(本日もオットット出張の為、お弁当はお休みです。)
4月3日京都で行われた「心のバリアフリーチャリティーコンサート」に行って来ました。
コンサートの中で卵巣がん体験者の会スマイリー代表片木氏の講演があり、とても良い講演でしたので,皆様と共有出来ればと思い、UPさせていただきます。
先に謝っておきますが、UPするからには正確に且つ詳細に報告すべきところ、曖昧な部分もありますし、詳細にはほど遠く簡単な報告になります。あしからずご了承ください。<(_ _;)>
最初に、片木さんから、被災された癌患者さんからの、「抗がん剤を受ける予定だったが病院にはたくさんの被災者さんがいて、とても受けられる状態ではなかった。」「大きな災害の中では自分より他の被災者の方が優先」等の悲痛とも言える声が届けられました。
また、被災された癌患者の為に国立がん研究センターの「被災がん患者ホットライン」の紹介がありました。
被災がん患者ホットラインはこちら
http://www.ncc.go.jp/jp/information/hot_line.html
「がんについて知っておきたい5つ」
①どんなことでも話してみましょう
不安や辛さに向き合う為に話すことで、自分が何について不安に思っているかが見えてくる。
②自分にとって必要な情報を集めましょう
いろんな所からいろんな情報が手に入るが、医療に関わる情報は必ず主治医に確認する。
③治療をメモに書き留めましょう
どういう治療を何時したかを箇条書きでわかりやすく書き留める。
今回の大震災のように病院が被災した場合、医療情報は失われてしまう。紙ベースで治療の経過を残すことで治療の継続が容易になる。
④医療者と良い関係を作りましょう
youメッセージではなくIメッセージで伝えましょう。
youメッセージは「あなたはこう言った」等と相手を問い詰めてしまう詰問形式になってしまうこと。
そうではなく、私は(I)こう思いますが先生はどう思いますか?というIメッセージで話す。
⑤患者を支える仕組みを活用しましょう
病院の相談支援センターやリレーフォーライフのような患者が集まる場所、患者会を活用し、自分の病気を語り合い、向き合える居場所を作りましょう。
ただし、ここだけの話、入ってはいけない患者会も・・・それは
・壺等を売るような団体
・特定の治療を勧める団体
・特定の医師のファンクラブ団体
「がんについて知っておきたい」情報は国立がん研究センターの下記サイトでも御覧いただけます。
患者必携 がんになったら手にとるガイド
http://ganjoho.jp/public/qa_links/hikkei/hikkei01.html
話は前後しますが、「①のどんなことでも話してみましょう」に対して、では聞く側はどうすればいいのか?簡単に「あ・い・う・え・お」の法則
☆あ=合わせ鏡のように
相手の雰囲気にあわせて。
☆い=アイコンタクト
目と目をあわせて、と言ってもあまりにじっと見つめられるのは疲れるもの。
席をずらして座るなどして、目の逃げ場を作るのもポイント。
☆う=うなづき
先ずは、相手の話を受け止める。
☆え=笑顔
たとえ、どんな話であっても、次にまた話しても良いんだと思えるよう、最後は笑顔で別れる。
☆お=オーム返し
相手と同じ言葉を返す。「どうしたらいいの?」と言われたら、「どうしたらいいと思う?」
◎困惑の中で話す相手は、たくさんのことを受け止められないのでアドバイスは一つだけにする。
◎「何故?」という質問はしない。
以上、簡単にお報告させていただきました。
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