今日はアップル社から“iPad”が発売されて話題になっていますが、私のところには別な新製品が届きました。プロ・オーディオ・ジャパン社から今日発売開始になった“Tape Express”です。
楽天ショップ内の“PowerDJ's”さんから購入しましたが、ちゃんと発売日に合わせて発送してくださいました。
“Tape Express”は、画像にあるように携帯カセット・プレイヤーにUSB接続端子を付けたもので、PCに直接つないで音源を取り込むことができます。
試しに1987年に東京で行われたEric Claptonの音源を取り込んでみました。この音源は、FMラジオ放送を録音したものです。
ところが、いきなりトラブルが起きました。Tape Expressに原因があるわけではなく、カセットテープが劣化しているのか、伸びているようで、音がうねったり音程がかなり不安定な再生でした。
取り込む流れは、同梱されたソフト“EZ Vinyl / Tape Converter”を使ってMP3ファイル形式で保存していくことになります。
カセット・テープは、「クローム・テープ」で保存したものも多いのですが、それも想定されていて、テープの種類によってフィルターを選べるようになっています。
録音するには“Record”ボタンをクリックすればOKで、レベルメーターで確認して音量調整も可能です。
Eric Claptonの音源は収録時間が約45分で、それが録音しきれるとiTunesに転送されますが、ここでもトラブルがありました。転送には数分(数十分?)の時間がかかると思ったら、転送後間もなく作業が中断されてしまいました。
原因は、もしかしたらPCの能力の問題かもしれません。長時間の転送作業の負荷に耐えられなかったようです。
もう一本、私たちのバンドの演奏を録音したものから1曲だけ転送してみたところ、こちらは問題なく作業できました。サンプルは下記のリンク先にあります。
[VOON] 時計じかけのリンゴ ←※クリックすると別サイトに飛びます。
私が持っている古いテープはの中にはCD化されていないものもたくさんあります。
昔、FM東京(現Tokyo FM)の日曜日の午後に放送されていた番組では、ロックやジャズのスタジオ・ライブを生放送していました。それをカセット・テープに録音したものもあるので、それらを少しずつデジタル化していきたいと思っています。
このデジタルの時代に今更カセット?って思いましたが、そういうことですか。
昔の貴重な音源は結構カセットに入っているんですよね。それがデジタル化できるってことですか?
もう、今更見たくもないけれど、ワタシの結婚式のビデオテープはベータ。
既に再生する媒体が無くなってしまった。
しかし、捨てるに捨てられず、困ったものだ・・・
うちはラジカセ2台は残っているのでデジタル化までは考えませんでした。
サクサクとは行かないものですね。
素敵なライブラリーが出来そう
カセットテープの音源をデジタル化するのに、いくつかの方法を試しましたが、今回の方法が一番簡単なようです。
ビデオテープのベータ...ありましたね。
ベータ用の録音・再生機器は、もう生産していないのでしょうか?
最近は、カセットテープだけでなく、レコードの音源をデジタル化する機器も売られています。ベータ版ビデオテープ用の機器も作られるといいですね。
貴重な貴重な映像は、ご本人よりも周りの人間が興味をソソられますです
中学・高校生の頃に、FM放送をセッセとラジカセを使って録音していました。
有名なミュージシャンが来日して、本公演の他にFM東京のスタジオで1時間弱のライブを行い、それが生放送されていたなんて、なかなか豪華な番組が当時はありました。
それらをデジタル化するのが楽しみです♪
今回、テープの劣化が激しいのがちょっと残念でした。
これから先のことを考えると、作業は急いだ方がよさそうです。
メディアの進化は止むを得ないとして、この先、CDやDVDが使えなくなる時代が来たらどうしましょう?
ソフトが進化して、パソコン上の jpeg、mpeg、mp3、mp4 ファイルを開くソフトが無くなったらどうしましょう?
そう言う意味でも、iPadじゃなくて本でイイじゃんとか思うこの頃です。
iPadは、「ブックリーダー」としてだけなら、それほど普及しないかもしれませんが、テレビのニュースで医療現場での活用(手術の際の患部のビューワとして)例が紹介されており、そんなのを見ると、移動・携帯端末としての可能性は、かなり大きいものがあると思いますだ。