のほほん癌ばらない日記

卵巣癌根治手術から10年が経ちました。治療中のカルテ公開やその後の日常を日記に。最近、放置が多いです。σ^_^;

義父の旅立ち

2010年07月18日 09時24分21秒 | 未分類

降り続いた雨も昨日で峠を越えたようで、今朝は蝉が元気な声を聞かせてくれました。いよいよ夏の到来のようです。

そんな、梅雨明け、三連休初日の昨日、午後2時22分、かねてから入院中の義父(88歳)が旅立ちました。

病院からの電話で「一時、呼吸停止と心停止になりましたので、すぐ来てください」と連絡を受け、駆けつけた時には、すでに旅立った後でした。
義母を迎えにオットットが走り、私はとにかく、一刻も早くとバイクで病院へ向かったのですが、間に合わず、義父は誰にも見送られることなくひとりで逝ってしまいました。
義母は到着した時、しきりに「ごめんね、ごめんね」と謝っていました。

義父は口からの栄養や水分をを摂ることが出来ず、点滴栄養・水分補給のみでした。
最近は、声をかけても反応がなくなり、寝たきり状態でしたが、手や足は元気に動かしていました。
医師から、「目に真菌があるため、抗生物質を投与して、眼科治療を行っているが、その抗生物質が腎臓に影響を与えているようで、機能が低下している。このまま治療を続ければ、腎機能が停止し尿が出なくなり、予後は1~2週間になるだろう。治療を止めれば、失明する。治療はどうしますか?」と言われていたので、腎機能優先で眼科治療を止めるという話を前日にしたところでした。
でも、また尿も出だしたし、検査結果や様子を見て、治療をストップするかどうか判断するということになり、眼科治療を止めると、他に治療していることもないので、転院することになると言われていました。
ですから、まだこのままだろうと、誰もが思っていました。

本当に、こんなに突然逝くとは、思っていませんでした。
最後の家族孝行、孫孝行なのでしょう、梅雨明け三連休初日、を選んで旅立ちました。お陰で我が家の息子達以外(休み関係なしのフリーターなので)は、仕事を休むことなく、今日の通夜、明日の葬儀に来てもらえます。

おじいちゃん、お酒を飲んで嫌がられることが多く、決して大事にされたとは言えないけど、最後にみんなに迷惑かけないように、日を選んだんだね。ありがとう、そしてごめんね。
入院当初、お母さんのことを良く言っていましたね。
きっとお母さんが迎えに来てくれたのでしょうね。
あちらでは、大好きなお酒を、誰に止められる事もなく、好きなだけ飲めるね。
今まで食べられなかった分、いっぱい食べて飲んでください。
さようなら、ありがとう!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿