沼隈文化財研究所

「温故知新」
文化財を通して歴史を振り返ってみよう。
文化財です。歴史です。

ボランティア研修講座の参加

2020年06月24日 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
広島県立歴史民俗資料館(三次風土記の丘ミュージアム)で、
ボランティア研修の募集をしていました。

 しかも予定表では、5月から始まっていて、「あー参加はもう無理か?」と
半ば諦めていました。
そこは、持ち前?の強気な気持ちが、ムクムクと頭を持ち上げてきて、
ダメで元々と思い、先ずメールで問い合わせと、電話でもお尋ねしてみました。

 「まあーダメだろうな!」と半ば諦めていました。

 がナナンと、ボランティア研修講座の案内が届き、早速6月21日に参加し
ました。

 第3回となっていましたので、もう2回済んでいるのかと思いながら、
三次まで車を走らせて参加しました。

 参加者は、私を含め7名で、研修が始まり、午前中は、館内の展示品の解
説で始まり、午後からは、「勾玉」の制作を行いました。

 参加者は、年配の方達が多く、館内の解説でもそれぞれ詳しくて、解説担当
の若い学芸員さんもかなり困り顔で、解説を続けておられました。

 午後からの「勾玉」制作は、「勾玉」の「翡翠」変わりに「滑石」を使用し、
砥石・紙やすり・棒ヤスリ・水などを利用しての制作となります。

 一見簡単そうに見えますが、これがまた大変で、少しでも削り過ぎると、
再度形を整えるのに全体を直さなくてはなりません。
結構難しく、中々完成までには、かなり紆余曲折してしまいました。
思ったようには出来ず、不満ながら何とか途中で終えました。

 これを古代人は、今の様に道具が無いのにどの様に作り上げたのか?
大変興味深く考えてしまいました。

 “どの様に作り上げたのか?”
その思いが頭の中をグルグルと今だに巡っています。

 今回の研修は、コロナウイルスの関係で、開催を見合わせていたそうです。
 それで今回参加出来た要因だそうでした。

[館内案内]

カキの化石


縄文土器


縄文土器


縄文時代


弥生土器


弥生土器


弥生の祭器


弥生土器


弥生土器


弥生の特殊器台


弥生の分銅土製品


弥生の平型銅剣


古墳時代の銅製品


古墳時代の鏡(内行花文鏡)


勾玉作成目標


使用材料


この様な形になりました



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