何年前だったか家族で富士山に登ったことがあります
まだ次男が小学校だったかな
次男は喘息があったのでとっても心配したけど発作が出ることもなく
高山病になることもなかったんですが
ほかの4人は大変でした。
特に洋さんは・・・・
最終的には頂上まで行けたのですが長い長い道のりだった
洋さんが途中寝袋で寝たほうが良いと言い出しそれぞれ寝袋も持っていったんです
7合目に頂上に荷物を運ぶ車が通る道が出来ていてそこが比較的平らだからということで皆で寝袋に入って寝たのですが
寒い寒い。
とっても寝るなんて出来なくて
凍死するときってこんななんだろうなって思いましたね
人はゾロゾロ通るし
でもそこで見たお月様は本当に綺麗だった。
満月で雲もなく・・・
上から照らされるのではなく
月が横にありました
不思議な感じですよね
月明かりでふもとの明かりがキラキラしていて
景色は最高だったけど寒さは最悪。
寒いから歩くことにしてものろのろだし
高山病で苦しいのと気持ち悪いのとで
自分との戦いみたいだった気がします。
残念ながら
もうすぐ9合目というときに太陽が上がってしまい頂上で御来光みれなかったんです
そこで見た
お日様の光が暖かく
皆で一眠りしてしまいました
明るくなって寝た場所見たらすごい岩の上で
よく落ちなかったな~と
ドキドキですよね
持っていた荷物すべてそこに置き
(寝袋・ダウンジャケットに防寒のズボン)
真夏なのに富士山は真冬のスタイルじゃないと大変ですよ。
昼間はお日様が出ているからダウンジャケット着るほどではないけれど
寒い。邪魔な物はすべて置いて
結局
なんと頂上まで16時間かかってました
帰りは山小屋で焼印押してもらいながら降りてきたのですが
あっという間に5合目でしたね。
今でも
富士山を見ると
あの頂上に行ったんだな~と思うと感動がよみがえってきます。
短い間だけしか登れないので
是非登ってみてください。
やり遂げた満足感でいっぱいになる事間違いないです