NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

第10回企業&NPO協働アイデアコンテスト 最終選考会

2015年11月24日 | 日記
11月19日(木)に名古屋で第10回企業&NPO協働アイデアコンテストの最終選考会がありました。

書類審査を通過した5団体が最終選考会に挑みました。
私たちは、子どもと医療をやさしさでつなぐためのツールの開発のアイデアを
名古屋ブロックのHPSと協力して、応募しました。
そのほかには、永続的な高齢者支援や森林の問題解決と次世代に残す環境づくり、
バイオマス利活用促進、ユニバーサルデザインによる岐阜県内の観光地づくりのアイデアで、
プレゼンテーションが行われました。

その結果、最優秀賞をいただくことができました

これも病気や障がいのある子どもと家族、
そして子どもと家族を支えるHPSのみなさまのおかげです。

また、パートナーシップサポートセンターのスタッフの方々、
審査員の方々にも、お世話になり、ありがとうございました。

申請書作成から当日の発表まで協力してくださった名古屋ブロックのたなせさん、
本当にありがとうございました。


しかし、受賞はゴールではありません。
子どもが医療を理解して、つらい治療にのぞめるよう、
子どもたちの協力も得ながら、必ずツールを完成させます
企業の方々、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

完成までの様子は、ブログでも紹介させていただきます


のぶちん


養成週末講座の様子②

2015年11月24日 | 日記
8名の受講生は10月に病院実習を終え、約2ヶ月ぶりとなる講義を11月21日(土)、22日(日)に受講しました。


21日は、『子どもにやさしい医療をめざして-子どもの気持ちや思いに気づく-』をテーマに、
医療の現場で、子どもが受ける・感じる様々な気持ちを実際にロールプレイをして
学びました。
ロールプレイを通して、子どもが受ける事を私達大人はどう感じたか、どんな気持ちになったか、
気づきを促し、では、これからどのような対応や関わり方を行えばよいかを考えました。
受講生は、この「気づき」を大切にして、子どもの気持ちに寄り添うことを
少しずつ今できることから始めていってほしいと思います。

 

講師の後藤先生の手作りのプレパレーションツール、ビンゴやモノポリーなど
子どもの気持ちになって遊びました。

    


22日は、『追加的ニーズのある子どもの遊びを考える』をテーマに、
子どもにとっての遊びや発達特性と遊び、障がい特性と遊びについて学びました。
また、発達評価の方法と遊びの関連性についても学びました。
評価というと、どうしてもできる・できないにとらわれてしまいがちですが、
評価は、あくまでも子どもを知る手がかりにすぎないのです。




講義を通じて得た知識をもとに、グループで障がいのある子どもへのプレイ・プログラムを立てて、紹介しました。

  

   


次回の講義は12月です。
課題が出ていますので、受講生は次回の講義までにそれぞれ課題に取り組みます。