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nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

JR八高線のローカルな駅巡り~竹沢駅

2013-09-10 22:27:00 | 国内の鉄道
八高線用土駅から高麗川行きに乗って南下、寄居を通り過ぎ、折原に停まって、次の竹沢で降りてみました。周りを山に囲まれた静かな駅です。といっても周囲には人家や作業所のようなものがあり、人里離れた場所ではありませんでした。跨線橋に駆け上がり乗ってきたディーゼルカーが去っていくのを撮ってみました。


駅前は線路に並行して国道が走っています。時折、大型トラックがかなりのスピードで通り抜けていきます。ちょっと怖い感じで、左右をしっかり確認しながら横断し、振り返って駅舎を撮影しました。

次の高崎行きは隣の小川町でさっきの高麗川行きとすれ違うので、13分後にやってきます。ちょっと慌ただしいですが、駅舎内を観察すると、狭いながらも本がぎっしり詰まった棚が一杯あり、まるで図書館みたいです。

列車待ちの暇つぶしには最適ですが、さっきから私以外には誰もいません。周囲に人家もあり、「秘境駅」ではないのです。どうやら近くに東上線の東武竹沢駅があり、そちらは30分毎くらいに電車があるので、皆そちらを利用するのでしょう。昼間は2時間近く列車間隔があいてしまうこともあるので、これでは八高線に勝ち目はありませんね。

そうこうするうちに高崎行きのディーゼルカーがやってきて、再度北上します。

JR八高線のローカルな駅巡り~用土駅

2013-09-10 14:47:00 | 国内の鉄道
青春18きっぷを使い切るために、自宅から手軽に行けるローカル線八高線を訪ねました。すでに何回か乗っているので、単純に乗りとおすだけでは面白くありません。そこで、列車ダイヤを研究し、行ったり来たりしながら、小さな駅で降りて雰囲気を味わうことにしました。単に、降りて次の列車を待って次の駅へ行くとなると、列車本数が少なくて半日では足りません。フリーきっぷの特性を活かすと、行ったり来たりとなるわけです。

まずは、八王子から電車に乗って高麗川へ。ここまでは近郊区間らしく電化されていて、オールロングシートの通勤型電車です。そして、高麗川から高崎までの八高線の北半分が首都圏では珍しい非電化区間。ディーゼルカーに乗ることになります。

列車を乗り換えるため、高麗川駅の跨線橋から撮影したもの。右が八王子から乗ってきた電車、左がこれから乗る高崎行きディーゼルカーです。

18きっぷシーズンが大詰めを迎えているせいか、発車30分前なのに、列車は混んでいました。幸い一つだけボックス席が空いていたので確保。かろうじて進行方向窓側に座ることができました。

定刻に出発。北へ向かって各駅に停まっていきます。45分ほど乗車して、秩父鉄道や東武東上線との乗り換え駅寄居に停まり、その次の駅用土(ようど)で降りてみました。列車は、この2つ先の児玉で上り列車とすれ違うので、上り列車到着まで20分ほどあります。その20分が駅滞在の時間なのです。

一本しかないホームの目の前には広々とした田園風景が望まれます。何もないというのもいいですね(笑)
ホームはこんな感じです。




小さな洒落た駅舎がありました。数年前に建て替えたもののようです。古風な木造駅舎もいいですが、こんなコンパクトな駅舎も斬新で目立ちます。

左の大きい空間は、地域のコミュニティーステーション。待合室を兼ねた「文化的」スペースで市民の詠んだ俳句を記してあったり、観光用パンフレットが置いてあったりと賑やかです。しかし、人がほとんどいなくて寂しげです。人集めが大変なのでしょうね。

そうこうするうちに南へ下る高麗川行き列車の到着時間が迫ってきました。