NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

【報告】ホスピタル・プレイによる在宅支援システムの構築(2)第2回委員会開催

2017年11月30日 | 日記
すでにブログ内でもお知らせしていますが、
当法人では昨年度からタケダ・ウェルビーイング・プログラム
【長期療養の子どもたちに”生きる力”を】の助成を受けて
ホスピタル・プレイによる在宅支援システムの構築に取り組んでいます。
今年度で2年目となります。

高度な医療的ケアを必要とする子どもたちが、入院から在宅へと移行されている中で
医療的ケアや介護に加え、子どもの遊ぶ権利を保障し、家族の負担感を減らし、
子どもと家族の関係性をよりよくするための専門的遊び支援(ホスピタル・プレイ)による
在宅支援システムを構築することを目的としています。

ご報告が遅くなりましたが、ワーキングメンバーによる第1回委員会を10月2日(月)に開催しました。

第2回委員会では、9月2日(土)に開催された武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園での中間交流会の報告、
在宅支援の進捗状況の報告とスーパーバイズと子どものアセスメント方法、在宅支援のシンポジウムについて
活発な話し合いが行なわれました。


当日の資料はこちらからご覧いただけます。

■ 議題

□ 議事録


次回は12月4日(月)開催予定です。
 

【活動報告】ホスピタル・プレイ講座in福井

2017年11月30日 | 日記
11月12日(日)、福井で3回目となるホスピタル・プレイ講座を開催しました。
講座には22名が参加し、遊びの必要性や、子どもが治療に立ち向かうためのプレイ・プレパレーションや恐怖心や恐怖感、痛みを軽減するディストラクション・セラピーなど具体的な支援方法について学びました


★参加者アンケートの結果はこちら(68%がとても満足!32%が満足と回答しました) 

ご参加のみなさま、ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしております


【報告】関東ブロック 11月定例会

2017年11月24日 | 日記
11月11日(土)、都立小児総合医療センターで関東ブロックの定例会が行われました。
参加者は、9名。

今回は、HPS養成講座でも講師を務められていた岡田節子先生をお招きして事例検討会を行いました。
ここであげた事例をホスピタル・プレイ研究事例集へと繋げられるように、
各自がある程度まとめたものを発表していきました。
岡田先生から読み手により伝わりやすいように、“対象児について子どもの姿を想像しやすい表し方を”
“どういった目的をもって行ったのか” “写真や図表があると分かりやすい” “先行研究がなされているか調べる”など、
各自にアドバイスを頂きました。

今頃は、各自が頂いたアドバイスを元に原稿を書き直していると思います。

ホスピタル・プレイ研究事例集は2月10日(土)のHPS国際シンポジウム&ワークショップで配付されます。


関東ブロック ブログ担当 くっちー

【ご報告】大学発ベンチャーNPO認定!

2017年11月21日 | 日記
このたび、ホスピタルプレイ協会が静岡県立大学短期大学部で初となる大学発ベンチャーに認定されました。

当法人理事長であり、静岡県立大学短期大学部 准教授の松平先生ののこれまでの研究成果の社会還元と更なる教育の場として、
①病院や療育施設などに入院している子どもに遊びを届ける事業
②在宅の病児や障がい児に遊びを届ける事業
③ホスピタル・プレイを普及するための教育研究事業などを行います。

※静岡県立大学としては5件目の大学発ベンチャーとなります。

詳細はこちらから

今後も当法人は静岡県立大学短期大学部と連携、協働し、すべての子どもに遊びを届けるため、活動してまいります。

今後ともご支援、ご協力お願いいたします。