nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

道東・鉄道の旅(6)~川湯温泉駅

2007-08-31 23:22:01 | 国内の鉄道
釧網本線の川湯温泉駅は、とんがり屋根の可愛い駅舎でした。

写真に写っているバスに乗って、温泉街まで行くのですが、その前に駅の紹介をしておきましょう。
ホームの側から見た駅舎は次の写真のようです。

小さくまとまっていて、模型にしたくなるような建物です。
建物の端には、足湯があって温泉駅の風情たっぷりですが、メインとなる部分は、もはや駅の役割を終えて、レストランになっています。

そういえば、同じ釧網本線のオホーツク海に面した北浜駅も駅舎がレストランになっていました。そして、もうひとつ、駅舎内の壁にこんな写真が飾ってありました。

昭和の名横綱「大鵬」の写真ですが、彼はここの出身だったのでした。川湯温泉があるのは、弟子屈(てしかが)町。相撲中継のとき、場内アナウンスで北海道弟子屈町出身って言っていたのを思い出しました。


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道東・鉄道の旅(5)~釧網本線

2007-08-29 23:07:02 | 国内の鉄道
根室から釧路まで戻って、釧網本線に乗車しました。快速列車と普通列車を乗り継いで川湯温泉駅まで行ったのですが、普通に乗車券を買うと4000円くらいかかります。18きっぷが余っていたので、それを使います。これだと、東釧路乗り換えになってしまう普通の乗車券と違って、釧路駅での途中下車も可能です。
 さて、釧網本線の列車ですが、花咲線と同じキハ54ディーゼル1両でした。ただし、車内は微妙に違っていて、車内中央のテーブル席を挟んで向かい合わせの固定席、いわゆる集団見合い席です。

 早々と乗り込んで進行方向左側の席を確保しました。川湯温泉までだと左側がおススメです。
 釧路湿原を通りますが、巨大な湿原なので、車内からのみですと、全貌がつかみにくいです。根室本線の別寒辺牛湿原の方が車窓風景はいいと思いました。好き好きもあるでしょうけど・・・。
 茅沼駅は丹頂ヅルの訪れる駅です。その案内看板を入れた風景はいかにも北海道的なものでした。夏ですから、残念ながら丹頂ヅルは影も形もなかったですけれど・・・。

摩周駅を過ぎて山中に入り停車した小さな美留和の駅舎は貨物列車の車掌車を再利用した「ダルマ駅」です。元々の車掌車とは違ってカラフルに塗られていました。

 次が、この日の目的地・川湯温泉駅です。釧路から1時間45分ほどののんびりした旅でしたけれど、見どころ満載の退屈する暇もない旅でした。川湯温泉駅ではクマがお出迎え! その写真が下です。つづく

釧網本線に関しては、オールアバウト「鉄道旅行」にも寄稿しています。
ぜひごらんください。ここをクリック。


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道東・鉄道の旅(4)~納沙布岬

2007-08-27 22:31:08 | 国内旅行
日本最東端の駅・東根室に行ったあとは、せっかくだから日本最東端の地を踏むことにしました。といっても、この先線路はないので、やむなくクルマに乗るしかありません。
最東端といえば、納沙布岬への途上、こんな場所がありました。

日本最東端の学校です。小中高校を通じて、最東端に位置する根室市立珸瑤瑁(ごようまい)小学校といいます。一応、学校関係者なので記念に撮影しました。
さて、最東端の地、納沙布岬です。

ちょっともやっていて、国後島や歯舞諸島は見えません。
ここで引き返しては中途半端です。納沙布灯台の裏が、本当の最東端なのです。

岩の中に見える赤茶けたものは、難破したロシア船の残骸だそうです。
国際問題もあって、手がつけられないとか。北方領土問題は暗礁にのりあげたままですが、岬に「四島(しま)のかけ橋」というモニュメントを作って、現地では返還を祈っているのです。つづく



道東・鉄道の旅(3)~東根室

2007-08-25 00:08:16 | 国内の鉄道
 根室まで行ったら、最東端の駅に降り立たなくてはなりません。根室行きの快速「ノサップ」は、あっけなく東根室駅を通過して終点・根室駅に着いたのでした。幸い、折り返しの列車が40分後にあったので、昼食として駅弁「花咲かにめし」を食べた後、一駅戻ることにしました。乗車時間は2分。念願かなって、東根室駅に到着です。

 降りたのは、私と同行者の二人だけ。入れ替わりに、到着する列車をカメラに収めていたどこからみてもテツという若者が一人乗りこんで、列車はさっさと行ってしまいました。

 いい感じの情景なのに保線関係者が3人ほど画面に入ってしまったのが残念です。といっても向うはお仕事なのだから、文句を言ってはいけませんね。
 さて、最東端の駅である記念碑の撮影です。

 しばし佇んで、最東端の駅での滞在を楽しんだあと(といっても木製のホームが一本あるだけで駅舎も何もない簡素な駅ですが)、根室駅へ戻ることにしました。しかし、次の列車は1時間半後ですから、帰りは歩きです。このあたりは根室市内の住宅地なので、クマやエゾシカが出ることもなかろうとの判断です。距離的には2kmくらいでしたが、のんびり歩いたので、30分ほどでした。最後に、駅周辺の写真を載せておきます。住宅地といっても、家の密集具合は東京とは違ってますね。高層マンションもなく広々とした感じでした。

 これで、JR最南端(西大山)、JR最北端(稚内)につづいて最東端と3つ制覇しました。詳しくは、「駅を楽しむ! テツ道の旅」(平凡社新書)をご覧ください。つづく


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道東・鉄道の旅(2)~根室

2007-08-24 08:51:40 | 国内の鉄道
釧路から先の根室本線は、普段は釧路と根室を行ったり来たりするだけの孤立した区間で、特急は走っていません。快速が2往復と普通列車が数本だけの閑散路線です。最近では「花咲線」という通称で呼ばれることもあります。
 乗ったのは、11時3分発の快速「ノサップ」。ディーゼルカーたった1両という編成です。

車内は、一応リクライニングできるシートでゆったりしていますが、改造した結果らしく窓と座席がぴったり一致しない配置です。シートの図柄は、丹頂ヅルやふくろうなど沿線に生息する動物をあしらった楽しいものです。

ですから座る席によっては、外の景色がみえない場所もあるので要注意! 早めに乗り込んだので、進行方向右側の良い席をゲットしました。右側というのが、この路線のオススメです。
 快速とはいえ、しばらくは各駅に停まっていきます。車内にはクーラーがなく、扇風機がまわっているだけですが、走り出すと窓からさわやかな風が入ってきます。こんな鉄道旅行は久しぶりですね。
 別保(べっぽ)からは人跡未踏のような原生林で覆われた山間部を走りますが、次の駅まで15分もかかるという北海道らしい雄大さです。
 厚岸(あっけし)を出ると、海から続く厚岸湖に沿って走ります。湖にそそぐ川を遡るように走ると、川は湿原に変わります。このあたりが車窓のハイライトです。別寒辺牛(べかんべうし)湿原で、思わず見とれてしまう大自然が続きます。

 その後、ちょっとした山越えにかかりましたが、霧が出てきて、幻想的な情景の中を走りました。霧がよく発生する地域らしいです。霧が晴れれば、まわりは山が見えない広大な平原の中です。田圃のない牧草地ばかりの車窓は、日本離れして北ドイツや北欧を彷彿とさせますね。かくして、2時間。根室市内に入ると、最後は反時計まわりに半周して、東ではなく西に向いて列車は歩みを止めました。ここが終着駅・根室です。つづく


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