夏の定番

アンダルシアの夏の定番といえばガスパチョ！！飲むサラダ！って感じかしら。

今日、今年２度目のガスパチョを作りました。作り方はいたって簡単。材料をミキサーで混ぜるだけー。ちっとも絵にならんので写真はなしね。

私は大きめの真っ赤なトマト３つ、緑のピーマンひとつ（日本のだったら３，４個はいるかな？）、きゅうり一本（こっちのきゅうりは日本のとちがって太くて短いです）、たまねぎ４分の１、にんにくひとカケ、硬くなったパンにぎりこぶし大を水につけてふやかしたもの、これにエクストラバージンオリーブオイルコップ半分くらい、お酢適当にちょろーーり、お塩小さじ一杯くらいで作りました。

これをミキサーでどろどろにしたものにお水をたしてお好みの濃度にします。しゃぷしゃぷの野菜ジュースみたいなのが好きならお水おおめに、これはコップでごくごく飲めちゃう。どろどろのポタージュみたいのが好きなら水少なめに。これはおわんに入れてスプーンでスープみたいに飲みます。

あたしはドロリめが好きなので、水はコップ一杯くらいかなあ。この材料で結構なスープ鍋一杯はできます。家族４人分いけるよ。

ちなみにマヌ家はしゃぷしゃぷ派。トッピングにきゅうりをちっちゃく切ったのを加えてコップで飲みます。あたしのよりずっとスパイシーだったような。たぶんにんにくやたまねぎを多めにいれるんだと思います。

レストランなんかじゃ入ってるお野菜みんなや生ハムなぞをちっちゃく切ったのが出てきて、各自好みに自分のおわんにくわえて食べたりします。


ちなみにこれにパンを多めにいれてどろりとペースト状に作ったものはサルモレホと言ってコルドバの名物。うえに生ハムやゆで卵を刻んだのがのってて、パンにつけて食べます。

で、今回のできは、うーん、前回のほうがよかったかな。ピーマンがちょっとちっちゃかったから青みが足らんかったかなー。トマト濃いめのできでした。それでもおいしかったけどね。

これぞ地中海式ダイエットの基本的メニュー。健康番組でも「伝統的料理ガスパチョは暑い夏に最適な健康でおいしい料理です」とお勧めしてましたぞ。

よかったらお試しを。よーく冷やして食べましょうね。

久々の我が家

グラナダ田舎村の我が家に帰ってきました。やっぱり熱いー！！（漢字間違えてるわけじゃないよ）


マヌちゃんはマドリッドに住む幼馴染のガビー君を連れて一緒に帰ってきました。ちびと対面ってことでね。

このガビー君ちょっとオタク。日本のアニメとかゲームなんか大好き。今回はデスノートの８巻持ってました。もちろんスペイン語バージョンだけど。お値段を聞いたら７．５ユーロくらいするそう！今の円で言ったら１０００円以上！高！日本じゃ昔は３９０円で、いまどきは４５０円くらいかなあー。といったら驚いてました。デスノートあたしも読んだよー、映画もやってたよーと教えてあげてちょっと盛り上がりました。うちらを見たマヌちゃんに「うわー、オタクー」といわれました。

その後二人はプレステでドラゴンボールのbudokai tenkaichi（なぜ語順を入れ替えるのだ？？）で遊んでおりました。

そして夜はハリウッド版だけどゴジラを見ました。

なんだか日本くさい一日でした（笑）。


それにしても２３にもなってマヌちゃんにいたっては子持ちだのに、二人でまじめにゲームについて語るだなんて、幼馴染って今も昔もやることは変わらないのねー。あと１０年もしたらこの輪にちびも加わるのかしら。


で、翌日日曜日はいつものカフェで朝ごはん、お気に入りのバルでお昼ご飯。このバル（ってかメソンに近いのかな？）はタパもラシオン（一品料理）もおいしくて、お値段もお手ごろでよいのです。タパも量は多い上、ちゃんと凝った一品料理的なものをだしてくれるのでとても素敵。お店の人も感じよいし。

ビールを２杯ずつのみ、一杯目のタパは魚のフライ、２杯目のタパはお肉のソース煮込み。もちろんタパは無料！これにハモン・アサド（焼きハム）とクロケッタ（クリームコロッケ）をたのみました。頼んだのは２品だけだけど、４品頼んだような満足感。３人で結構おなか一杯、しめて２１ユーロでした。安いなあ。（円にしたら高いけど・・・）

ちなみに今月いっぱいでこの村から出てマヌパパママ家にしばし居候する私たち。この村は嫌いだけど、行きつけのパン屋のおやつと、カフェと、このバルだけは行けなくなると思うとちょっと残念だわー。

スペイン人の喫煙者数は半端ないためバルにタバコで煙がつきもの。だけどやっぱりかわいい赤ん坊を煙モクモクのとこになんてつれてけないもん！（って連れ込んでる親は山ほどいるけどね。）なのでまだ寒いころはお茶を飲みにもなかなかいけなかったんだけど、この季節テラスにテーブルがでてきて、煙を気にせずちびをつれて行けるのが実によいですねー。テラス席ばんざい！