「氷殺ジェット」事故相次ぐ、ライオンが製造と販売を中止
今年３月の発売以来、ガスレンジの火に引火して顔に軽いやけどを負うなどの事故が計２０件発生しており、同日から自主回収を始めた。
対象は、バルサンシリーズの「飛ぶ虫氷殺ジェット」と「這（は）う虫氷殺ジェット」。冷気を吹き付け、虫を凍らせるのが特長だ。殺虫成分を使用しない安心感が人気を呼び、年間１００万本売ればヒットとされる殺虫剤市場で、半年間で計３２５万本が売れる大ヒットとなった。
ただ、他の殺虫剤と同様に、噴射剤には可燃性ガスを使用している。このため、使用中にガスコンロの火に引火して顔に軽いやけどを負ったり、風呂釜の火に引火して網戸を焼く火災などが起こった。
ライオンは製品の説明書きに「火気と高温に注意」と表示し、７月からはテレビや新聞広告などで、火を使う場所で使用しないよう呼びかけていた。同社では「殺虫成分を使用していないため安全という認識が利用者に広がり、火の気のある場所でも使用されたのだろう」と説明している。
【読売新聞 2007/8/28】－－－－－－－－－－－－－－－－－
発売当初、オイラもコレに嵌ったなぁ。ゴキブリが凍り付くのが快感で、２日１缶使い切りましたよ。ドラクエで言うヒャド系の呪文てとこですな。使い方によっちゃメラにもなるワナ。発売中止とは少し残念。
でも、スプレーのガスが可燃性ガスてことくらい常識だろう、と思うが。大昔はフロンガスだったけどな。
ただ、オイラも使ってみて思ったのが、フツウの殺虫剤よりも勢いよくガスが噴射するため、上手に照準を合わせないとゴキが吹き飛んでしまう欠点があったな。結果、激しくガスが消耗するワケで、コレに引火したために事故を引き起こしたワケですな。
さて、実はオイラ以前にこの氷殺ジェットを使ってある実験をしております。ブログのネタにでもと思ったのですがお蔵入りになってたモノで、せっかくですからこの機会に。
氷殺ジェットで冷凍みかんは作れるか？
そんなことするヤツ、アホだろうと、お思いになられるかも知れませんが、ご興味があればどうぞご覧下さい。
少しぼやけていますが、みかんに直接「氷殺ジェット」を吹き付けた様子。少しだけ表面が凍り付いています。
しかし中身は全く凍っていません。
ならばと・・・
中身を取り出しラップをして直接吹き付けました。
しかし、それでも冷凍みかんにはなりませんでした。残念。
もちろんその後いただきました。普通に冷たくおいしいみかんでしたよ。
【注】よい子はマネしないでネ。
