NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

【開催案内】ホスピタル・プレイ講座@福井

2017年09月28日 | 日記
11月12日(日)に福井で3回目となるホスピタル・プレイ講座を開催いたします。

病気や障がいのある子どもたちこそ、なぜ遊びが必要なのかを考え、
子どもが治療に立ち向かうためのプレイ・プレパレーションや
恐怖心や恐怖感、痛みを軽減するディストラクション・セラピーなど
ホスピタル・プレイによる具体的な支援方法についての講座とワークショップです。

小児医療、児童福祉の分野で働く方や関連領域を学ぶ学生のみなさん、
病気や障がいのある子どもへの遊び支援に興味や関心のある一般市民の方、
ご参加お待ちしています。


-ホスピタル・プレイ講座 in 福井―

  :日 時: 2017年11月12日(日)10:00~16:00
  :場 所: 福井県立大学 永平寺キャンパス 中講義室
        〒910-1195 福井県永平寺町松岡兼定島4-1-1
  :受講料: 2,000円


詳細は案内チラシ 

お申込はこちら 

みなさまのご参加、お待ちしています

【報告】ホスピタル・プレイによる在宅支援システム構築(2)第1回委員会開催

2017年09月27日 | 日記
すでにブログ内でもお知らせしていますが、
当法人では昨年度からタケダ・ウェルビーイング・プログラム
【長期療養の子どもたちに”生きる力”を】の助成を受けて
ホスピタル・プレイによる在宅支援システムの構築に取り組んでいます。
今年度で2年目となります。

高度な医療的ケアを必要とする子どもたちが、入院から在宅へと移行されている中で
医療的ケアや介護に加え、子どもの遊ぶ権利を保障し、家族の負担感を減らし、
子どもと家族の関係性をよりよくするための専門的遊び支援(ホスピタル・プレイ)による
在宅支援システムを構築することを目的としています。

ご報告が遅くなりましたが、ワーキングメンバーによる第1回委員会を7月31日(月)に開催しました。

第1回委員会では、1月21日(土)継続助成と今年度の計画について確認し、
在宅支援の進捗状況の報告とスーパーバイズ、
報告書の書式について活発な話し合いが行なわれました。


当日の資料はこちらからご覧いただけます。

■ 議題

□ 今後のスケジュール(最新版)

■ 議事録


次回は10月2日(月)開催予定です。
9月2日(土)に開催されたタケダ・ウェルビーイング・プログラムの支援を
受けて活動する団体の中間交流会の様子も報告する予定です。

【開催報告】テリー先生から学ぶアドラー派プレイセラピー

2017年09月25日 | 日記
一般の方向けに9/23(土)、HPS向けに9/24(日)にテリー先生から学ぶアドラー派プレイセラピーを開催しました。

9/23(土)には看護師、病棟保育士、臨床心理士、学校の先生、高校生や小児看護、療育に関わる方など37名、
9/24(日)には47名のHPSの参加がありました。

テリー先生の実践と研究をもとに大切な4つのCとそれを育む方法、
なぜ子どもとのパートナーシップが大切なのか、
トラウマにさらされた子どもたちへが安心安全を作り出すための遊び、
そして援助者として自らの弱みに目をむけ認めることではじめて
自らの強みが見えてくることを体験的に学ぶ講座となりました。

座学だけではなく、体験的に学ぶことで、身体で感覚的に覚え、意識することができます。

  
  

参加したみなさまにとって、貴重な学びの機会となりましたら、幸いです。

テリー先生は9/27に帰国されますが、
滞在中にインタビューしましたので、その様子は10月発行予定のニュースレターでお知らせします。



【報告】関東ブロック 9月定例会

2017年09月21日 | 日記
9月9日(土)、都立小児総合医療センターで関東ブロックの定例会が行われました。
参加者は12名。

今回は、鹿児島で開かれたSMAの会に参加したメンバーからの報告と、この1年間の各自の活動・事例報告でした。
この日に参加できなかったメンバーからも報告が届いていました。
関東ブロックには、子どもの医療機関に勤めている人だけでなく、
保育園や施設、学校、教育の場などに勤めているメンバーもいます。
それぞれが自分の居る場所で、学んだことをどのように活かしているのか。
子どもに届けられているのか。
目に見える形となっている人、少しずつ周りと協働し始めた人、
今の状況をもどかしく感じている人など色々ですが、
皆それぞれ前を向き半歩、一歩と歩みを進めた1年であったことが伝わってくる報告会でした。


関東ブロック ブログ担当 くっちー

【週末講座】テリー先生の講義が終了しました

2017年09月19日 | 日記
テリー・コットマン博士が、HPS週末講座の11名に9/18と9/19の2日間にわたり講義をしてくださいました。

テリー先生は、アドラー派プレイセラピーを確立したとても高名な先生で、
自分の欠点をさらけ出し、自分の強みを見せ、そして広く寛容な心で一生懸命に教えてくれる、とても楽しい先生です。
気取らない、自分らしくいることの大切さに気付いた受講生は、
わずか2日間でしたが、みんなテリー先生が大好きになりました。

この2日間で、概念をもって遊びを支援に用いることを受講生は理解したと思います。
また援助者としての自分自身を見つめなおす時間にもなったと思います。

踊って、笑って、遊んで、そして泣いて・・・。
そんな豊かな2日間をテリー先生のおかげで、過ごすことが出来ました。



受講生のみなさん、テリーがおっしゃった言葉
「あなたたちには、病気の子どもたちが感じている、体と心の痛みを軽減する力がある」
を忘れないで、自分らしく前進しましょう。


まっちゃん