nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

中日新聞の記事

2014-06-26 21:49:00 | 作家活動
6月25日(水曜)の中日新聞朝刊文化欄(15面)に、私が書いたエッセイ「人々を元気づける蒸気機関車」が掲載されました。

読めるのは名古屋を中心とした東海地区限定ですが、金曜日には首都圏で流通する「東京新聞」夕刊にも転載されるとのことです。

以下、全文です。拙宅にあるA4サイズのプリンターでは、紙面のサイズが大きすぎて1枚にはスキャンできません。2回に分けてスキャンしたものを合成したので、ちょっとずれてしまいましたが、ご愛嬌と思ってお許しください。




北三陸縦断の旅(2)~TOHOKU EMOTION(2)」

2014-06-22 23:01:00 | 国内の鉄道
TOHOKU EMOTIONの旅は続きます。やがてメインディッシュの登場です。

花巻・石黒農場産ホロホロ鳥と古代米のロール
黒にんにくのソース、牛蒡のフリット
じゃがいもと山地酪農牛乳のドフィノワーズ

良く分からないのでメニューをそのまま写してみました。

車内は食事をしたり、車窓を眺めたりと皆さん忙しそうです。

やがて、海岸からは地元の人たちが大漁旗を振って私たちを歓迎してくれました。皆、一時食事を中断し、手を振って応えます。

そして、ランチも終盤になりデザートタイムです。

デザートが終わって、くつろぐ時間も充分取れないうちに終点の久慈に到着となりました。
2時間弱のレストラン列車の旅はあっという間でした。

ちょっと天気が怪しくなってきました。

北三陸縦断の旅(1)~TOHOKU EMOTION(1)

2014-06-22 17:07:00 | 国内の鉄道
月刊誌「一個人」とトップツアー主催の「話題の3列車に乗る!北三陸縦断の旅」に講師として同行しました。そのツアーの模様を何回かに分けてレポートします。

東北新幹線「はやぶさ3号」で八戸へ。ここからツアーが始まります。まずは、レストラン列車として人気の「TOHOKU EMOTION」に乗車しました。



高級レストランの入り口のように、ドアの上部にキャノピー(装飾用天蓋)が取り付けられ、ホームには赤じゅうたんが敷かれます。3両編成のうち2号車のドアひとつだけが開いて、スタッフが迎えてくれる中を車内へ。なかなかいい気分です。


編成は3両で、先頭の3号車はオープンスタイルのテーブル席、2号車は厨房(キッチン)で、最後尾の1号車はコンパートメント(個室)スタイルのテーブル席。全席食事席なのでレシトラン列車と呼ばれるゆえんです。私は3号車のテーブル席。山側の2人席にもうひとりの講師M氏と同席でした。

出発すると、まずはスタッフがウェルカム・ドリンクを持ってご挨拶にやってきました。


お昼時なので、ランチのコースです。続いて前菜が登場。

わくわくして食事を始める頃には、列車は鮫(さめ)駅を過ぎ、太平洋が車窓に登場しました。


つづく

岡山から大阪へ(5)~加古川線の旅、その2

2014-06-13 04:48:00 | 国内の鉄道
満員の加古川線の電車は、田園地帯を北上します。厄神を出て、加古川という川を渡り、各駅に停まって行きますが、それほど降りる人は多くなく、どこまでも満員のままです。これで編成が1両というのは解せませんね。せめて2両にする必要があるのではないでしょうか?「今日も座れなかった」という地元の人らしいつぶやきもありました。

都会の電車のような車内とは裏腹に、車窓はどんどん長閑になって行きました。

神戸電鉄と北条鉄道との乗換駅である粟生(あお)に到着。右手に神戸電鉄の車両の姿が見えました。



ここでごっそり降りるのかと思いきや、それほど大勢降りるわけではありませんでした。その先の社町(やしろちょう)で大勢降りて、ようやく空席が目立つようになりました。

さらに進んで西脇市に到着。ここで10分も停車です。時刻表を見ると、ほとんどの電車は西脇市止まりで、私の乗った加古川発谷川行きという直通列車は、ほとんど唯一の存在だったようです。別のホームには西脇市発加古川行きが停車中。その並びなどを撮ってみました。



車内は、すっかり閑散としてしまいました。先ほどまでの賑やかな加古川線とは別の路線みたいです。10分停車後、ゆったりと発車、車窓も、完全にローカル線という雰囲気です。

北緯35度、東経135度に位置するということで、日本のど真ん中という意味から名付けられた「日本へそ公園駅」。駅前にミュージアムがあるようですが、列車本数が少なすぎて途中下車は無理でした。

かくして加古川出発からおよそ1時間半、加古川線完乗を果たして、無事谷川駅に着きました。福知山線との乗換駅です。

ここで1時間ほどの待ち合わせ。最後は特急「こうのとり」に乗って新大阪へ向かい、今回のジクザグルートの旅はめでたく終わりとなりました。



<PR>
拙著「テツはこんな旅をしている」(平凡社新書) 好評発売中!!
<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=nodatakashi-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4582857221&ref=tf_til&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>



岡山から大阪へ(4)~加古川線の旅、その1

2014-06-11 20:40:00 | 国内の鉄道
加古川駅からは、加古川線に乗って谷川まで行き、福知山線で大阪に出ることにしました。実に酔狂なルートです。


加古川駅では自動改札を通って中へ入りますが、加古川線ホームに出るには、もう1回改札を通らなければなりません。加古川線は無人駅が多いので、キセル防止なのでしょう。私の乗車券は、岡山⇒赤穂線⇒加古川⇒谷川⇒新大阪なのですが、自動改札は読みとってくれませんでした。駅員が、私の切符をちらりと見て、それでOK。有人改札を通ってホームに出ました。



いつもの癖で、早めに着いたので、乗る予定の1本前の厄神(やくじん)行きが出発するところでした。これに乗ったところで、加古川から3つ目の厄神止まりですから、意味がありません。ガラガラならともかく結構乗っていました。

加古川線に乗るのは初めて。125系という電車を見るのも初めてでした。1両ながら転換クロスシート。向かい合わせの座席ではないと、なんだか田舎のバスみたいです。

この車内の写真は、かなり乗った先の西脇駅で撮影したもの。折り返し電車が到着するや否や、あっという間に満席になってしまいました。運よく一人掛けの席に座れてホッとしましたが、発車間際まで、どんどん乗ってきて満員でした。

さて、出発です。

<PR>
拙著「テツはこんな旅をしている」(平凡社新書) 好評発売中!!
<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=nodatakashi-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4582857221&ref=tf_til&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>