おしょうしな日記 Thanks 101

科学・技術をわかりやすい言葉で解説。「おしょうしな」とは、山形おきたま弁で「ありがとう」の意味。

ぢぢちゃ、ぢっちゃ@山形弁

2005-04-30 15:16:28 | 山形の言葉
山形弁では、お爺さんのことを「じじちゃ」又は「じっちゃ」という。

発音上は「じじちゃ」、「じっちゃ」も「ぢぢちゃ」、「ぢっちゃ」でも同じであるが、
でも、書き言葉では、「ぢぢちゃ」、「ぢっちゃ」の方が正しいような気がする。

母(はは)が、年をとって、「ばばちゃ」、「ばっちゃ」になるのだから、
父(ちち)が、年をとって、「ぢぢちゃ」、「ぢっちゃ」ではないのか?

地震(じしん)も地(ち)が揺れるのだから、「ぢしん」が正しいような気がするが、
パソコンで「ぢしん」と打っても地震に変換してくれない。

「じしん」と入力しないと地震には変換されない。
地面、地所も「じめん」、「じしょ」と入力しないと変換してくれない。

山形の山菜:こごみ&みず

2005-04-24 11:03:02 | Weblog
山菜の季節である。
山形はわらび、こしあぶら、たらの芽、こごみ、みず等、山菜が豊富であるが、
なかでも、コゴミとミズが好きである。 よく、山に採りにいったものである。

ミズは、主に、林の中の湿ったところや、小川沿いに生えている。
たらの芽やコゴミは近所のスーパーでも見かけるが、ミズは見かけた事がない。

ミズには、青ミズと赤ミズがある。
青ミズはやわらかく、赤ミズはちょっとかためである。赤ミズはかわを剥いた方がよい。

置賜地方の山菜: 青みず、赤みず: 写真があります。

「最新のコメント」表示の停止

2005-04-24 09:13:47 | Web news
久しぶりに自分のブログ「おしょうしな日記」をみると、下記のような表示が、
この「最新のコメント」表示の停止、一体これは、いつからなんでしょうか?

ほぼ、1週間ブログをチェックしていなかったので、今日はじめて知りました。
今週は、ほんと忙しく、ブログをやっている暇がなかったです。見る暇もなし。

組合の仕事のかけもちで、昼休みもないときが多々あり、また、
毎日、夜中に帰宅のため(といっても、仕事より、飲み会がほとんどなんですが)。
特に、木、金は12時すぎの帰宅。

出来るだけコメントへの返事は書くように心がけていますが、
もし、コメント忘れや漏れがございましても、ご容赦下さい。


もうすぐ、20万ブログになるので、サーバの負荷も大変なんでしょうね。
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<最新のコメント非表示について>
ただ今、システム負荷軽減を目的に、各ユーザー様のブログサイドメニューにある「最新のコメント」10件の表示を一時停止させていただいております。

4月25日以降のシステムメンテナンス終了後に表示を再開する予定です。
しばらくの間ご迷惑をおかけしますが、システム負荷軽減へのご理解とご協力よろしくお願いいたします。

置賜さくら回廊

2005-04-19 22:55:16 | 観光グルメ温泉
白鷹町には、釜の越桜、薬師桜、子守堂の桜、赤坂の薬師桜、
殿入桜、原のしだれ桜、八乙女種まき桜、 十二の桜があります。

置賜(おきたま)さくら回廊: しらたかエリア

白鷹町観光協会のホームページで下記の情報がご覧になれます。

 1.釜の越ザクラ開花状況: 山形県白鷹町の開花予想: 満開は4月20日~22日
 2.古典桜桜マップ
 3.置賜さくら回廊HP

白鷹町観光協会: 「春 古典桜」より

発明の日

2005-04-18 11:15:04 | お酒
発明の日なので飲み会。 夕方の飲み会に備え、お昼は買い出し。
虎の門の山形プラザで、らっきょうの漬物と辛子ナスの漬物、ニジマスなどを買う。

「庄内の漬物」と袋には書いてあるが、その中の「らっきょう」は中国産だった。

お酒は、山口県の獺祭(だっさい)、宮城県の浦霞禅、おきたまの樽平の住吉など。

p.s.
発明の日:
明治18年4月18日、専売特許条例が公布された日。

4月18日は、高校2年のときに亡くなった大好きだった祖父の命日でもある。

浦霞禅は、フランスへの禅の布教のためにつくられたお酒。

座席を譲る@無財の七施

2005-04-17 13:14:10 | 禅・仏教
「席をゆずるのって、誰にでもできるボランティアなんだ」 東京メトロの駅貼り広告です。

仏教では、座席を譲るのもお布施の一つに入っています。
一般的には、「お布施」イコール「お金」と思われがちですが、

無財の七施といって、仏教では以下の7つがあげられています。
お経の、雑宝蔵経(ぞうほうぞうきょう)にでてくるそうです。

眼施(げんせ):            やさしい眼差しで人を見ること。
和顔悦色施(わげんえつじきせ): 柔和な顔、よろこびの顔色を施す。
言辞施(ごんじせ):          思いやりの言葉をかける。

身施(しんせ):      労力の提供。
心施(しんせ):      細かな心遣い。
牀座施(しょうざせ):  座席をゆずる。寝床の提供。
房舎施(ぼうしゃせ):  宿舎の提供。

参考:
「仏教とっておきの話366 夏の巻」:9月15日の頁:ひろさちや著:新潮文庫
(この本は絶版になってしまいましたが、大好きな本の一つです)

無財の七施: エッセイ総本山
無財の七施 

p.s.
赤ちゃんのニコニコ顔も、みんなに和顔悦色施を施している。

つまり、お金だけがお布施として重要なのではありません。
最初に、お金を要求する宗教などは、明らかに、インチキ宗教です。
高額な英会話の教材などを、最初に買わせるところもあやしいです。

沖正宗@巴屋

2005-04-13 22:23:09 | お酒
久米川駅前のそば屋「巴屋」で飲む。江戸時代からやっている店らしい。

ここの熱燗が好きである。米沢のお酒、沖正宗が出てくる。

ここの熱燗は、いつも程よい温度で出てくるので気に入っている。
一本目は飲みやすいように温燗(ぬるかん)で、2本目は熱燗ででてくる。 (どっかで聞いたような話。
                                           石田三成でしたっけ茶坊主の話は)
お通しは、フキノトウの、ふき味噌。春の味で、美味しかった。
つまみは、枝豆と肉じゃが。最後に、ごまだれうどん。

昔の遊び「きつねことり」

2005-04-10 18:07:30 | 山形の言葉
神社の境内などでやる小石を使った陣地とりの遊びです。数名で遊びます。

1.木の枝などを使って、地面に大きな円を描きます。

2.円の円周に親指を添えて、その親指を軸に、中指で扇型を描きます。
  その円の円周と、扇形で囲まれた面積が最初の自分の陣地です。

3.陣地内から、小石を指で数回はじきます。3,4回だったと思います。
  弾(はじ)いた結果、その回数以内で自分の陣地内に、小石を戻すことが出来た場合は、
  その小石の軌跡以内の範囲も自分の陣地になります。

  もし、初めに決めた回数(3 or 4回)以内に戻ってこられなければ、陣地は増えません。

4.上記3の小石を弾くのを順番に繰り返して、最後に一番大きな陣地を獲得した者が勝ちです。


p.s.
狐の嫁入りのブログを拝見し、この、昔の遊び「きつねことり」を思い出しました。
小学生や、中学生の頃によくやりました。漢字は知りませんが、狐子獲り?ですかね。

天気雨、狐の嫁入りは、山形弁では、狐のむがさりです。

狐の嫁入り 

春の灰まき:枯れ木に花を

2005-04-10 10:17:32 | 山形の伝統行事
今朝のHHKラジオで、雪解けを早めるために炭(すみ)を砕いてまくという話をしていた。
そういえば、山形の白鷹町の実家では、炭ではなく、灰(あく)をまいていた。

冬は、豆炭を使った掘り炬燵(ほりごたつ)を使っていたので、コタツに灰(あく)がたまって、
定期的に、灰とり(あくとり)をする必要があったので、灰はたくあんあった。

その灰を、春先に、雪の残っている庭先や畑にまくのである。
雪は黒っぽく汚くなるが、太陽の熱を吸収して、雪解けが早くなった。

今朝、ラジオを聞いて思い出した。

p.s.
昔話の「花咲か爺さん」でも灰をまくのは、この灰まきと関係があるのではと思った。

質問:はなさかじいさんの犬の名前は?
【回 答】 No.5 を参照:
花さかじいさんは、「灰まき爺」「雁取り爺」など日本の各地に伝わる昔話を素材にした作品。

ローマ法王の葬儀に南無阿弥陀仏

2005-04-09 11:44:15 | 禅・仏教
なむあみだぶ なむあみだぶ
人の死去にふれると、つい心の中で、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と唱えているのに気付く。

この場合、ほんとは、アーメンとでも言うべきだろうか。

p.s.
南無阿弥陀仏の南無は、あなたに帰依(きえ)しますの意味で、
南無阿弥陀仏は、阿弥陀仏(阿弥陀さま)に帰依しますのこと。

インド人の挨拶、ナマステーのナマの音訳が南無。

徳川家康は、毎晩、美濃紙に南無阿弥陀仏と書き綴っていたらしい。

【帰依】きえ:
仏や神などすぐれたものを頼みとして、その力にすがること。元来は、仏教語。