松村 英樹 闘魂日記

燃える闘魂 MATSUMURA BLOG

行列のできる法律相談所

2007-12-04 09:57:50 | Weblog
僕は睡眠時間が短い。12:00過ぎてブログ書いたり本読んだり夜食取ったりしながら過ごすのはあまり健康的とは言えないが、そんな生活に慣れてしまったので苦痛に感じることはない。


睡眠時間を減らす理由のひとつにTVがある。
おおむねHDに録画してCM飛ばしながらずっと見てしまう。



昨日、日曜日に撮っていた「行列のできる法律相談所」を見た。
島田紳助のトークや弁護士軍団の個性がおっかしくて毎週見ちゃうのだ。


でも、今週の分はちょっとしびれたな。
カンボジア学校建設プロジェクトが立ち上がっていたのだ。


これは有名人100人の描いた絵をオークションにかけ、その売り上げでカンボジアに学校を建てるというものだ。
最初はなんかありがちだなあ~とハスに構えていた。




13歳の少女の日常が流れた。
彼女の村は子どもがとても多い。でもまずしい村なので学校施設も教師の数も足りない。日本に住む僕には到底信じられないのだが、小学校3年生までしか授業を受けられない。
出て行ったお母さんの代わりに幼い兄弟の面倒をみなくてはならない彼女には、20キロも離れたとなり村の学校に通うという選択肢はない。

そんな彼女の夢は
「学校に通って勉強したい・・」
彼女の宝物は偶然道端で拾ったボロボロの教科書だった。。。


僕にとってごく当然のことが世界では夢として語られている。
壁のない学校、長椅子に何人も腰掛け1冊の教科書をグループで読む生徒たち。
日本が恵まれているのか。
カンボジアの村が悲惨なのか。

いずれにしろ教育の機会を与えられない子どもたちには、自分の未来を選ぶことができない。
悲しい現状がそこにある。

将来を担う子どもたちには同じように未来への夢を与えたい。
そんな風に思えた。。。



紳助が言っていた言葉で「かわいそうと思うだけで見下している」というものにも、「学校ひとつ造ったって何も変わらない」というものにも共感できる。ボランティア活動するときにいつも考えてしまうものだ。

でもそれ以上に心に響いたのが、「偽善者でいいじゃないですか」という言葉と「ないよりはあったほうがよい」という言葉だ。
実に単純だが奥が深い。
そして何より「勇気」を与えられる。

たかがTVである。
されどTVである。
自分以外の人はみんな師匠だ。
バラエティ番組のひとつの企画なのに、なんか妙に勇気をもらった。


僕も偽善者と思われてもいいから勇気を持って挑戦しよう!
あんなこともこんなことも。


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