業、伊豆中央、吉原工業、御殿場南から1チームのみ県大会に出場できます。
沼工はどんな心境になるだろうか。相手はどんなメンタルで闘うだろうか。
チーム一丸となってたくさんの応援に応えていく。

5月3日(木) 敗者戦 1回戦 対 伊豆中央 12時開始 @三島二日町グランド








練習試合

2018-04-22 21:28:38 | 日記
本日は清水桜が丘高校と練習試合を行いました。
インターハイ予選リーグがない中でモチベーションやテンションを上げるのに難しい部分はありますが、成果も課題も含めて得られるものがありました。

清水桜が丘高校のみなさん、ありがとうございました。

いよいよ沼工のインターハイが始まります。
目標達成に向けて、ブレずにやってきたつもりです。

目先の勝ち負けには当然こだわりますが、それ以上に沼工のファイト溢れるサッカーを相手に対して徹底的に表現する。
どんな相手も沼工のファイティングスピリットを掻き立ててくれ、自分たちのレベルを上げてくれる。
ロボットでない人間がやることだからこそ、相手の戦術を超越する個の強い意識を持ち、マッチアップする相手に対して、試合を通して「闘う」という駆け引きをむしろ楽しむくらいのメンタリティで臨む。

サッカーは仲間、相手、審判、グランド、天気、ボールの種類など全てを味方につけることが必要。その準備を沼工はずっとやってきました。

自分たちのサッカーにかける思いの強さは相当積んできたと思います。


4月29日(日) 12時開始 @三島二日町グランド
応援よろしくお願いします。


時之栖 スプラウトカップ

2018-04-22 21:09:51 | 日記
21日22日と時之栖で1年生がスプラウトカップに参加しました。

愛工大名電高校、久御山高校 、加藤学園高校、東海大静岡翔洋高校と試合をさせていただきました。

これは沼工の先輩たちが気づいた信頼や実績で与えられた環境です。参加した選手はその重みを感じて、全力を出してくれたらいいと思います。ただなんとなくプレーしたり、集中力が途切れて動かなかったりするプレーだけはしてはいけない。

しかしながら、この場に自分の実力だと思ってピッチに立っている選手もいたようです。

この合宿を通して、自分のプレーや立ち振る舞いが自分たちで環境を整えているかよく考えて欲しいと思います。
1年生はまだ何も沼工で残していません。ただ今は与えられたことを全力で取り組もうとする事で、その環境の維持に必死になって欲しいと思います。

同じ環境がこの次もあるかと思ったら、大間違いです。
何が足りなくて、そのためには何が必要で、今何をすべきなのか。

時間は平等に与えられる。
その使い方は平等ではない。

俺よりヘタを探しているうちは、チームは強くならない。

試合をして頂いたチームのみなさん、ありがとうございました。

まだまだです。




オフを愉しめ

2018-04-16 18:11:00 | 日記
沼工サッカー部には「オフ」と「フリー」「自主トレーニング」があります。
世間は社会問題として、ブラック部活だなんだと言われていますが、多くのチームに比べて活動はけっして盛りだくさんとは言えません。また生徒は資格試験や補習などで決められた活動日を休んだり遅れてきたりします。

全部員が休まず集まる日は、他のチームよりも「圧倒的」に少ないと思います。これはこれで沼工の課題でありますが。

「オフ」は積極的に心身の休養およびリフレッシュをしようという意味で。いわゆるスイッチオフ。

「フリー」はそれぞれの取り組みによっては自主的なトレーニングや部活への取り組み、物や心身のメンテナンスをしようという意味で。
フリーは自由。そこには自分の現状から判断する責任感が必要です。
中には30分でも、いわゆるこういう時に部室や自分の道具の管理をします。

「自主トレーニング」は全体として活動しない(できない)ので、自分のテーマを持って自分で時間を決めて自分でトレーニングの質量を決めて、自分がその日成長する時間にしなさいという意味です。オフとも自由ともどこにも記入していません。自主トレーニングの日は自分を伸ばす、または自分の得意や苦手を仲間に知ってもらう最高のチャンスです。

読んで字のごとくです。

昔ではないので、1日や2日休んだくらいで体力も感覚も失うなんてことはありません。
特に精一杯のパフォーマンスを発揮したと思ったら、むしろリフレッシュも大切です。友達と遊んだり、趣味にふけったり、もちろん勉強したりなど幅を広げることが与えられた時間を有効に使うこともできるようになるでしょう。

もし中途半端なパフォーマンスだった、これでは成長できないと思ったら、この全体での「休み時間」は次の成長、変化のための助走時間になります。リフレッシュに限りません。ずっと同じことを繰り返したり、課題の克服に時間がかかる人は、おそらくこのサイクルができていないのだと思います。

今年の沼工は、「甘さ」に対して環境は与えられることはありません。どのチームも誇りと競争を持つことを求めます。
人数が多いから、たくさんのチームを出そうというのは、意識の高い、覚悟のあるチームに与えられた環境です。残念ながら今の沼工には不足している部分です。

新人戦前と大会後、3年が中心になって全員で目標を立てた。
その目標が本気かどうかを試す1年間になります。みんなで役割を果たし、一丸となって目標に向かっていけるチームになるためにサッカーを大切にする、サッカーを追求することができたら…

きっと多くの選手が行きたいチーム、入りたい学校になると思います。

先輩が学校を作らない。
今いる私たちしか、沼工サッカー部を大きく成長させることができない。

よく言う「メリハリがある」なと言われるチームや選手は、ピッチでは絶対に妥協しない。そして常に心も身体も全力を出す。そして休むときはしっかりリフレッシュする。その振り幅が大きい。

インターハイ初戦まで2週間を切りました。

期待しましょう。
誰がチームを押し上げて行くのか。何人がチームを強くさせて行くのか。
沼工サッカー部員ならその権利は全員持っています。




今日という日は誰にでも平等にやってきて、平等に去っていきます。

ようこそサッカー部へ

2018-04-14 17:10:24 | 日記
部活登録も終わり、30人の新入部員が沼工サッカー部の門をくぐりました。
入部前に、全員への覚悟を問いました。覚悟なければ受け入れないと。
そして入部して来ました。
スタートしたら過去の実績、裁量枠、一般入試は全く関係ありません。そしてもちろん、サッカー部入部はゴールではありません。むしろ中学校とは次元の違う質量となります。

サッカーが大好きなら、どれだけそのサッカーを大切にできるか。サッカーをする時間を最大限にするために、学校生活というやるべきことを徹底できるか。
伝統ある沼工サッカー部を背負うのは容易いことではありません。
でも日々の取り組みの積み重ねが、伝統を背負えるくらいの大きな人間に成長させてくれます。
後悔しないサッカー部の生活を送って欲しいと思います。


そして、
2、3年生はこの新入部員の姿を見て何を感じるでしょうか。
先輩としての偉大さを与えることができるか。
初心を忘れていないだろうか。信頼を失っていないだろうか?

サッカー部というひとつの凝縮された「社会」の中、「競争」はとっくに始まっています。
助走(サッカーを大切にする習慣)をしている人はいつでもスピードをあげることができます。
立ち止まって、抜かれやしないか後ろばかり見ている人は、並ばれた時点であっという間に追いつけない。

上級生にとって有利なのは新入部員よりも早く高校にいるという環境だけです。

人間にとって、一番のチャンスはこの環境の変化。そこで感じたこれまでとの違いこそ、自分を変えるモチベーションです。その違いに気づいて、自分を変えていくアクションを起こせるかで高校サッカーやこの1年間が決まります。

新入部員が高校サッカーの扉を叩いた。上級生がひとつ学年が上になり、背負うものが大きくなった中で多くの新入部員が入ってきた。この変化を絶対に見逃さない。

このチームにはそう言った観点から、目標達成にふさわしい情熱を持った選手がいるだろうか。未熟なら人一倍打ち込んでいるか。

与えられた時間だけ、誰にでも平等です。
チームとしてはこの機会に、上級生の奮起、行動を最も期待しています。

競争がチームを強く、たくましくするのは当たり前です。