沼津工業高校サッカー部

日々の活動や結果報告を掲載します。

オフを愉しめ

2018-04-16 18:11:00 | 日記
沼工サッカー部には「オフ」と「フリー」「自主トレーニング」があります。
世間は社会問題として、ブラック部活だなんだと言われていますが、多くのチームに比べて活動はけっして盛りだくさんとは言えません。また生徒は資格試験や補習などで決められた活動日を休んだり遅れてきたりします。

全部員が休まず集まる日は、他のチームよりも「圧倒的」に少ないと思います。これはこれで沼工の課題でありますが。

「オフ」は積極的に心身の休養およびリフレッシュをしようという意味で。いわゆるスイッチオフ。

「フリー」はそれぞれの取り組みによっては自主的なトレーニングや部活への取り組み、物や心身のメンテナンスをしようという意味で。
フリーは自由。そこには自分の現状から判断する責任感が必要です。
中には30分でも、いわゆるこういう時に部室や自分の道具の管理をします。

「自主トレーニング」は全体として活動しない(できない)ので、自分のテーマを持って自分で時間を決めて自分でトレーニングの質量を決めて、自分がその日成長する時間にしなさいという意味です。オフとも自由ともどこにも記入していません。自主トレーニングの日は自分を伸ばす、または自分の得意や苦手を仲間に知ってもらう最高のチャンスです。

読んで字のごとくです。

昔ではないので、1日や2日休んだくらいで体力も感覚も失うなんてことはありません。
特に精一杯のパフォーマンスを発揮したと思ったら、むしろリフレッシュも大切です。友達と遊んだり、趣味にふけったり、もちろん勉強したりなど幅を広げることが与えられた時間を有効に使うこともできるようになるでしょう。

もし中途半端なパフォーマンスだった、これでは成長できないと思ったら、この全体での「休み時間」は次の成長、変化のための助走時間になります。リフレッシュに限りません。ずっと同じことを繰り返したり、課題の克服に時間がかかる人は、おそらくこのサイクルができていないのだと思います。

今年の沼工は、「甘さ」に対して環境は与えられることはありません。どのチームも誇りと競争を持つことを求めます。
人数が多いから、たくさんのチームを出そうというのは、意識の高い、覚悟のあるチームに与えられた環境です。残念ながら今の沼工には不足している部分です。

新人戦前と大会後、3年が中心になって全員で目標を立てた。
その目標が本気かどうかを試す1年間になります。みんなで役割を果たし、一丸となって目標に向かっていけるチームになるためにサッカーを大切にする、サッカーを追求することができたら…

きっと多くの選手が行きたいチーム、入りたい学校になると思います。

先輩が学校を作らない。
今いる私たちしか、沼工サッカー部を大きく成長させることができない。

よく言う「メリハリがある」なと言われるチームや選手は、ピッチでは絶対に妥協しない。そして常に心も身体も全力を出す。そして休むときはしっかりリフレッシュする。その振り幅が大きい。

インターハイ初戦まで2週間を切りました。

期待しましょう。
誰がチームを押し上げて行くのか。何人がチームを強くさせて行くのか。
沼工サッカー部員ならその権利は全員持っています。




今日という日は誰にでも平等にやってきて、平等に去っていきます。