NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

養成週末講座の様子②

2015年11月24日 | 日記
8名の受講生は10月に病院実習を終え、約2ヶ月ぶりとなる講義を11月21日(土)、22日(日)に受講しました。


21日は、『子どもにやさしい医療をめざして-子どもの気持ちや思いに気づく-』をテーマに、
医療の現場で、子どもが受ける・感じる様々な気持ちを実際にロールプレイをして
学びました。
ロールプレイを通して、子どもが受ける事を私達大人はどう感じたか、どんな気持ちになったか、
気づきを促し、では、これからどのような対応や関わり方を行えばよいかを考えました。
受講生は、この「気づき」を大切にして、子どもの気持ちに寄り添うことを
少しずつ今できることから始めていってほしいと思います。

 

講師の後藤先生の手作りのプレパレーションツール、ビンゴやモノポリーなど
子どもの気持ちになって遊びました。

    


22日は、『追加的ニーズのある子どもの遊びを考える』をテーマに、
子どもにとっての遊びや発達特性と遊び、障がい特性と遊びについて学びました。
また、発達評価の方法と遊びの関連性についても学びました。
評価というと、どうしてもできる・できないにとらわれてしまいがちですが、
評価は、あくまでも子どもを知る手がかりにすぎないのです。




講義を通じて得た知識をもとに、グループで障がいのある子どもへのプレイ・プログラムを立てて、紹介しました。

  

   


次回の講義は12月です。
課題が出ていますので、受講生は次回の講義までにそれぞれ課題に取り組みます。


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