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世態迷想・今日の私は昨日より新しい 

あれやこれや書き溜め・・
   徒然の思いは尽きもせず

NATOだって・・

2024-09-12 | 日本人の性分

 

※ もう一つのNATOのこと・・

外国から見た皮肉で、日本人や日本社会は何事につけてNATOであるらしい。

No-Action,Talk-Only という意味という。

議題に出す認識はあるが、積極的には踏み出さない社会と皮肉られている。

そして今一つ、too little, too late とも・・

事に当たって、出遅れて効果が薄く、しかも対応の質量が小さいということだ。

軽口だろうけど、案外にマトをついている。

 

私たちの生活周辺でも何事も当初は、

周りの気配を見た挙句に、様子見が良策とされがちだ。

なかなか、先陣をきらない。横並びの安心や前例を選んでしまう。

それらの方策にも利点はあるが、昨今の激変し続ける国際環境では、

こころもとないこと夥しい。先進事例を例外と見るべからずである。

情報や技術の平準化と増幅によって、

着想と具現化が世界中で煮えたぎっている。

先進性を先取りできずとも、流れに棹差すような鈍ではいられない。

 

※ 出遅れた打者

ここ数年のニュースを見ていくと、日本の様々な出遅れに関する記事が多い。

先進国や他国と比べると、今の日本の出遅れ現象はつまるところ人材不足に尽きる。

人材の育成を軽視し、広範な工業力や技術力について慢心があった。

その育成に時間が必要なことを失念してきた。

次の時代進化に向けた先見的人材育成に目を向けてこなかった。

 

日本全体が、40年も昔のジャパン アズ ナンバーワンの成功体験に座して、

世界の急速な進化を傍観していたと思えてならない。

以来、今やまるで空振り打者である。

いつでも3割を打てるよと慢心しているが、すでに活力のない打者に似てる。

 

人材育成への投資をしない結果、世界の進化に対応する俊敏な反応が鈍い。

ITシステムの例を待つまでもなく、

叫ばれているのは駆使できる人材の圧倒的不足である。

といって、外国からの優秀な人材で補うことに消極的な社会なのである。

 

もともと、動きがゆっくりとした村社会的な国であるから、

一旦座り込んだ姿勢はなかなか立ち上がらない。

その間に周りの国々は忙しく立ち回っていた。

事態の把握と実態の改善の間に、大きなタイムラグが横たわっている。

速やかに対応できにくい社会になってしまった。

 

日本はすっかり人材や研究インフラに予算を使わなくなっていないか。

何が21世紀の社会のインフラなのか、見えなくなっていないか。

国力に対する先見性が希薄になっている。

実質長く政権を独走している自民党政権の大きな不作為ではないだろうか。

ましてや野党も・・。

 

日本社会も日本人も外の目を気にするくせに、

世界の動きを覚ることが苦手なのである。

個々には優秀な研究者や技術開発者がいても、優秀な職人技があっても、

それらを新しいシステムに増幅したり、着想する人材や組織が希薄である。

新技術について統合的に目利きできて、新展開を促す機関もないようだ。

 

平たく言って、優秀なディレクターは多くいるが、

大きな構想を持ったプロデューサーの出現がない社会である。

優秀な技術はあっても、それを多面的に結びつける力が弱い。

そんな弱点が日本社会にある。

勝手に言えば、アメリカのダイナミズムは、

まさにプロデューサー力と思う。

 

優越者は、社会をすり抜けるための道具として、

法律を巧みに使っている。

だが、気づかぬうちに他者を傷つけているものだ。

いつも自己点検が求められている。

 

日本は、先進国の一つである。

この社会にどっぷり浸かって、生涯を過ごしてきて思うに、

何ごとであれ、歩調を合わせることを良とする社会である。

変革の認識があっても、変化のエネルギーはなかなか発揮されない。

自ら発信、発動しないことに積極的である。

異端や異見に過ぎないと思いこむのだろう。

殊に組織のリーダーに顕著である。

先手、専攻のリスクを案ずるばかりだ。

論戦が嫌いである、下手である。

根っこはやはり、村社会の合議待ちなのである。

その傾向は底深い。先進する気概がむしろ希薄なのであろう。

外圧を受けた時にしか動き出さい。

 

 

 

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選良という言葉があるのは、間違いだ。

2023-12-22 | 政治家を選良と思うのはやめよう

 

※ 政治家の言葉に大いなる不満

彼らは自分の言葉を喋らない。

守るべき理念が希薄だから。

哲学を持たないからだ。

だから、ひとつひとつに逡巡する。

あげく、他者の調整に乗っかる。

 

官僚は政治家の風圧を受ける。

忖度に走る人が出やすい。

では、政治家は誰の圧力を受けるのか。

反対党に弱点を突かれまい、言い抜けようとするばかりだ。

国民に向かって言葉を発する事をすっぽり怠っている。

もっと自分の言葉で喋れるはずだ

 

政治は、社会の古黴を取り除く行いである。

多くの恩恵を得ている者たちが、変革によるカビ取りを嫌う。

政治家が世界のキーワードを軽視しては、失敗する。

 

規則というものは、とかく悪用、転用される。むしろ必然か。

ひとまとめにして管理や支配に閉じ込めてしまったりする。

規則外の着想に一瞥もくれない。

 

※ 質問しないで・・

もしかして、今年の流行語大賞候補になるか?

質問しないでと 国会で口走った高市氏は自らの弁舌能力の限界を、

思わず露呈することになってしまった。

 

政治家は、言葉に信頼性があってこそ価値がある。

それを投げ捨てるようではもはや議会メンバーではなく、

単に、月並みな反発しか出来ない一個人の不貞腐れである。

本人は強気の返答を披瀝した思いのようだから、なお質が悪い。

 

嫌な或いは嫌味な質問に巧みに返答してこそ、政治家の自己演出力である。

下手な芸人がツッコミに上手く切り返せずに、素の自分を剥き出しにしてしまい、

観客を白けさせるのと同じで,不快である。

 

※ 政治集団の不誠実。

彼らをそれを流儀としているのだろうか。

彼らは法を作るけれども、彼ら自身は遵法精神が乏しい。

常に法の抜け道を歩こうとする。

裏金とかキックバックとか、策謀丸出しである。

今回が特異なことでもない。それが国民を苛立たせる。

集団も構成員も、選良とは程遠い。

ただただ狡猾な手法に頭を捻り、平然と組織内正義としている。

暴力団もどきの結束で、それを実現させている。

政治家は、やはりどこかが信用できない。容易く変質してしまう。

露見すると、政治の信頼回復を政治家側が盛んに発信する。

国民には、それが力弱く虚しく響くばかりだ。

これまでも政治家の数々の不正、不祥事を知っているからである。

不審な金の動きのみならず、優越的な越権行為とか、選挙のためなら反社会勢力をも

与するなど、選良の欠片もない。ずるさ丸出しである

 

※ ざっと括れば、

この60余年間を、主に自民党が政権を担ってきた。

その間、私は概ね野党サイドに投票してきた。

理念や政策をにらんでというより、

与党政権の暴走があってはならないという思いだけである。

であるから、与党に拮抗する野党勢力の伸長を期待し、

試行錯誤を繰り返す野党の結集にやきもきしてきた。

つまるところ、私は野党勢力には深く失望している。

特にあの政権交代を高らかに叫んで与党になった民主党の結末については、

いわば社会への裏切りと思っている。

政策やその成果以前に、党内の主導権争いをさらけ出して自壊し、

あっという間に分裂、雲散霧消したのである。

こんな低劣な社会的裏切りがあろうか。

野党勢力の内実が弱点だらけで、

結集力の脆さを国民に見事に露呈してしまった。

 

人気絶頂のボクサーが、大口を叩いて沸かせ、

あっという間にノックアウトされたみっともなさである。

しかも、彼らはその自壊の総括もせず、また小さな山を幾つも作っている。

そして、我らこそ社会の信認を得られると思っているに違いない。

無党派層に語りかけて、説得力があるのだろうか。

七転び八起きは結構だけど、同じ過ちを繰り返さい保証はない。

政党には表にも裏にも結集力が必須であることを彼らは学んだのだろう。

 

※ 騒々しい

世の関心の渦中に手を突っ込むことで、シタリとどや顔の人がいる。

公に発言する機会を得ている人が、酔ったように目立つ言葉を発する。

これからあれへと刺激的に手を突っ込んで、どこかで破綻している。

いったい何を言いたいんだ。もっと分かりやすく。

 

政局いじり、話題いじりで論評好みの人物になり果てていないか。

果たして、世に何を知らせんとしているのか。

社会全般に訴求する論理性が見えない。

詰まるところ、社会の裾野を動かしてるのは彼らではない。

 

一人立場の強い人間がいると、

周りの取り巻きがフニャフニャ、ホにゃホにゃになってしまう。

調子に乗って追随するもの、せいぜいうっすらとした抵抗を示す程度だ。

そんな現象を社会の至る所でみかける。

 

それが政治家であれ企業家であれ著名人であっても、彼らを仰ぎ見てはいけない。

彼らは、自分には自動的に敬意が払われるものと思ってるかも知れない。

人々は忘れがちだが、その経歴と人格または品性は、別物と警戒していた方が良い。

職業人としてだけでなく人として、節度や自制心があるのか、目線はどこにあるのか、

状況が変わると図らずとも、彼らの本態が見えてくるものだ。

選ばれた人であっても、心の半分は俗物性タップリとみていた方がいい。

 

市民に説得力のある話が出来る政治家がとても少ない。

ひとたび選良として職責を得るや、まもなく立場を背に軽薄かつ恣意的な

言動をする政治家が頻発している。

その姿勢を問われると、私人としての言動だと愚かなことを言い張る。

政治家は、動くだけで公人としての影響を持つ。

多数を得た選挙民に委ねられている責任が重いからだ。

私人としての行動枠は厳格でなければならないのは、イロハである。

劣化した政治家たちは、発言の撤回や粗末な弁明を恥とも思っていないようだ。

その人格や政治家として資質がすぐに露見していく。

だから人々は、議員を見て優れた人たちと恐れ入ったりしてはいけない。

 

選挙民がどこまで真摯に候補者を選択し、その活動に関心を払っているかは

もっと疑問である。多くの投票者は、選挙公報か選挙期間中の演説以外で彼らを

知る機会がない。名前の連呼に終始する候補者の多い選挙戦で何を知ることが

出来るだろう。

支持政党が明らかな投票者であれば、党派を選択しているのだから、なおさら

当該候補者の政治活動を個別に採点しないのではないか。

さらに、今時の選挙は、無党派層の投票動向がほぼ大勢を決めていく。

だが、候補者に最も遠い存在の無党派層には、その時点で多少とも共感出来る

党派を手がかりとして選択するしかやりようがない。

詰まるところ、候補者の資質優先で投票される要素は希薄なのである。

 

政治家が他の市民より優れているということは全く無い。

だが政治家はそう思っていない。

市民も政治家であるというだけで仰ぎ見る人がいる。

そうした浅見が政治家の活動を歪めていく。

どんな実績を披露されても、人格を保証するものではない。

そうした目線を持っていないと、行政は汚濁していく。

 

自民党には妄動、妄言の軽薄議員が多いが、

党を潰そうという人はいない。

ところが野党には、

加えて党を潰そうという人がいるから不思議だ。

 

 

 

 

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経営のいやらしさ

2023-12-22 | 組織が悪魔になる時

社内価値だけで発言するな、社会の価値と見合って発言しろ、

組織に居る人間は、容易く組織の正義の盲従者になってしまう。

基準が歪んだ組織の価値が、その組織の原点を破壊する。

鈍感になっている彼らは、社会に追及されるまでその事態に気づかない。

悪質な宗教団体と同じような抗弁で逃げようよするものだ。

企業でも政界でも、あらゆる組織が、その内なる価値基準に侵食されていく。

その基準が強く遵守される組織ほど、醜悪な姿になる。

いくつもの事業体が腐って消えていった。

 

※ 経営の裏

ビックモーターズの反社会的な経営が紙面を賑わして、間もないのに、

今度は、ダイハツの会社ぐるみの不正検査が明るみに出た。

全工場の生産停止に追い込まれるほど、結果は重大で、愚かな経営だった。

社会の眼がこのことに気がついて良かった。

 

そこに購買者に対する安全意識はない。

何をもって完成車と思えたのだろう。

購買者に対する生産者の裏切りである。

 

こうした組織内正義が大メイカーで罷り通っていた事に、

全くうんざりする、またも、経営はすまし顔で反社会的になる。

企業経営は、時として安直なその場凌ぎ、言い訳を選ぶのだ。

 

“ごまかし“が、

会社に重大な損害をもたらした数々の先例を知らぬ筈が無いと思われるのにだ。

学習能力がない。大組織には腐敗菌が潜在している、という証明である。

今回の結果は、様々な協力会社にも大きな影響を及ぼしてしまう。

経営とは、時の幹部の社会不正義であっさり破壊されていくものなのか。

 

厳しい生産ノルマだという言い訳だろう。

それを逃げ場にしないのが、経営の知恵ではないのか。

でも、誰かが言い始めた、やり始めた、そして慣行になり、工程は変質されて、

断ち切る事ができてない。幹部の意思も社員の告発も発揮されなかった。

またぞろ経営陣が企業を潰す。

 

高見に居れば、遠くも見えるし俯瞰出来るのが理である。

にも関わらず、今居る場所の維持だけに集中してしまう輩が多い。

眺望の有利を事業の充実に駆使するより、地位の充実に執着している。

大きな組織であるほど、逡巡が横溢し、あげく腐敗する。

 

原点を振り返ることを嫌悪する症状

糊塗することの熱心さが、次の場面を想像する力を著しく削いでいる。

集団におもねる方が楽である。既得への執着心が新しい要素を嫌う。

どんな変化がやってくるのか、感知する器量はすでにない。

既得の権勢の保持以外に関心がない。

 

役人は役所ぐるみで悪さをする。内部告発は決して起こらない。

役人にとって、

属する役所こそ社会であって、役所の外は外国みたいなものだ。

組織の不文律こそ正義であって、

外の評判が悪くても痛痒を感じないのだ。

 

※ 会社内の価値だけで生きるな

会社生活の慌ただしさは、やはり何かを忘れさせる。

まずもって、属する職業の価値観に支配されている。

そこから見える利害だけを使命とするように、

自らを積極的に洗脳する。

彼の関心はその時から制約されたものになる。

日常の正義もそこにあると考える。

懸命に従属する。

 

会社や組織の人間は、

事に当たって人間らしく反応しないことがある。

だから会社員でいられる

 

経営の劣化と隠蔽、職業人の矜恃が薄れている。

みんなで渡れば怖くない・・

集団の中の個人の劣化、今日の社会を蝕んでいる持病。

 

「仕事だから•••」のサディズムもしくは免罪もしくは傲慢。

人は他者から課せられた仕事で、

自分の情緒を殺すことが得意である。

組織はどんどん悪くなるか、進化するかのいずれかだ。

その中間はない。 社内価値だけで、生きるな。

 

組織の機能を生かすには・・明快な目標と各部門の連携。

どんな案件も選択の理由と総括を明示しなければならない

分かり易い運営は,得点・失点が明瞭なこと。

会社に設けられる委員会方式は,責任を曖昧にする方式である。

 

事業の組織は大きいほど、運営あって経営無し,

管理あって変革無しという黴の発生がある。

いかなる組織にも,その存立と同時に‘組織防衛因子’が活動し始め、

大事に培養される。悪玉菌か善玉菌か。

 

組織者は,頭のキレより戦略性

研究者は,戦略性より頭のキレ

文芸者は, 頭のキレより前衛性

 

命令を出すには責任が生じ,命令を出さないにも責任がある

命令と責任は、コインの表と裏である。

 

限定的ヒアリングほど情勢把握を謝らせるものはない。

たった一つの情報から選択は出来ない。

反対,賛成,論評のなかにも選択肢のヒントはある

 

社長は,社内の声に過敏に反応したり、饒舌に反論してはいけない

トップの一方的な発言や方策は、腹背に反感、反発を生む。

 

とにかく言いくるめようとする対話シーンが多すぎないか。

自分の説得力に自信を持ちすぎると、良い指揮官になれない。

 

個人プレーがダメで、組織決定が良いということの誤謬。

積極的発案の人材が出にくい人事システムが横行してないか。

人事配置でミスリードを重ねていないか,

モチベーションを高めるための手だてが間違ってないか、

反芻したほうがイイ。

 

持論の修正や調整にいちいちプライドをかけて反発する奴がいるから,

事がこじれるばかりだ。

 

優秀さより,取り組む力の持続

 

収支の帳尻あわせに一喜一憂する経営者に、部下はうんざりする。

いったいどれだけのアイディアを創出したか、計画性をもったか、

投資をしたか、戦略と戦術が実行されたのか。

 

食べ物に限らず、哲学にも、政治にも、経営にも賞味期限がある。

社会の舞台装置は日々変化しているからだ。

限度に近づくと、急速に力が失せていく。

 

一過性の業績と、

形や記録として時を超えても触れられる業績とがある。

いま華やかな事は、ほとんどが一過性である。

今日あるものは明日にはない。

時の流れの中で感動したりする、これも一過性である。 

その感動を創り出す人も、感動を受ける人もそれでいいのだ。

それで時は過ぎる。それでいいのだ。

 

 

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言い古された諺は‥

2023-10-12 | 雑々と過って惑う

 

※ 言い古された諺は生きている

身の回りには言い古された諺が沢山ある。

或いは、年寄りの知恵として発せられたこともるだろう。

人は成長につれて論理的な説明や方法に慣れ、それで合点がいく。

で、俗な諺を軽視して、それが存外に理に適っている事に気が付かない。

その含意は凝縮されており、そのうえ口語的な平易な言いようなので、

その論理性が希薄と直感するのかも知れない。

言い古された諺を口されると、面白くない軽口か皮肉と受け取ることになる。

 

だが、さまざまな曲折を経た末に難題の出口を見つけた後に、

問題の本質が、言い古された諺に喝破されていることに気がつくことがある。

平易な諺は短絡しているが本質を指摘しているのだ。鋭いのである

 

 ※ いつのころからか、耳障りなこと

関係性とか空気感とかいう言い方をよく耳にする。

が、このいい方が僕は引っかかる。気持ち悪い。

いろんな単語に的を不用意に付けまくることと同じだ。

単語に安直に糊付けしても特殊な雰囲気は出ない。

前後の行間が生む感性に任せることだ。

とにかく、無駄な畳語みたいで聞き心地が悪い。

不要な装飾をやめてもらいたい。言葉の力が腑抜ける。

関係や空気でなぜいかんのか。

 

※ 理では分かっていても、情で動く

 情では分かっていても、理で動く

 どちら取るかで、辿る結果は違って然り。

 

 

 

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それぞれの旅

2023-10-12 | 旅行ちょい話

 

※ それぞれの旅

旅は、緻密に考えて出かけるより大雑把に出かけた方がいい。

寄り道、遠回りがあって、旅の愉快さが膨らむ。

小さな旅でも自宅を踏み出せば、すでに軽い興奮に自分がいる。

その軽めの気分を悟られぬよう、あえて澄まし顔をする。

五感がフル稼働し始めて、いつもの乗り物でさえ違って匂う。

豊かな旅は、好奇心が見つけるてくれる。

見なければ見えない。歴史や風物に感じ入のも良いけど、

雑景を無駄に観察するのも、気持ちがユルんできて面白い。

旅行の特権というか、

見慣れると何でもないはず街が、妙に深く見える。

全てを、私が観るために仕立てられた舞台、という錯覚に浸れる。

そこで暮らしている人々の苦心を横目にスルー出来る身勝手・・

旅に潜れば、好奇心が勝手に増幅する、旅の力である。

観光スポットを訪ね過ぎると、感動や観察力が不感症になる。

あれこれと見どころに唆られても、何か拘りを絞るがイイ。

 

そして、違う国の快適と不快はきっと代わる代わるにやってくる。

事の大小問わず、どの出来事も自分試しゲームとして体験するがイイ。

異国の光景に歴史の滲みを嗅ぎとれれば、醍醐味としよう。

 

散策のルール

倹約を通す、但し好奇心を抑えない。

衛生第一、但し臆病にはならない。

食べる楽しみはご当地の常食メニュー。

土産もの買いに心は動かさない。

見かけは澄まし顔して、内心キョロキョロ観察する。

表通りよりむしろ路地を歩きたい。

空便より鉄道の面倒くささがイイ。

旧市街に異国の渋みも旨味もある‥。

良く歩く、カフェに沈む、広場に沈む、ベンチに沈む。

パン屋さんのパンを味合う

市庁舎の食堂や大学の食堂に潜ってみたい。

水とスナックを常時携帯する。

 

それなりの準備

<バッグ考>

ソフト2輪キャリー60L.bag

   外ポケット少なく、ジッパータブに鍵が架けられること.

バッグ内の小分け袋には、徹底して薄い材質もの.

  (丈夫な小分け袋は嵩張る・・)

路面や段差が一様でなので、40L.back pack 背負いがbetterか?

  否、意気込みほどは、体力が続かないと想定し却下。

街歩きでは出来るだけbagを持ちたくない。

 

<必携書類など>

様々な書類のコピーや連絡先一覧の印刷。

英文診断書作成、薬剤携行証明書を持っていく。

海外旅行保険証を携行する。

ロストバゲージの予備知識。

盗難、紛失等発生時の予備知識。

 

<通信端末・記録・書類>

スマホ、タブレット、mobileバッテリー、

    e-simパッケージ。

運賃や予約のレシート、控えを捨てない(トラブル対策)

 

衣類>

嵩張らないこと、乾きやすいこと、転用が効くもの。

防犯策として、”分散所持、それらしくない保管“。

  財布らしいもを持たない事にしてる

  セーフティバッグは、経験上疑問あり・・

  

処方薬・常備薬・衛生用など>

大敵は、ベッドバグと蚊である。

 で、押すベープ、ハッカ油、ティーツリー、オロナイン、ムヒ。

 

<それなりの便利小モノ

📎簡易お尻シャワ 📎携帯ハサミ📎モノキュラー📎ヘヤーゴム📎両面接着テープ

📎 粘着ローラー📎アルミハンガー📎安全ピン📎ピンチ

📎携帯浄水器(BeFree1L)📎 450ccチタンマグカップ📎200V湯沸しpipeヒーター

 

体調不良を想定する

・旅の日々は緊張や軽い興奮状態にあるから、

   気分は上々でも身体は休息を求めているが、そのことに案外気が付けない。

 

旅先の危険について

・短期滞在の旅行者は、窃盗者にとって美味しいカモねぎである。

・武器を使って強奪しようする者に抵抗するのは、全く賢くない。

・窃盗者はハイエナ並み、罪悪感が薄く、獲物に向かって執拗に仕掛けてくる。

・置き引、ひったくり、スリ、ちょろまかし、強盗。

  ☞ グループで仕掛けてくる

  ☞ なにかに気を取られ、そのスキを狙われる

  ☞ 睡眠薬入りの飲み物や食べ物を、親切ごかしに勧められる

  ☞ とても親切そうに見えて、意外に危ない諸氏がいる

  ☞ バレにくいように、全部でなく一部を抜かれたりしてしまう 

・旅は疲れ易く、意外にぼんやりとしている瞬間が多い

・過度な警戒より、盗みにくくする工夫が良策

・滞在期間を聞かれても曖昧に応じる、最終日を狙ってカモにされる。

・”いかにも旅用”のものを身につけない。

・慣れは油断を招く、用心こそ快適な旅の支えになる

    📍それでも、親切な人はいる・・・。

 

 ※ 洗濯する

宿泊先の洗濯機やコインランドリーを利用できない時、

持参した布バケツを使う。

ウオッシング袋”scrubba”を使った事もあるが、

アウトドア用の防水布バケツが手軽に使えてイイ。

驚くほど小さく畳めるので邪魔にもならない。

自立するし、縁と底に布取っ手があり、これの使い勝手がいい。

近頃の洗剤は、洗浄力も泡切れも良好だ。

自分洗いの弱点は“手搾り”だ。

で、乾いたバスタオルでぐるぐる巻いて押す。

自室での洗濯お断りのホテルでないなら、このバケツ洗い最高。

しかもこの布バケツは、乾きのいいシャツより早く乾く。

 

これまでも仕事や個人であちこち行ってはいる。奇妙な旅もあった。

ざっくり通算すると、500日以上はあちこち異国に滞在している。

だが古くは40年ほど前の旅、新しいものでも20年前

それらの経験則はもう役に立たないだろう。

過去の旅に携行しなかった持ち物に、処方薬と多機能なスマホがある。

国境なしのオンライン予約システムもなかった。

何でも様変わりなんだろう、さてさて・・・

 

 

 

 

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