書くべきか書かざるべきか一晩悩んだが、憤りを禁じえないので書くことにする。
勇気ある僕の友人(Tとしておく)が一時期他人の子どもを保護していた。子どもの母親が同居中の彼氏による虐待で相談してきたことがきっかけであった。
児童相談所へ引き取られていく子どもを見て事の重大さにやっと気づいた母親からは罵られ、同居人である彼氏からも脅されたことは想像に難くない。
児童相談所のシステムがどうなっているのかは把握していないが、ある期間を置いて子どもは母親と同居人である彼氏の下に戻されたようだ。
2人に感謝されるはずもなく、肉親でもないTには児童相談所には電話しても教えてもらえず連絡が来ることもなく、子どもの状況を知るすべはなかった。
突然だった。
僕の目の前でTの携帯が鳴り、みるみる彼の顔色が変わった。母親と彼氏が児童虐待法に基づく傷害容疑で逮捕されたとTの友人から連絡が入ったのだ。
病院搬送時、子どもの体重は6歳児平均の半分の約14キロで、著しい栄養失調状態だった。また、右腕が骨折しており左足には骨折が自然に治ったあと、右手と陰部にはたばこを押しつけたようなやけどのあともあったらしい。
2人が逮捕され子どもが保護されたことでまずは一安心した。
と同時にいくつもの疑問点や判断基準に関する意見が湧き出てくる。
児童相談所は何で子どもを返したのか!判断基準はどこにあるのか!なぜ警察の逮捕が遅れたのか!
人が他人の家庭環境へ関与できる範囲はどこまでなのか。
儀を持って行動に出る者を保護するすべはないのか。
そして
なぜ2人の容疑者は子どもを取り戻そうとしたのか.。
どうして母親は虐待を容認していたのか。
同居人である男は子どもを殺害しようとしていたのではないのか。
言葉を並べたところで何ひとつもやが晴れない。
どれもこれもきれいごとにしか思えない。
遺憾に思うとほざく政治家の戯言のように見える。
なぜなら
地獄に落ちろ!
としか思ってないからだ。
親になる資格を持たないものは親になってはいけない。
そして今はその子の将来が不安で仕方ない。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/15218?c=210
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幼児期での家庭環境ってすごく重要だと思います。
だからYさんが見てこられたことはきっと真実なんでしょうね。
僕はTの話を聞いて他人の家庭にどこまで踏み込んでいいのかわからなくなりました。明らかにTが正しい判断をしているのにその結果がこれじゃ努力というか正義感が報われない気がするんです。
もちろんTは報われようと思って事を成したわけではないのですけどね。
大王の言葉を借りるなら当たり前の愛情を子どもに注ぐことと地域コミュニティの確立かなと思っています。
これが正解かどうかはわかりません。
でも「何かを変えんといかん!」と感じます。
何とかしたいのだが、その術が皆目見当がつかない。
僕には当たり前のことだが、全ての親が自分の子どもを愛していたらこんな風にはならないはずだしね。
でもよ、そうでないのが現実ならばなんとかしなきゃいけない気がして仕方がないんだ。
例えば子どもは地域の宝って感じにまちをチェンジできないかな。
俺こないだまでPTAやってて先生方にも保護者のみなさんにも(特にうちの委員会メンバーとは近い分だけ余計に)子どもに対する愛情をすごく感じていたんだ。もちろん他人の子どもに対してもさ。
だから、まち全体が北小学校と同じような考え方だったらとてもいい環境が生まれるんじゃないのかなあ。。と思っているんだよね。
今回は直方での犯罪ではないけれど、事件が起こってからじゃ遅いと思うんだ。
非現実的かなあ・・
やっぱり一番多いと思われるのは家庭環境かな?友達関係も多い。親と話していても「そんなんじゃ、なんだかねぇ?」って思うことが多かった。
この前の4年生の子の作文にも涙した。
宮崎県だけじゃない、日本中「どげんかせんと、いかん!」
わたしたちにできることは
自分のこどもたちを
精一杯愛してあげるしかない。
そして、自分の子どもを精一杯愛してあげようよ
と訴え続けるしかない。
息子の入学式のかわいい姿を見るにつけ
本当にそう思う。
でも、Tの判断力と勇気には感心した。
いくら通達の義務があってもそれを実行するかしないかは個人の判断に委ねられることであるし、ともすればおせっかいの一言でかたずけられかねないしな。
さすがだと思う。
しかしその一方でそれに応えることができない施設や機関の対応には失望するばかりだ。
そして何より鬼畜の容疑者が子どもの将来をまともに考えたとは思えない。
どういう手段を使って彼らの玩具である子どもを手に入れたのか知る由もないが、様々な偽りがあったのではないかと思うばかりだ。
特に子どもたちに関する犯罪は俺の中では絶対に許せない。全く民主的ではないけど最低でも同じ目にあわせないと気がすまない。
最近の数々の事件を見聞きすると、到底明るい将来があるとは思えない。ずっと闇の中にいるみたいだ。
でも、そんな世の中を明るくしていくのが俺たち世代の役割だと思う。
Tのような正義感に満ちた者が増えていけば少しずつ光明が差してくる。
笑われるかもしれないが、僕はそう信じているんだ。
「児童虐待の防止等に関する法律」においては、発見した者全てが児童相談所等に通報の義務があるのです。
しかしそれは、通報したからよくやった。では無いはずです。通報に対しての相談所・警察・病院の対応には疑問が膨らむばかりです。
あの時すぐに動き逮捕されていれば、子ども達は更なる苦しみを持たずにすんでいたはずなのに・・・
こんな世の中で、我々は明るい豊かな未来を創造していけるのでしょうか・・・