大人の童話

夢を描くことを忘れて

夢があったことも忘れた

大人になったら何になる？

大人になったが何だろう？

寝てみる夢も見なくなり

毎日暮らしに追われてる

大人になっても夢捨てず

夢を語ろう 

夢みよう

大人になった

あなたのために

夜空を見上げてみてごらん

空いっぱいに描かれた

星空とお月様

大人のための童話が始まる

今宵は貴方と私のために

満天に広がる夢世界 

さあ、ここへようこそ

空

空 空の漢字は穴カンムリ

古人は空が大きな穴だと

何もかも飲み込んでしまう

そんなふうに思ったのかな

青空ならば穴に見える

曇っていたら穴の底

何もかも飲み込んで 何もかも空っぽにする

明るい朝を造る空 明日を生み出す青い空

大きな大きな空がある

見上げると空 いつまでも空 どこまでも空 

暮らし

夜がきて朝がきて

繰り返し繰り返し

同じ夜じゃなく同じ朝じゃない

日々流れが違う

丁度海の波のよう

寄せては返す

同じようで形が違う色も違う



『平凡に暮らせる日々が今の夢』



「寄り添う 君がいる ただそれだけで それがいい」 

いつのまにか師走

つれづれなるままに日暮らし

どうしたものか

彷徨う日々

空も時も

何時までも 何処までも

立ち止まる事なく

流れていく