パーキンソン病 と Lukeの後ろ脚

2013-09-22 | Care Work



 映画俳優のマイケル・J・フォックスが、パーキンソン病を患っていることは、だいぶ前に報じられていましたが、その彼の新しいニュースが入ってきました。
 Rolling Stone誌のインタビューの一部ですが、

 

 以前の僕は動きに流れがあり、話し方にもリズムがあって、それが演技にとても役立っていた。
でも、それを取り上げられた時、ほかのことを利用することを覚えたんだ。
例えば、パーキンソン病の影響で突然ちゅうちょすることがあるんだけど、
それを取り入れると、演じているキャラクターが考えをまとめたり、
返事を返すのにワンテンポ置いているように見えて、重々しさが生まれるんだ。


 と、語っています。
 <パーキンソン病>は神経系の病気で、薬物療法が主な対処法になっていますが、治療法が確立されておらず難病のひとつです。
 その症状には、安静時の手足が震える振戦や、手足の曲げ伸ばしが硬くなる筋強剛、無動・動作緩慢などがありますが、様々な全身症状・精神症状も合併することがあります。
 人に見られることが仕事ともいえるマイケル・J・フォックスにとって辛い症状ばかりに思えますが、それをポジティブに受け止められていることが素晴らしいと思います。今年から“The Michael J. Fox Show”という番組でテレビに復帰するそうですが、日本でも視られるようならぜひ見てみたいものです。

 パーキンソン病を患われている方は、私の職場の入所者の中にも複数いらっしゃいます。日頃から接していて、この病気の辛さは理解しているつもりのなので、マイケル・J・フォックスが勇気を出して仕事に復帰することを応援したくなります。
 どんな病気でも『病は気から』ということが言えると思います。彼にとって仕事が最良の治療法になれば良いと願います。

 もう一人、最近になってパーキンソン病を公表した人がいます。
 67歳になったリンダ・ロンシュタットがその人で、現在は車いすでの生活が主になっている状態とのことで、マイケル・J・フォックスとは対照的に、もう人前に出てくることはなさそうです。 病気との向かい合い方は人それぞれですから、彼女のように<そっとしておいてほしい>ということもよく分かります。彼女にとって最良の治療が見つかることを願います。

 ↑彼女の曲は、来月のライブでも私たちのバンドが演奏します。
 代表曲のひとつ“It's So Easy”です。 

 

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 愛犬Lukeが後脚をひきずったり、かばったように歩くことが見られたため、先週、動物病院で診てもらったところ、レントゲン検査の結果、『過去に右後脚に骨折の跡がある』と言われました。骨折は自然治癒したものの、それが原因で今になって股関節に異常が生じたようです。
 飼い始めてから骨折したことはなく、生後数年、捨てられるまでの間にあったことなのは間違いありません。他にも虐待の跡がありましたから、骨折も、もしかしたら蹴られたり、踏みつけられたりして折れてしまったのかもしれません。 

 動物病院からは安静にしているように言われましたが、犬は外に出たくなるものです。 家の周りを一回りするくらいに止めていますが、去年までなら涼しくなったら3~4kmくらいの散歩も喜んで行けました。 行動範囲がどんどん狭くなっていくことが寂しく感じます。
 痛みがあるときのLukeは本当にションボリした表情をしています。トップの画像のように目に輝きはありません。
 それでもマイケル・J・フォックスのように、ポジティブに考えられるようにしていきたいと思います。


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