NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

【講座案内】テリー先生に学ぶアドラー派プレイセラピー(一般向け)

2017年07月27日 | 日記
9月23日(土)、アドラー派プレイセラピーを確立した
テリー先生による講座を開催致します。
この貴重な機会を、ぜひお見逃しなく


~すべての子どもたちが 生き生きと成長できる 関係づくりを目指して~
「テリー先生から学ぶアドラー派プレイセラピー」
子どもとパートナーシップを結ぶ方法を体験的に学ぼう

 :日 時: 2017年9月23日(土)
 :場 所: 静岡県立大学短期大学部
 :受講料: 8,000円

案内チラシ https://drive.google.com/file/d/0BykBV6_qfi2Xc0gwQUNFQ3NaN00/view?usp=sharing
お申込はこちら https://goo.gl/forms/oiC4wTacNIvgSVWU2

【報告】関東ブロック7月定例会

2017年07月21日 | 日記
7月8日(土)、都立小児総合医療センターで関東ブロックの定例会が行われました。
参加者は、9名。

今回は、7月1日(土)に静岡短大で行われたホスピタル・プレイ協会の総会の報告と
7月28日(金)に文科省情報ひろばラウンジで開かれる「子どものためのホスピタル・プレイワークショップ」の準備をしました。

「子どものためのホスピタル・プレイワークショップ」には、
どのような子ども達が参加してくれるのか?
定期的に病院に通っているけれど病院が嫌い・怖いと思っている子、
入院経験のある子、予防接種や健診で嫌な思いをしたことがある子、
歯科・耳鼻科を怖いと感じている子などを主に思い浮かべながら、
どう子ども達と医療を遊びで支援し、つなげていくか?どんな遊びがいいか?
話し合った後、試作・遊んでもみました。
中でも3月に修了されたばかりの12クールのメンバーが積極的に意見を出してくれました。

7月28日(金)のワークショップ当日は、展示や2~3つの遊びを体験してもらい、
作って持ち帰れる物も用意しています。
参加してくれる子ども達が次に医療と関わる時に力になってくれるよう願いながら準備を進めています。

チラシはこちらからご覧ください。


関東ブロックブログ担当 くっちー

【報告】関東ブロック6月定例会

2017年07月11日 | 日記
6月25日(日)、都立小児総合医療センターで関東ブロックの定例会が行われました。
参加者は、17名。
今回は、都立小児の土屋さんからの事例発表と
先月に引き続きアナログゲーム療育アドバイザーの松本太一さんをお招きして
「アナログゲーム療育講座~学童編~」を受けました。

土屋さんの発表は、思春期の子どもたちの遊び、遊ぶスペース・環境づくり、
HPSの関わりなどについてでした。
参加者のほとんどが、プレイルームがあっても環境や
関りが幼児や小学校低学年向けになりがちな面は、課題と感じていました。

アナログゲーム療育講座~学童編~は、今回も実際にゲームで遊びながら
認知能力の発達と社会的関係性の発達を促す理論を教えて頂きました。
ゲームで真剣に遊ぶので、各テーブルで笑い声や歓声、しょげる声が上がっていました。
この日、私たちが体験したゲームは「ファイア・ドラゴン」「ヒットマンガ」
「ゴーストブラスター」「進め!海賊さん」でした。



またカードゲームのカードを手で扇状に保持することが難しい時のアイテムとして
「おにぎりカードフォルダー」も紹介して頂きました。


関東ブロック ブログ担当 くっちー

【開催報告】7/1 ICT救助隊with HPS Japan~参加家族の感想~

2017年07月07日 | 日記
7月1日、静岡で、NPO法人ICTお助け隊を招いてワークショップを開催しました。
参加くださった皆さん、ありがとうございました。
参加者の中には、我々HPSが在宅で支援しているお子さん(T君)のお父さんが
参加していました。
お昼から、Tくんも車いすで参加してくれました。


Tくんは、ポジションで反応するPCに向かい、風船を目で追って破裂させるゲーム
で熱心に遊んでいました。
その姿を見ていたお母さんから、感想が送られてきたので、皆さんに紹介したい
と思います。

          
                     
昨日はありがとうございました。貴重な経験をさせていただきました。
風船は本当に、この3年間で1番嬉しい出来事でした。自分でしっかり見て、中に
Tがいる…というか、表現が難しいのですが…
寝たきりになってから、Tは居るけど居ないような変な感覚だったのですが、
ゲームをするTを見て、私の息子はまだここにしっかり生きて居るんだ!と、
確信が持てたというか。
まとまらない表現ですみません💦
とにかく嬉しかったです😭

          


お母さんは前日、眼科でT君はほとんど見えていないと言われ、びっくりして帰っ
てきたところでした。
なので、一生懸命目で風船を追うTくんの姿に喜びを覚えたのでしょう。
またTくんが好きな青色の風船ばかりを追ったそうで、これもまたTくんの存在を
しっかりと感じ取れる経験だったのでしょう。
ちなみに、私はTくんとかかわっていて、一度もTくんの視力が弱っていると感じ
たことはありません。

我々の役割は「つなぐこと」
つなぐということばの重要性を改めて感じています。
遊びを通して、私は子どもとつながりました。
遊びを通して、子どもたちは家族とつながることが出来ます。
ICTも「つなぐこと」に大いに活用していきたいものです。


まっちゃん

【お詫び】9/2(土)ホスピタル・プレイ講座 福岡会場について

2017年07月05日 | 日記
9/2(土)に福岡にて開催を予定しておりましたホスピタル・プレイ講座につきまして、
助成元の団体が開催する助成団体交流会と重なったため、
誠に心苦しいのですが、中止とさせていただきます。

昨年度は熊本にてホスピタル・プレイ講座を開催し、
九州での開催が2回目となる今年度は福岡での開催を私たちも楽しみにしておりました。

参加を検討されていた方には大変申し訳ございません。

9/2(土)でなくてもいいから開催してほしい!という方がいらっしゃいましたら、
お手数をおかけし恐れ入りますが、こちらのお問合せフォームから
ご要望をご遠慮なくご連絡ください。
10名程のみなさまからご連絡いただきましたら
日程調整し、福岡での開催を調整いたします。

【開催報告】7/1 ICT救助隊 with HPS Japan病児・障がい児コミュニケーション講座

2017年07月03日 | 日記
去る7/1(土)ICT救助隊 with HPS Japan病児・障がい児コミュニケーション講座を開催しました。
ICT救助隊のみなさんとはSMA(脊髄性筋萎縮症)家族の会との
スイッチ相談体験&ホスピタルプレイワークショップで3年前から毎年コラボレーションしていたのをきっかけに
講師にお招きし、コミュニケーション講座を開催しました。
HPSのほか、家族や特別支援学校の先生、療育施設のスタッフのみなさんが参加されました。

当日は透明文字盤や視線入力やレッツチャット、伝の心などの操作体験からオリジナルスイッチ製作まで行ないました。
透明文字盤では伝える側、受け取る側の両方を体験し、視線で伝える難しさを実感しました。
そして、相手の言いたいことが予測できても視線での話も最後まで聞くことが必要だそうです。
  

おもちゃや支援機器の操作のためのスイッチ紹介のなかで、熱帯魚のチューブやダイビングのウエア生地、
シリンジの一部を工夫して使っていると聞き、参加者からは感嘆の声が


iPadのアプリ紹介を聞きながら検索、インストールする参加者が続出(私もその1人)。

視線入力のブースでは、スペシャルゲストのくんのデモンストレーション
数日前の眼科検査で視力はほぼないという結果だったそうですが、
青と緑の風船を狙って打っていたので、お母さんも「見えていますよね~」と笑っていらっしゃいました。

くんはスイッチの使い方も教えてくれました。

スイッチ製作では参加者それぞれが子どもたちのことを思い浮かべながら大きさやスイッチの場所を決めていました。

完成したスイッチが通電したときの歓声や拍手も聞こえました。

コミュニケーション機器もホスピタル・プレイも、機器やツールがあればそれだけでいいのではなく、
子どもと私たちがどうつながるのかが大切なんです。

ICT救助隊の今井さん、仁科さん、アシスタントのみなさん、楽しく学べる講座をありがとうございました!
9/3(日)の鹿児島県姶良市で開催予定のスイッチ相談体験&ホスピタル・プレイ・ワークショップでは
ICTとHPSのコラボで遊びのブースを出展します。
お近くの方、お近くでない方もぜひご参加ください

ご参加のみなさん、スペシャルゲストのくん、ありがとうございました。
またのご参加をお待ちしています。


のぶちん