Life in Tokuyo 2 誕生日会

2005-07-07 | Care Work


 blogって「日記」なんだよなぁ。。。と思いつつ、ちょっとサボるとあっという間に日が経ってしまいます。。。中4日開いてしまいました

 特養での生活風景のご紹介、今回はイベントのことを。。。

 ほぼ毎月の行事なのですが、「お誕生日会」というものがあります。その月にお誕生日を迎えられた入居者の方をお祝いする会です。この会が開かれる日は、特別な食事の用意を厨房担当の人たちが用意して、私たち介護職の者が何かしらのアトラクションを行います。そのアトラクションを行う介護職員は持ち回りで担当します。せっかくですから入居者のみなさんには楽しんでもらいたい。。。毎回、介護職員は何をするか苦心しています。
 私の担当月は来年の1月、まだ時間はありますがそろそろ準備を始めたいと思っています。計画では、知人のバンドのギタリストとヴォーカリストに頼んで、ミニ・ライブを行おうと思っています。とはいえ、特養で大音量のハードな曲を演るわけではありません(心臓によくないし、血圧上がっちゃうし)。
 演奏する曲は童謡と昭和30~40年代くらいの歌謡曲をアレンジして演ってもらう予定です。入居者が知っている曲、できれば歌える曲。。。そんな曲を選んでもらおうかと思っています。入居者のみなさんが声を出して歌えること、そして手拍子なんかしてもらえたらとても楽しくて、良い刺激になると思ってます。
 今年の1月も私の担当月だったため、同様の企画で会を開いてみたのですが、入居者の方々の中には、童謡の「ふるさと」を涙を流しながら聴き入っている方もいらっしゃいました。なぜその方が涙を流したのか。。。その方は認知症(痴呆)で失語障害でもあるため、その理由は計り知れませんが、幼い頃を思い出されたのか、それともお若い頃にお子さんに歌い聴かせていた頃を思い出されたのか。。。
 一方、演奏する側にとっても通常のライブと異なり、聴く側が涙を流すほど心を動かしてくれる反応は、演じるモチベーションを高めてくれるもののようです。ギターの音をよりやわらかく、歌詞も一言一言かみ締めるように歌う。。。演奏する者にとって大切なものを感じたようです。


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