見ました!告知の出た日からカレンダーに印をつけて楽しみに楽しみに待っていた番組だったのですが、期待以上の内容でした。2008年7月27日BSi放送。
まずは「今、日本のビジュアル系バンドが海外から注目されている」とのナレーションからいきなりMoi dix Moisとディスパーズレイのライブ映像が・・・。よりによってMoi dix Mois!ディスパ!なんて大場さんつながりなんだ~。
注:大場ゆかりさん。MALICE MIZERのコスチュームパタンナー。MALICE MIZERのゴージャスかつエレガントな衣装の数々は彼女の手によって生まれました。MALICE MIZER活動休止後は、氷川きよし(MALICE MIZERのレコード会社が一緒のコロムビア)、アルフィー高見沢さん、ディスパーズレイなどに衣装を提供しています。
かつて大場さんつながりでmanaが高見沢さんと雑誌で対談したことも、Moi dix Moisがディスパと対バンしたこともあります。そしてVersaillesのボーカルkamijoは元MALICE MIZERのローディー出身。LAREINE という前身バンドでのkamijoの衣装を大場さんが担当したこともありました。この番組を見ていた人でこのつながりに気づいた人はどれくらいいるんでしょうか・・・?多分この番組のゲスト出演への経緯にも「大場さんつながり」が活きていると思われます・・・。
高見沢さんは見た目は浮世離れしていて奇抜だけど、中身は非常に大人で紳士。以前にmanaと対談したときも感じたけれど、新しいモノ、奇抜なモノを受け入れたり表現したりできる柔軟性と社会生活を送る上での一般常識がちゃんと折り合いついている感じで、こういう方だからこそ、長く業界で活動できるのだと思った。20歳近く若いVersaillesに対して、事前に音源を聴いたり下調べしてから番組に臨んでくれていた。とっても紳士的に対応し楽しい話も引き出してくれて嬉しかった。
Kamijoはやったね!素晴らしい!的を得た回答を即座に流暢に喋るし、物腰は穏やかで品があるし、テレビ出演の経験はあまりないはずなのにとっても上手でした。そして滅茶苦茶かっこいい・・・。眉をちょっと吊り上げたり、下を向いて笑う表情がありし日の二代目に似ていてときめきました・・・。見た目も良いし、優しくて、頭も良い、作詞作曲能力も高いし、ユーモアのセンスもある。本当にこんな人がどうして今まであまり売れなかったんでしょうねえ(それは「歌が下手だから」といわれるのでしょうけど、同じ下手でもイ〇ムは売れたのにぃ)。
夜だったので、録画だけして寝ようと思ったのだけど、どうしても気になって親のいる前で見ていたら、親は「こういう化粧をする男がかっこいいとされたのは沢田研二からだ」とか「美輪明宏もこの系統だ」とか色々思うところがあったようで、ずっと隣で喋ってうるさかった・・・。でも母の言った「高見沢さんもきっと30年前、こういう仲間が欲しかっただろうね」というのには納得。多分、うらやましいでしょうね。
私はMALICE MIZERファンなので、kamijoのこともどうしても「ひとりのボーカリスト」としてではなく、「MALICE MIZER関係者」として見てしまう。そういう観点から言わせてもらうと、MALICE MIZERは1998年ごろ、国内では横浜アリーナでも武道館でもコンサートができたし、そこそこの知名度もあった。ただ当時まだ世界ではアニメブームもオタクブームもなく「海外進出」は不可能だったと思う。でもあれだけ「フランス、フランス」と騒ぎ続けた人たちだから、きっとできることならヨーロッパで公演したかったことでしょう。その後ボーカル脱退やkamiくんの逝去などもあり01年に活動休止になってしまいました。それはしかたのないこと。でもMALICE MIZERからしてみれば、やってることは同じなのに時代の流れによって海外での活動のチャンスを与えられた今のVersaillesは妬ましいくらいだろうとも思います。
「中世ヨーロッパ風なサウンドと見た目」「ロックとクラシックの融合」「血と薔薇」「ヴァンパイア」など、Versaillesの掲げるコンセプトはまさにMALICE MIZERが追求した世界。これをパクリだと言う人もいるでしょう。
でも見方をかえれば、若いkamijoとその仲間が、MALICE MIZERの思想を受け継いで、MALICE MIZERの果たせなかった海外進出の夢をかわりに実現してくれている、とも受け取れると思います。そしてVersaillesを見てこういう「中世ヨーロッパ風な日本のロックバンド」の存在を知った世界の人たちが、遡ってMALICE MIZERを再評価してくれたらいいな。MALICE MIZERとVersaillesは比較されることの多いバンド同士ですが、両方好きな私はこういう考え方です。kamijoだってLAREINE の頃からもう10年以上あの芸風を貫いています。薄っぺらな気持では続けられなかっただろうし、私は結構立派だと思います。
まずは「今、日本のビジュアル系バンドが海外から注目されている」とのナレーションからいきなりMoi dix Moisとディスパーズレイのライブ映像が・・・。よりによってMoi dix Mois!ディスパ!なんて大場さんつながりなんだ~。
注:大場ゆかりさん。MALICE MIZERのコスチュームパタンナー。MALICE MIZERのゴージャスかつエレガントな衣装の数々は彼女の手によって生まれました。MALICE MIZER活動休止後は、氷川きよし(MALICE MIZERのレコード会社が一緒のコロムビア)、アルフィー高見沢さん、ディスパーズレイなどに衣装を提供しています。
かつて大場さんつながりでmanaが高見沢さんと雑誌で対談したことも、Moi dix Moisがディスパと対バンしたこともあります。そしてVersaillesのボーカルkamijoは元MALICE MIZERのローディー出身。LAREINE という前身バンドでのkamijoの衣装を大場さんが担当したこともありました。この番組を見ていた人でこのつながりに気づいた人はどれくらいいるんでしょうか・・・?多分この番組のゲスト出演への経緯にも「大場さんつながり」が活きていると思われます・・・。
高見沢さんは見た目は浮世離れしていて奇抜だけど、中身は非常に大人で紳士。以前にmanaと対談したときも感じたけれど、新しいモノ、奇抜なモノを受け入れたり表現したりできる柔軟性と社会生活を送る上での一般常識がちゃんと折り合いついている感じで、こういう方だからこそ、長く業界で活動できるのだと思った。20歳近く若いVersaillesに対して、事前に音源を聴いたり下調べしてから番組に臨んでくれていた。とっても紳士的に対応し楽しい話も引き出してくれて嬉しかった。
Kamijoはやったね!素晴らしい!的を得た回答を即座に流暢に喋るし、物腰は穏やかで品があるし、テレビ出演の経験はあまりないはずなのにとっても上手でした。そして滅茶苦茶かっこいい・・・。眉をちょっと吊り上げたり、下を向いて笑う表情がありし日の二代目に似ていてときめきました・・・。見た目も良いし、優しくて、頭も良い、作詞作曲能力も高いし、ユーモアのセンスもある。本当にこんな人がどうして今まであまり売れなかったんでしょうねえ(それは「歌が下手だから」といわれるのでしょうけど、同じ下手でもイ〇ムは売れたのにぃ)。
夜だったので、録画だけして寝ようと思ったのだけど、どうしても気になって親のいる前で見ていたら、親は「こういう化粧をする男がかっこいいとされたのは沢田研二からだ」とか「美輪明宏もこの系統だ」とか色々思うところがあったようで、ずっと隣で喋ってうるさかった・・・。でも母の言った「高見沢さんもきっと30年前、こういう仲間が欲しかっただろうね」というのには納得。多分、うらやましいでしょうね。
私はMALICE MIZERファンなので、kamijoのこともどうしても「ひとりのボーカリスト」としてではなく、「MALICE MIZER関係者」として見てしまう。そういう観点から言わせてもらうと、MALICE MIZERは1998年ごろ、国内では横浜アリーナでも武道館でもコンサートができたし、そこそこの知名度もあった。ただ当時まだ世界ではアニメブームもオタクブームもなく「海外進出」は不可能だったと思う。でもあれだけ「フランス、フランス」と騒ぎ続けた人たちだから、きっとできることならヨーロッパで公演したかったことでしょう。その後ボーカル脱退やkamiくんの逝去などもあり01年に活動休止になってしまいました。それはしかたのないこと。でもMALICE MIZERからしてみれば、やってることは同じなのに時代の流れによって海外での活動のチャンスを与えられた今のVersaillesは妬ましいくらいだろうとも思います。
「中世ヨーロッパ風なサウンドと見た目」「ロックとクラシックの融合」「血と薔薇」「ヴァンパイア」など、Versaillesの掲げるコンセプトはまさにMALICE MIZERが追求した世界。これをパクリだと言う人もいるでしょう。
でも見方をかえれば、若いkamijoとその仲間が、MALICE MIZERの思想を受け継いで、MALICE MIZERの果たせなかった海外進出の夢をかわりに実現してくれている、とも受け取れると思います。そしてVersaillesを見てこういう「中世ヨーロッパ風な日本のロックバンド」の存在を知った世界の人たちが、遡ってMALICE MIZERを再評価してくれたらいいな。MALICE MIZERとVersaillesは比較されることの多いバンド同士ですが、両方好きな私はこういう考え方です。kamijoだってLAREINE の頃からもう10年以上あの芸風を貫いています。薄っぺらな気持では続けられなかっただろうし、私は結構立派だと思います。
マリスミゼル・ラレーヌさん以前はいなかったし、
Kamijo氏も先駆者と言えるんではないでしょうか…。
versaillesはまだ聞いた事ないんですが、
今年お台場でライブやるんではなかったでしたっけ。
見てみたいです!
友達に薦められて、Kamijo氏のいないversaillesは何度か動画サイトで見た事あります。
Juka君が歌ってましたが…。
あれは何だったのでしょう…。
ギターのお二人上手いですよね♪
そしてカラフルですよね。
推薦盤あったら教えてください。
では。
KamijoのいないVersailles?jukaが歌ってる?ええ~そんなのあるんですか?どこで見れるか良かったら教えて下さい。
お台場ライブ、なんかあるらしいですよね!次の日のめざましテレビで放送されたりするのかしら。野外だとしたら、また暑苦しいことになりそうですよね(笑)。
私は最近のビジュアル系には疎いのですが、ヨーロッパお城系のバンドってMALICE MIZERとLAREINE 以外にも今あるんですか?ゴス系のバンドはかつてメリーゴーランドやアートマージュなどあったのは知ってるんですが・・・。オススメあったら教えてください。