goo blog サービス終了のお知らせ 

nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

月刊『旅行読売』に記事を執筆しました

2021-05-30 15:12:00 | 作家活動
月刊「旅行読売」7月号が発売となりました(5月28日)。


今号の第1特集は「青春18きっぷで いつか、あの駅へ」
7本の紀行ガイドが掲載されていますが、そのうちの1本を私が執筆しました。
pp50~53の
「電池で走る新・ローカル線/快適にグリーン車で“呑み鉄”」
東京駅から宇都宮駅までは、普通列車のグリーン車で往復。蓄電池車両アキュムが走る烏山線で
一味変わったローカル線の旅を楽しみ、沿線の名産品として大吟醸「東力士」を味わいました。


緊急事態宣言下にあって遠方への取材もままならず
以前取材した写真を使用し
島崎酒造の取材も電話とメールで行い
銘酒「東力士」は通販で取り寄せ
味を吟味した次第です。

これについては、5月3日のレポートもご参照ください。

テレ朝『羽鳥慎一モーニングショー』に取材協力

2021-05-28 15:54:00 | 作家活動
少し日にちが経ってしまいましたが、5月21日にオンエアされたテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に取材協力し、私のコメントが顔写真とともに画面に映し出されました。


東京在住の外国人が書いた「東京の電車が分かりにくい」というネット記事をもとに、鉄道会社でバラバラな特急、急行、快速といった列車種別の複雑さを取り上げたもの。9時25分頃から10分程度オンエアされました。

もともとは、その2週間前くらいに放送される予定だったのですが、その日に緊急事態宣言の延長が決まり、その話題で押し出され、延期となっていたものです。

当初は、電話インタビューが予定され、コメントの収録も行われていたのですが、諸般の事情ですべてカット。残念ながらパネル表示のみでした。

もっとも、パネル表示はかなり長時間に及び、拡大されてテレビ画面に映っていました。


オンエアについては前の晩に連絡があったため、Facebook,twitter での通知にとどまったのですが、テレビを見ていたら、私の名前と写真が出てびっくりと言う、コメントを何通もいただきました。全国放送だったのですね。


あるローカル線の記事を執筆中

2021-05-03 12:08:00 | 作家活動
ステイホーム中と言っても、この10年くらいは大型連休中は出かける気がしないので例年通りです。

幸か不幸か、珍しく原稿依頼がいくつも舞い込んできたので、この連休中に何本かは仕上げようとしています。そのひとつが、月刊の某旅行雑誌からの久々の依頼。
このご時世なので、思い出話を交え、追加取材は電話とメールで行うようにとのお達しでした。

鉄道関係は過去の取材のネタで賄えたのですが、沿線の名物はストックなし。それで電話とメールでこなし、それだけでは物足りないので、行った気になるためオンラインで注文してしまいました。先方は気を利かせてお土産も送ってくれました。



ただ、私は日本酒はNGなので、酒豪のさくらこさんへのプレゼント。感想を取材するつもりです。

いい気分で酔ってくれそうですが、「女房酔わせてどうするつもり?」という懐かしいCMを思い出しますね(笑) さらに、関連しそうな写真をあさっていたら、2007年に撮影した古い写真がでてきましたので、これも掲載する予定です。さて、どこの路線の話でしょうか?

勘のいいひとは、すぐに分るかと思いますが、5月末に発売となりますので、それまでお楽しみに!

追記 月刊「旅行読売」7月号が発売となりました(5月28日)

深谷といえば思い出すのは・・・

2021-05-02 18:16:00 | 国内の鉄道
NHK「ブラタモリ」や「鶴瓶の家族に乾杯」でも取り上げられるなど埼玉県の深谷がブームになっています。もちろん大河ドラマ「青天を衝け」の宣伝なのですが、私が深谷と聞いて思い出すのは、渋沢栄一でもネギでも煉瓦でもなく、自民党の代議士だった荒舩清十郎(あらふね・せいじゅうろう)のことです。


1966年8月、彼は佐藤内閣の運輸大臣(現在の国土交通大臣)に就任。まずやったことは、選挙区の深谷駅に急行列車を停めるため、国鉄に圧力をかけることでした。その年の10月のダイヤ改正から一部の急行列車が深谷駅に停車することが分かるとマスコミは大騒ぎ。

しかし、彼は言い訳するでもなく「急行のひとつやふたつ停めたっていいじゃないか!」。堂々と言い放つのが凄い。国鉄総裁も「ひとつくらいは・・・・武士の情けで・・・」。結局、10月になって大臣を辞任。しかし、その後、選挙演説で「深谷駅に急行を停めて何が悪い」と全然反省などしなかったようです。

いつしか、深谷駅には特急も停車するようになりましたが、最近になって特急「草津」は通過するようになり、通勤ライナー的な「スワローあかぎ」「あかぎ」のみが停まっているようです。

余談ですが、荒舩清十郎はテレビで竹下景子と共演したあと「息子のお嫁さんにしたい」といったとかで、竹下景子さんは「お嫁さんにしたい女優」と言われるようになりました。

冒頭の写真は、数年前の深谷駅。最近引退した185系の特急「草津」が停車しているところです。東京駅を模した駅舎にしているのは、当地が日本の煉瓦発祥の地だからです。駅舎だけではなく、駅周辺には煉瓦を模した建造物がいくつもあり、町おこしに一役買っているようです。最後の写真、JR高崎線の線路脇には煉瓦造りの(本物?)橋が架かていました。たまたまやってきたのは貨物列車でした。