感じるままに

ポーランド ボレスワヴィエツ、クラクフ各都市と産品の紹介。欧州現地事情やニュース、隠れたスポットの紹介。

ドイツ 大腸菌感染に続いて鳥インフルエンザ

2011年05月31日 13時16分29秒 | 報道
この数日ますます拡大を続けているドイツを始めとする欧州の大腸菌感染ですがまたまたドイツで食に関する危険信号が発せられました。 場所はドイツ西部ノルトラインヴェストファーレン州で今度は「鳥インフルエンザ」の発生です。 既に約鶏3万羽が処分されました。
地元メディアは「いい加減にして!」という見出しで報じています。

ドイツでは日本からの貨物や旅客に放射能検査をしていますがこうなればドイツから訪日する乗客にもバクテリア検査をしても良いかもしれません。
ドイツの隣国ポーランドでは大腸菌感染のニュースが連日報道されています。すでにポーランドでも1名ドイツから帰国後感染症を発症しました。
報道では感染したから発症するまで6日程間があるそうでその間に多くの第3者に影響を及ぼすとの事。
下の動画で感染メカニズムを説明しており子供が感染すると最大5%の確率で死に至るようです。

動画はこちら 最初の1分程はコマーシャルがあります。
 
大袈裟ですがまさにヨーロッパで14世紀に大流行したペストを想像させられます。




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ヨーロッパ 病原性大腸菌で大騒ぎ

2011年05月29日 22時01分25秒 | 報道
前のブログで触れましたドイツのHUSにより死者発生のニュースですが刻一刻と状況は明らかになりながら拡大の一途を辿っているようです。

スペインから輸入されたキュウリをドイツの業者が安全策を講じずに流通させた事が原因と疑われていましたがスイス、オランダ、イギリス、スウェーデンでも同じ事象が発生したため元凶はスペインから持ち込まれた可能性が濃厚となりました。 今日の情報では同じ産地のキュウリはチェコにも輸出されていた事が判明し、ますます被害は拡大するのではとの見方が広まっています。
今日現在ドイツ北部のみで467人の感染が疑われています。

スペインの農場で働いていた女性は同じく感染し、旅先のスイスで体調を崩していた事も発覚したようでスペイン産の野菜、果物は市場で動かなくなりました。
この女性によると畑で野菜に水を散布するための水を蓄える予備タンクの水が異常に汚く、最近そのタンクの水を利用して水を散布したことを聞いたとのことで2社の名前が上がっています。
それらの会社は果物やキュウリ、トマト、なすを輸出しているとの事です。

感染し発病した場合特効薬が無いため腎臓の機能低下が起こり元の体には戻らないそうで今後数百人が死亡してもおかしくないほどの広がりを見せています。

ヨーロッパ各国はドイツへの旅行の際は充分注意するよう国民に呼びかけています。

日本も厚生労働省が注意喚起をしていますが日本のメディアの方々もこれらの感染症は対岸の火事ではありませんので是非大々的に報道して注意喚起して欲しいものだと思います。


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ドイツでも風評被害

2011年05月28日 16時22分19秒 | 報道
福島第一原発事故後の農林水産業の風評被害は大変な苦難となり、全く関係無い緑茶まで危ないなどどドイツのメディアは風評を煽り続けていましたが今度はドイツの農家が大きな風評被害を受けています。

発端はスペインから輸入したキュウリのようでこのキュウリからO-104が検出されました。
これから腎臓の機能を低下させる溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症しますが
日本の焼き肉チェーンで起こった「腸管出血性大腸菌」による被害で死に至る程の毒性菌
です。
今のところ対策の抗生物質は無いそうですので感染したら大変です。
なぜ発生したのかは現在調査中のようですがスペインからキュウリを運んできたトラックが
ドイツ国内で横転し、道路に飛散し、スペイン側はドイツ・ハンブルグの業者に道路に飛散した商品はバクテリア感染の可能性があるので廃棄するよう求めたのに対しドイツの業者は問題無いとして受け取り、出荷したのが原因ではないかとされています。
この菌は特に動物の糞に存在するようです。

すでに死者が出てしまい、27日までに6人が死亡しました。 今後も増大するのは必至との
ことで政府も対策に本腰を入れ始めました。 治療には透析が必要になるため各地の病院は透析の事前準備を整えています。
出血性ですので多くの被害者が出れば大量の血液が必要になるようで献血を呼び掛ける動きも出て来たようです。
ドイツの細菌被害は年間約900例だそうですがこの1週間のみで約1000件発生している
事実は異常事態と言えるでしょう。

このためドイツでは野菜を生で食べる事を控え始め、また野菜の需要が一気に落ち込みました。
特に牛などの糞を使って野菜の栽培を行うオーガニック農園は大打撃で大きな風評被害となりました。
キュウリのみならずあらゆる生野菜を始め果物にも売上の影響が出ています。

業者が経済性を追求したためだと思いますが結果他人を巻き込んでしまう事を忘れないでいて欲しいと思います。

日本でも輸入の濃縮野菜果汁があるようですが影響は分かりません。

当然旅行や仕事でドイツ・スペインへ行かれる方は充分ご注意を!

↓今日のショット(我ながら綺麗に撮れて結構満足です)


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ドイツも放射性物質漏れ

2011年04月17日 14時21分54秒 | 報道
福島第一原発の事故後に自国民に関東東北地区からの避難勧告を出したり地震と原発事故をセンセーショナルな部分抽出で報道するドイツですがご丁寧にもドイツ気象庁は日本の放射能の拡散予想も提示したりしています。 

予想図はここをクリック

奇妙な動きを見せていますが自国内でも放射能問題があっているようです。

ドイツ北部ニーダーザクセン州にあるWolfenbüttel(ヴォルフビュッテル)の核廃棄物貯蔵庫から基準値を大幅に超えた1リットルあたり240,000ベクレルのセシウム137が検出されました。
上限値の24倍の数値ということです。
2008年に測定した際は90,000ベクレルと言う結果でしたがこの数年で2.6倍に増大しています。
高い値の放射性物質は貯蔵庫の地下750mの土壌を測定した1994年から検出されているそうでこれは漏れが予測されるとの事ですが今になって対策を講じようとしている事実があります。

福島第一原発の事故で原子力発電の是非が大きく議論され国民が敏感になっている時にこのような報道がされ近隣の住民は大騒ぎをしているそうです。

日本の放射能拡散予想図も結構ですが先に自国版が必要なのではと考えます。


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福島第一原発 ドイツメディアのとんでもない報道

2011年03月25日 15時19分55秒 | 報道
数日前に目にした記事はとても驚きました。

記事の題は「東京電力はホームレスを現場に送っている?」

最初は何のことかわからず読み進んで行きますと東京電力は原発の作業に住所不定のホームレスや外国人労働者を事故現場に送り込んでいるということなのです。
東京電力は自社の社員の安全を図るため命を賭ける危険な作業は不明な労働者に託しており、これは過去10年に渡って行われてきた非道な行為であると言うものです。
この内容を信じる日本人はいないと思いますが内容は驚くと言うよりは怒りを先に感じてしまいました。
ゴシップ紙の戯言かと思いきやDIE WELDと言う日本で言えば読売や朝日のようなメジャー誌です。

原文はこちら

更に翌日「日本の緑茶はもう飲めない」など全ての食品が放射線に汚染されているかのような報道があったりして根拠の無い報道が不安に拍車をかけているようで日本からの食品の輸出に大きな影響を与えているようです。

悪い風評を煽る理由はわかりませんが行き過ぎだと思います。

私個人の感想ですがドイツメディアは非道な行為に対してはかなり大きく報道をする傾向があり、これはドイツ自身が第2次大戦中に行った非道な行為のトラウマを希釈する行為のような気がしますが今回は根拠も無い状態なのであてはまりません。

東京電力はこの記事に抗議する必要があると思いますが果たして気がついているかどうかわかりません。

今後はまともな報道がなされる事を祈念しています。

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