goo blog サービス終了のお知らせ 

nonocanonoco

お久しぶりです。またよろしくお願い致します。

宇宙と書いて「ソラ」と読む

2009年12月27日 | Weblog09
 今年もあとわずかです。最近全然更新できてなくて申し訳ないです・・・。メールのお返事も滞っていてごめんなさい。三が日中には必ず返信致します・・・!途中まで書けているものは色々あるのだけど、私は「てにをは」がやたら気になる性格なので、校正に時間がかかってます。載せた後で手直しするのが嫌なので綺麗に書き上げてからアップしたい、と思っているとどんどん時代の流れから遅れを取っていき、話題は古くなり、結局アップし損ねたりします・・・。

 もう年末ということで、振り返って的な話です。

 今年一番インパクトのあったアーティストはdead endでした。←こういう人多いですよね~。他人と同じこと書くのも芸がないんだけど、私もハマってしまいました。morrie凄くかっこいいです!

 今流行の「新しい音楽」にもきっと良いところがあるんだろうと思う。でも私はこういうコテコテビジュアル系がやっぱり好き。聴いてて心躍るし落ち着きます。暗黒とかお化粧っていいよね、と心から思います。

 今月の「音人」にはインタビューが載っていて、「僕は宇宙の真理を解き明かしたいんですよ」と言ってました。久々に見たよ、こういう人・・・!

 90年代よく音楽雑誌を買っていた頃はこういう発言を結構見かけたんだけど、00年以降私が音楽雑誌買わなくなり立ち読みもしなくなり・・・で、久々にこういう神懸かったインタビューを読みました。10数年前に体験した神秘的な体験についても語っていて、でも「ま、深くはいえないんですけど」とほのめかすだけ!(こういうスピリチュアル?オカルティズム?なインタビューを90年代によく読んだな~)と、懐かしさに思わずときめいちゃいました(馬鹿・・・)。

 別にmorrieを茶化す意図はないんだけど、ビジュアル系の人ってなぜか「宇宙」にはまりますよね。特に印象深いのは遠藤遼一とsugizoです。遠藤遼一はSOFT BALLET時代、インタビューで毎回のように「宇宙」と「精神性」について語っていて(何かの宗教・・・?布教してるの・・・?)って感じだったし、Suguzoなんて全裸のポスターに「宇宙(ソラ)を翔びたい・・・」って書いてあって、楽器屋さんでのけぞりました。

 90年代は注目を浴びたいがために「エキセントリックを演じてた人」もいたと思う。でもこの二人は「本当にそういう人」に見えました。(この人、ちょっとやばいんじゃ・・・)と怯えながら読んでたんだけど、あれから15年以上たって別に二人とも人生破綻してないし、そういう壮大に広がる精神世界と日常生活を両立できる人なのでしょうね・・・。Morrieももう40代後半だし、深みにはまって破綻するならとっくに破綻してるでしょうし、こういうことを考えつつも日常生活を平穏に送れる人なのでしょう。凄いな、と思います。

 それにしても「宇宙の真理を解き明かしたい」かあ・・・。「宝くじで1億円当てたい」より難しい気がします・・・。私は「宇宙の真理」はあんまり気にならないんだけど(そもそもそんなのあるんだろうか?って感じ)、「パンダはなぜ黒白なのか?」は非常に気になります。

 「中国の冬の雪山の中ではあれが保護色になる」とか「肉食獣は色を識別できないからシマウマ同様あれで隠れられているのだ」とか説は色々知ってるんだけど、それだけじゃ別に目の周りが垂れ目な感じに黒い必要はないと思うんです。シマとかブチとかマダラとか、もっと別な感じに黒くなっていても良いと思う。

 「なぜパンダは目の周りが垂れ目な感じに黒いのか?」
 「その方が可愛いから」

 以外に説明がつかないと私は思うのだけど、誰か「パンダの白黒の真理」を解明してほしいです。あとは「なぜオカメインコのほっぺは赤いのか」も気になります。あれも「南国の保護色」なんかじゃ説明がつかないよ~と見るたびに思います。

目張りとヒゲと

2009年12月16日 | Weblog09
 BUCK-TICKにハマリまくりな私はDVDまで買おうとしています。VMCで一曲流れると聞いて見てみたら、ヒゲ有りでした・・・(泣)。怖いよぉ~。

 以前から「ジョニー・デップに似てる」という説は知ってたけど、よく分からなかった。ジョニー・デップは普通に男性だけど、あっちゃんは時々女性化するし中性的なイメージだった。それがヒゲ有りだとそっくりですね!びっくりしました・・・。「フロムヘル」「スリーピーホロウ」の頃に特に似てます。

 私の周囲では近年「ルックスが衰えてきてる」と言われてたけど、ジョニー・デップは今年「もっともセクシーな男性」に選ばれていて。「もっともセクシーな男性」にそっくりということは、あっちゃんもまだまだ世界最高峰に美形ということよね。二人とももう40代半ばなのに凄い!っていうかハリウッドにも日本のバンド界にも、今の20代30代でアレを越すカッコいい人はいないんでしょうか・・・。いないんでしょうね・・・。

 ジョニー・デップは好きだしBUCK-TICKも好き。でもあっちゃんにデップ化してほしいわけじゃないんだよなあ。うむむ、ヒゲ有りか・・・。「かっこいい」と「怖い」の比率がいつもは5:5くらいなのが、ヒゲがあると2:8くらいに見えるのです。ただでさえ濃いのに目張り入れてヒゲもあるというのは、ちょっと濃すぎて直視できないものがある・・・。DVDどうしようかな・・・。

ーーーーーーー

 賛否両論あったヒゲですが、中性的な方が好きな私はヒゲなし派です。でも私はBUCK-TICKは見た目はあんまり興味ないので(だって好みのタイプじゃないんだもん←コラ!世界最高峰に対して無礼すぎ!!)どうでもいいって言っちゃどうでもいいんだけど、地元のCD屋さんのBUCK-TICKコーナーには、

「櫻井さんは絶対にヒゲがない方が素敵です!!」

 というアンチヒゲな手書きのポップがついてました・・・。店員さんが書いたんだと思うんだけど、CDにヒゲはあってもなくても関係ないよねえ・・・。

ーーーーーーー

 ルックスが好みでないのに何でDVDが欲しいのかと言うと、BUCK-TICKのライブは照明がすごく綺麗なんです。そして歌唱力が安定してるので、DVDは毎回見て綺麗、聴いてかっこいい(でも衣装がちょっと笑える・・・)。そして何度も書くけど(詳しくはこちらをどうぞ~)「memento mori」は本当~に日本のロック史に残るであろう傑作アルバムなので、ライブも行ったけど映像でもう一回見たいなあって感じです。やっぱり買おう・・・。

「serenade」

2009年12月12日 | Weblog09
 「serenade」フルで聴けますね~。(ニコニコで「Versailles」で検索すると1番目に出てきます♪)

 良い曲だし綺麗なpvです。ギターの2人が座ってギターを弾いてるとき、後ろに噴水が映っているのが癒されます・・・水って普段コップに入ってても何とも思わないけど、映像になると綺麗ですよね。私は海とか水族館とか水槽とか見るのが大好きなので、水が綺麗に出てくるだけでポイント高いです。

「貴方と見ていた夢を 心の鍵に変えて 
 必ずこの夜空に いつか朝をつれてこよう
 嗚呼、誰もが胸に隠す 心の傷へと響け
 閉ざした門を抜けて 届け、音よ 闇を照らして」

 って、これでこそKamijoよ。ただ単に元気で明るいだけの人もいるけど、kamijoはそうではなくて、痛みとか負の感情を呑み込んで前向きだから好き。私にはない部分だから羨ましいし、凄いと思う。そっか、これを先行にしたんだ・・・・て感じです。あのタイトルのままでアルバムをリリースする以上、こういう曲はやっぱり必要なんでしょうね・・・。

 「prince」の時も思ったけど、こういうメタル色の弱いLAREINE っぽい曲の「間奏」としてのギターソロもhizakiくんとteruくんは良いよねえ。テクニックをひけらかすプレイではないけど、音が澄んでいるというか整っているというか、上手さは伝わってくる。そして(私はkamijoの作詞作曲だと勝手に断定してるのだけど)この曲も「prince」同様、歌メロ→ギターソロ→歌メロの流れが自然なのは、やっぱりギターソロもkamijoが作ってるのかなあ。

 この2人が並んで座っているだけですごく可愛くて、絵になります。

中世ヨーロッパ的サウンド

2009年12月10日 | Weblog09
 Versaillesのアルバム視聴しました。SASのサイトで全曲ちょっとずつ聴けるのだけど、コレは絶対傑作だ・・・!すっごく好みです。

 今、私が夢中で見ているテレビはスカパーの「チューダー 背徳の王冠」というヘンリー8世のドラマなのですが、そのサントラもこういう感じなんです。つくづく私のDNAの中に中世ヨーロッパに反応する何かが入ってる気がします。なんでこんなに好きなんだろう?長年ずっと好きでいても全然飽きないんだろう?自分でも不思議になるくらい、こういうのに惹かれます。

 Manaもkamijoもああいう芸風を志すきっかけになったものの1つとして池田理代子先生の「ベルサイユのばら」を挙げているけれど、私はあの漫画にはそんなにハマらなかったんです(もちろん読んだけど・・・持ってるけど・・・)。

 「中世ヨーロッパの漫画」とか「ロココ絵画展」「グレース・ケリー衣装展」よりは、バッハなどクラシック音楽のCDとか映画のサントラの方が好き。それよりさらに音声と映像がセットになっている映画の方が好きだし、ああいう恰好をして音楽を演奏する日本人を見るのが一番好き。日本人なのに髪の毛を金髪に染めて青いコンタクトレンズ入れて西洋人になりきってるのって、普通の感覚ではおかしいのかもしれないけど、私はもう感覚が麻痺しちゃってるのか全然おかしく感じない。そこまでやってくれなきゃ観にいく価値がないというか、「それでこそロックでしょう」くらいに思っちゃう。

 Kamijoは90年代からずっと好きだけど、唯一new sodmy時代だけは全然ときめかなかったんです。一度もライブに行かなかったしCDすらあまり聴かなかった。なんだか興味湧かなくて(別に嫌いになったわけじゃないのになあ)と自分でも不思議だったんだけど、「中世ヨーロッパでなかったから」なんだろうな~と今は納得です。Manaもマリス時代はずっと好きでいたのにMoi dix Moisになってからテンション下がってるのは、やっぱり見た目が中世ヨーロッパでないからなんだと思います・・・。

 new sodmy時代、kamijoが雑誌で生年月日と本名を公表した時は「へ~、そうなんだ~」っていうより「そんなの全然知りたくなかったのに!やめてよ!」という気持ちの方が大きかった。私は中世ヨーロッパなkamijoが好きなだけで、素の姿は興味ないし知りたくないのです。だからLAREINE が復活するって聞いた時はすごく嬉しかった。

 逆に浮世離れした恰好でステージに立っているのは同じだから、LAREINE からVersaillesになって歌唱法やパフォーマンスが変わったのは、私は全然気にならなかった。Versaillesになってデスヴォイスでヴォイヴォイ煽ってる姿を見た衝撃よりは、new sodmy時代、黒Tにカーゴパンツで歌ってるのを見ちゃった時の衝撃の方が大きかったです・・・。あれはビジュアルショックというか何というか、「見てはならないものを見てしまった」気分でした・・・。

 何が言いたいか分からなくなってきたけど、とにかく私は中世ヨーロッパ風日本人ミュージシャンが好きなので、Versaillesには頑張ってほしいと思うし、hizakiくんにはkamijoと一緒にバンドを組んでくれて、Versaillesを続ける選択をしてくれて「本当にありがとう!」と思います。1月20日が楽しみです。


最新情報いろいろ

2009年12月03日 | Weblog09
 Hizakiくんがブログ更新しました~。アルバムが完成したそうです!「もう大丈夫です」とのこと、嬉しいです。本当に心配しました・・・(泣)。
 
 私はこのアルバムが純粋に楽しみなんです。だってこれまでVersaillesのCDは全て傑作揃いなんだもの。アイテム全体通して良いだけじゃなく、捨て曲が一曲もない。この完成度の高さは只事じゃないと思ってました。ずっとこのアルバムの製作途中の初夏の頃からhizakiくんは「自信がある」「楽しみにしていて」と書いていて、これまで以上の作品に仕上がっているみたいで、ずっと早く聴きたいと思ってました。

 今なら初回限定版(kamijoのワンマンショーPV付)が2800円でアマゾンで予約できるみたいです。通常版を定価で買うより安い!私も早く予約しないと・・・。

ーーーー

 Nilのオフィシャルサイトのアーティスト写真がいつの間にか変わってました。結構前から変わってたのかな?日記以外はほとんど普段見てないので今気づきました・・・。

 新しい写真の3人集合の(コレ)を見て「哲くん痩せた?清春みたい。可愛い!」と一瞬喜んだのだけど、単独行動の写真がコレで。(嗚呼哲くんは哲くんだ・・・何にも変わってない・・・・)と脱力でした。なんでトイレでアー写撮るのよぉ。しかもかがまないでよ・・・・(泣)。

ーーーー

 追記。

 私は哲くんがこういう人だということをもう分かってるから「嗚呼、またやってるよ~」って感じで別に何とも思わないけど、「そういえば初代ボーカルって今何してるんだろう?」と思って検索した人はトイレ写真見てどう思うんでしょうね~。しかもyoutubeに「nil」で検索したら真っ先に「placebo」のpvが出てきてしまうことにさっき気づきました。よりによって着ぐるみ着て縄跳びしてる一番ヘンなのが一番に・・・(泣)。

 書きたいことは色々あるのに何だか慌しい毎日です・・・。

Shoxxのインタビュー

2009年11月25日 | Weblog09
 ShoxxのKamijoのインタビュー読みました。こんなに真面目なインタビューははじめて・・・。これまでもkamijo的には真面目だったんでしょうけど、私はいつも笑いや突っ込みどころを求めながら読んでた。でも今回はさすがにねえ・・・。改めて大変だったんだな、と痛感したし色々考えさせられました・・・。

 妥協せず自分たちの音楽性や世界観を極めていく中でこういうことが起こってしまって。「真剣にバンドをやるのが怖くなった」って言うのは本当にそうだろうと思う。頑張るのは悪いことじゃないし、むしろ立派なことなんだけど、その最中にこういうことになってしまったというのは、リーダーとして本当に辛いだろうと思う。

 傍から見ててもkamijoたちがVersaillesに人生を賭けて、半端でなく頑張っているのは伝わってきてたし、きっとずっと余裕のない日々だったでしょう。メジャーデビューして天下を取りたい、世界進出も視野に入れて活動するっていうのはそういうことだと思うし、そういう夢が実現可能なバンドなのも確かだし、頑張ってしまうのは当然で、間違ってない。

 音楽業界が心身のタフさを要求される厳しい世界なのはバンギャの立場でも分かるし、どのバンドも多かれ少なかれ心身をすり減らし、様々な犠牲を払いながら活動しているのでしょう。過密スケジュールの中で疲労と戦いながらやっていくのはVersaillesが特別なのではなく、「あの世界では」当然のことなのだろうと思う(私には絶対無理だけど)。

 だから私は今回の件を運/不運の問題として受け止めたし、jasmineさんが気の毒なのはもちろんのこと、残されたメンバーもまた犠牲者だと思ったけれど、ネットでのバッシングは凄かったし、きっと直接責めた人もいたのでしょう。いたたまれなかっただろうな、と思います。

 こういうのは物凄くデリケートな話だし、当事者にしか分からない事情もあるでしょうし、ファンは所詮赤の他人なんだから全てを知る権利なんてない。でも遠くから眺めてただけで故人の人生に関わったかのように錯覚し、自分に何か権利があると思い込んで「何もかも包み隠さずファンに報告せよ。そうしないのは不誠実だ」みたいなこと言う人もいたしねえ。(それ、自分が当事者の立場で言われたら何て思うか想像してみたら?)って思うのだけど・・・。

 8月のあの頃、メンバーをバッシングしていた人は今も同じテンションで怒り続けてるのかな。このインタビューを読んでもなお「悲しみが感じられない」とか「武道館でライブやりたがってるだけ」とか言うのかな。案外、もう何もかもケロっと忘れて明るく生きてるんじゃ・・・とか思ってしまいます。言った方は忘れても、言われた方はたまらないよね・・・。本当に可哀想に思います。

 「自分は幸せなことに、両親も兄弟も元気で(身近な人の死に向き合ったことがなかった)」とも言ってたけど、私もそうだし、若い人にはきっとそういう人の方が多いと思う。それはとても恵まれていることだけど「だから当事者の痛みが分からない」では済まないし、私自身、経験がなくて実感として分からないからこそ、なるべく自分に置き換えて想像してみるように、当事者の立場や心情を思いやるようにしないと、と思う。

 そう出来ているかは自信ないけど、インタビューを読みながら(このブログで当事者を責めるようなことを書かなくて良かった・・・)と思いました。自分がkamijoを傷つけたという罪悪感なしに読めただけでも、私としては何もしなくて正解でした・・・。

 「人の生き死にや心からの悲しみを分からずに歌ってきた」とkamijoは思うかもしれないけれど、今までだって良い曲は沢山あったし、kamijoの歌が私に幸せをくれてきたのも本当。今回のことはkamijoの音楽人生を変える大きな出来事でしょうけど、乗り越えられる人だと思うし、いつか色々なことが過去になる日も来るはずだから、メンバーと仲良く前へ進んでほしいな、と思います。とりあえず私はアルバムが楽しみ、その前にテレビ出演(しかもNHK!)もあるとかって感じです。

ーーーーーーーー

 
 相変わらずでちょっとほっとした話。アルバムには10分半を超す大作も入るとか。作詞作曲は「俺」だそうで、そりゃそうでしょうね~。そんな壮大なこと思いつくのはkamijoしかいないって・・・。「フィエルテの海と共に消ゆ」を超える楽曲になってるのかな、やっぱりセリフも入るのかな、また登場人物になりきってるのかな、とか色々想像がふくらみます。

 しっかし10分半って凄いよねえ。ほとんど3曲分じゃない。「本格的にワケ分からない領域に入ってきましたね」って自分で言うなよぉぉ。私はkamijoのそういう摩訶不思議なところ?私の予想の斜め上をいく発想?が好きだし、魅力だと思うし。これからも失ってほしくないと思います。

感謝です~

2009年11月22日 | Weblog09
 アンケート終了しました。ご協力くださった皆様、私の楽しみのためだけにありがとうございました。頂いたメッセージは全てプリントアウトしました。宝物として大事にとっておこうと思っています・・・。

 今回のアンケートを通して、やっぱりMALICE MIZERは凄いアーティストなんだな、私だけでなく他の方々にとっても特別な存在であり続け、リアルタイムで見てなかった人たちをも魅了し、今も全く色褪せない存在なのだな~と思いました。

 新しい音楽がどんどん出てくる中で、「好きな音楽はMALICE MIZERです」とは普段は言いにくいし、このブログを始めた当初はなかなかアクセス数が伸びなくて(やっぱり7年も前に解散したバンドの、9年も前に亡くなったメンバーの追悼メインのブログなんてあんまり興味をもたれないのかな・・・)としょんぼりしていた頃もあったのだけど、続けてよかったな~と思いました。

 08年の3月~09年の6月まではMALICE MIZERをメインに、メンバーの優しいところや彼らが今もkamiくんを大切に思っていることが伝わるように、事前に書く内容をリストアップしてメニューを消化していく感じで書いてました。ただそういうペースでは長くは続けられないし、今は関係ない話をしながらでもこのブログをずっと動かし続けることで、MALICE MIZERの良いところが伝わるきっかけになればいいな、という気持ちでいます。

 もちろんメンバーの活動も追い続けるし、特に私はメンバー&関係者さまの仲良しエピソードを収集するのを勝手に楽しみにしているので、そういう報告も続けていきたいです。プライバシーの問題もあるし元々寡黙な人たちなのは分かってるのだけど、メンバー&関係者の皆様はこれからもそういう話をチラホラ漏らして、私を喜ばせていってほしいです。お得意の「ほのめかす」でもいいので、お願いします・・・!

 外国の方からもメッセージを頂きました。改めてvisual-keiが世界で流行っているということを、MALICE MIZERの底力を思い知った感じです。どうやってこのブログを読んでいるんだろう?日本語ができる方なのか、翻訳ソフトとか使っているのか、そもそもどうやってこのブログを発見したんだろう?とか色々不思議なんですけど、まさか外国で読まれているとは思ってもみなかったので驚きました。ありがとうございます。

 しかもkamiくんのファンだそうで!亡くなってもう10年になるけれど、kamiくんの魅力もまだ衰えていないんだな~と感慨深かったです。やっぱりかっこいいですよね、kamiくんは。バンギャじゃない友達にMALICE MIZERのビデオを見せると、2代目の過去の姿に反応するかと思いきや、みんなkamiくんなんです。「この人が一番かっこいい」ってみんな言ってました。(でしょ~~?)って感じなんだけど、嬉しい反面切なかったり・・・。

 芸能人ってすごいなと思います。私がうっかり死んじゃって10年もたったら、家族以外の人はもう私のことを覚えていないだろうと思います。でも芸能人は私のように生前何度か遠くから見たことあるだけの人にもずっと忘れられず慕われ続けて。それどころか亡くなって何年たっても新たに知って好きになる人が現れ続けて。もちろん全ての芸能人がそうではないでしょうしKamiくんだからこそ、なんでしょうけど凄いな~と思いました。

 ただ海外で読まれてるなんてやばいよねえ。(どんな人が見に来てくれているんだろう?)と思うことはあっても、まさか外国で読まれているとは想像してなかったです。Kamijoの「リリーが」「ジェレミーが」って話を私は世界に向けて発信してしまったのか・・・!と焦りました。

 ちなみにバンギャは皆koziくんが好きですよね。「MALICE MIZERは苦手だけど、koziだけは良い」って言う人は昔からいます・・・。そもそもkoziくんが嫌いという人に私は出逢ったことがないし、悪い話聞いたこともないし、人徳よねえ。今年はkoziくんが精力的に活動してくれて嬉しかったです。

 MALICE MIZERは私よりずっと年上だし、こんなこと言われたくないかもしれないけど、彼らが「MALICE MIZER」を誇りに思っているのは分かるんです。でも私はそれ以上に、MALICE MIZERであれほどのことを成し遂げられたご自身をもっと誇りに思ってほしいです。特にkoziくんは、MALICE MIZER後の活動でなかなか難しい部分もあったのだろうと傍から見てて思うのだけど、時代を超える本物のアーティストであるのは間違えないし、今も支持する人は大勢いるし、いつも自信をもっていてほしいです・・・。

 このブログを始めて、MALICE MIZERは私の人生の宝物だと改めて感じました。そして今回のアンケートを通して、そう思う人が私の他にも大勢いると分かって嬉しかったです。皆様、本当にありがとうございました~。

「私が消える」と言われても・・・

2009年11月20日 | Weblog09
 ちょっと前の話になるけれど、Koziくんライブの対バンのaki君ってどこのaki君だろう?と思ってたら、laputaのakiちゃんでした。キャー。久しぶりに消息を知ったわ。懐かしい!

 laputaの「私が消える」は「memoire」と双璧を張る凄まじい作品でした・・・(←褒めてます)。MALICE MIZER同様、イントロからしてただ事じゃない雰囲気だし、歌い出しの歌詞がまたキテる。「視線の風は僕の視界に、穴を!穴を!あけたまま~」も凄いけど、「素晴らしき死骸たち 素敵な理想 すすり泣く凡人に『死んでしまえ』と笑う、ハッハッハッハ~(←笑い声)」はもっと凄い!

 初めて聴いた時は「・・・な、なにこれ?」とビビッたけれど、聴いてるうちにおもしろくなってきてつい口ずさんでしまってました。90年代前半ってこういう、聴いてるだけで情緒不安定になりそうな音楽がインディー界で流行ってたのかな?

 MALICE MIZERもlaputaも見た目や音楽だけだと「精神的にヤバイ人」みたいだけど、実際には別にヤバイ人ではなかったのがまた魅力でした。Akiちゃんは癒し系だったし、koziくんも良い人だものね。ご本人たちの人柄を知った後だと「なぜ音楽だけああなんだろう?」と思うようになったりして・・・。

 中高生の頃私の周囲ではカラオケが流行ってて、90年代のビジュアルバブルに乗っかったほとんどのバンドの曲を歌ってみたと思うのだけど、laputaの曲は誰がカラオケで歌ってもおもしろくないのです。普通の曲になっちゃうの。Akiちゃんのあの声質とビブラート加減があっての楽曲と世界観なんだな・・・と思いました。キーはアルトの音域だから歌いやすいし、語尾に全部「ン」をつけたり、ラクリマ同様「さしすせそ」を「しゃしぃしゅしぇしょ」と発音すると若干似てくるんだけど・・・。今となってはどうしてそこまで似せて歌おうと頑張ってたのか自分でもよく分からないんだけど・・・。

 私は10代の頃、毎日学校通ってたし普通の人だったと思うのだけど、なぜかこういう音楽ばっかり聴いていて。親は嫌だったでしょうね~。周囲の友達もこういう音楽ばっかり聴いてたけど普通の人だったし、今もみんな堅実に暮らしてる。なんでこういうのに惹かれたんだろう?「10代の心の闇」だったのかな・・・。でも「eve」とか「meet again」とか調子良くって、久々に聴いても「良い曲だなあ」と思いました(嗚呼、病は深い・・・)。

--------

 ベタな話で恐縮ですが「meet again」の発売当時、近所のレコード店(いつ行ってもおじいちゃん店長一人しかいない)に「0月0日 laputa  meat again」って手書きの文字で告知されてて、「『肉、もう一度』って!」と笑っちゃいました。「おじさん、これ間違ってるよ」と友人が言ったら「おじさんはもう横文字は分からないよ。ラピュータだかルアージュだかなんだか」と言ってたんだけど、推定70代でラピュータもルアージュも分かるなんて凄いよねえ。間違ってるのはバンド名ではなく曲名だったけど・・・。

感謝です3

2009年11月17日 | Weblog09
 前回の更新からこれまでアンケートにご協力くださった方々、ありがとうございました。メッセージも読ませて頂きました。嬉しいです。

 アンケートは木曜か金曜までにしようと思っています。正直言って、こんなに大勢の方にご協力頂けるとは思ってませんでした・・・。本当にありがとうございます。

 当たり障りのない経過発表はもうそろそろ結果も固まりつつあるので、やめておきます。来週あたりに当たり障りない感じで書くかも、です。

呆れMAX

2009年11月17日 | Weblog09
「昔々とても素敵なバンドがありました。とても素敵な仲間がいました。その素敵な仲間との思い出の欠片を、歌います・・・」

 (ポカーン)
 寝言は寝て言えって感じ。マイクを通すんじゃない。

 嫌な予感のする方はこの先、読まないでくださいね。不快な思いをさせてしまうかもしれませんので・・・。

ーーーーーーーー

 こういうことが起こると、やっぱりこのブログは続けていかなきゃと思います。ちゃんとバンドのファンの立場で『NO』を言い続けなきゃって。バンドもファンも紳士的に?やんわりと黙殺し続けた結果、ヤツの言いたい放題&やりたい放題が際限なくなったわけで。諦めてため息つくばかりで、ちゃんと抗議してこなかったファンの態度にも問題あったのかもしれない、と私は最近思います。メンバーには立場あるから何も言わない(言えない)のはしかたない。でもだからといってファンまで黙る必要はなかったし、メンバーが沈黙を貫くからこそファンが黙ってはいけなかったんじゃないかと思います。

 大体その「素敵な仲間」を裏切ってトンズラしたのはアンタでしょう。散々ご迷惑おかけした相手の作った曲を、謝罪もなしによく歌えるよねえ。「素敵な仲間」は「金に狂った」んじゃなかったの?「クオリティが低い」だの「中世ヨーロッパだった自分が恥ずかしい」だの言ってなかった?

 百歩譲って「素敵な仲間」と本当に思っているなら、なんで去年「彼」のドラムセットを断りもなく勝手に寄贈しちゃったのか。なんで根も葉もない悪口を週刊誌に連載した上、単行本にして売ったのか。

 全くつじつまが合わないのに、「やっぱり今も某はバンドのことを大切に思ってるのね(ハァト)」と今回の件も好意的に受け止める人がいるのもポカーンです。そういう人はこの11年間のバンドに対する言動のブレをどう説明するんだろう。

 バンドを自分の好感度アップと金儲けのために利用する「道具」としか考えてないから、ある時は「金に狂った」と愚弄し、ある時は「素敵な仲間」と持ち上げたりするんでしょう。そもそも「何者かに監禁されていてメンバーに連絡を取ることができなかった」なんて言ってた人の発言をなんで信用できるのか。私にはオオカミ中年としか考えられないのに・・・。

 でも中年の戯言を真に受ける人はいまだに大勢いて。「和解すればいいのに」とか「再結成してほしい」とか、またまたバンド側に譲歩を求めるようなことを言い出すんだろうな~とゲッソリです。一生ないでしょうに。いい加減現実を見ればって感じです。

ーーーーーーーー

 私はこの話をB関係で知りました。あちらのファンにも「勝手にカバーするな」って怒られてた上、年齢公表したのに「〇〇歳とは言ってもそれが本当かどうか分からないけど」と疑われていて笑いました。いつもホラばっかり吹いてるから、たまに本当のことを言っても信じてもらえない・・・。