亀先生のお墓参り

私、中高校とソフト部でした

走るの遅そう、運動神経なさそう・・・と思われがちですが
ハイ、
その通りなわけで


得意なスポーツといったら水泳とソフトボールだけ

本当にやってたの～～～～といまだに言われますが;;;



実は中学はキャプテン
高校は副キャプテン！！！
しかも
東京都大会優勝チームだったんですよ(出た！プチ自慢！）

私がすごいわけじゃなくて、ピッチャーが都内でも5本の指に入るいいピッチャーだったし、いい監督にも恵まれたし、チームワークも最高に良かった

高校時代の青春の思い出は部活がほとんどでした

大好きな大好きな先生は
今
天国から見守ってくれています。


毎年11月

ソフト部の同期で集まって、お墓参りに行っています

先生は優しくてあったかくていつもニコニコしている先生。
それなのに、指導は時に厳しく、冷たい時もあり・・・
先生に喜んでほしくて、褒めてほしくて、頑張っている自分もいました。

その当時
部活と勉強の両立をしながら亀先生によく夢を話していました

先生はニコニコしながら、

「今やっていることは決して無駄なことは何もないんだよ。
大人になってから、きっと今やっていることの大切さを知り、それがつながり、実を結ぶんだから。お母さんになった時それを伝えていける人になるんだぞ」って

高校時代
周りには農業をやっている人はもちろん
やりたいって言う人だって全然いない中で、この夢を笑わずに応援してくれた先生に本当に感謝しています

ソフトボールと農業って全然関係ないんだけど、あの時の練習の大変さやけじめのつけ方、挨拶、礼儀、そういうのって何事にも通じることだと思うのです。

厳しく怒鳴ることだけでなく、やっている行動の意味、次につながる一歩、頑張ろうと思える原動力を養うこと、そういうことを先生は教えてくれたんだと思います

先生が亡くなったのは私の東京農大の推薦試験の日である
11月17日

それが終わったら先生に報告に行こう！
絶対に合格して先生に「よく頑張ったな」って言ってもらおうって。

結局直接報告ができないままでしたが

18年年経った今
あの時の夢を持ち続けて

農業の道を歩いていますよ

と
報告できました。

毎年先生に会いにソフト部のメンバーが集まるのが恒例になっています。
それはみんなが先生が大好きだから。
私たちの心の中でずっとずっと先生が生き続けているから。


先生の墓石に刻まれた「平成7年」と書いてあって

ああ
18年かあ
私たちも年をとるわけだよね

とみんなで話し
先生にお酒を供え、手を合わせました。

今年は何年振りか　子供達も一緒です。

長男くんはもう170cm
ソフト部の仲間の誰よりも大きくてびっくりされました^^

そして
今回は子連れさんが多くて、それぞれみんながママになっていて、私はもう中学生のお母さんでもあって

なんだかね

先生がその光景をニコニコ見てくれている気がして

私もニコニコしてしまう一日だったのです
みんながお母さんの顔をして
赤ちゃんもちびっこちゃんたちも可愛くて
うちはもうすっかり生意気で（笑）



先生
私
新潟の小千谷って場所で
農業やってるよ
さつまいものお菓子作ってるんだよ

夢だったことを仕事にできるって幸せだよね

温かい仲間に囲まれていることも幸せだよね

なにより
そんなことを感じながら生きていられることが幸せだよね

また来年も来るからね！
その時も
天国の先生に
「おーーーーー頑張ってるな」って
褒めてもらえるように
新潟でもっともっと頑張ろうって
気合を入れなおした一日でした。