nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

三たび「5時に夢中!」に出演

2024-07-30 15:00:07 | 日記

4月以来、3度目の「5時に夢中!」(TOKYO MX テレビ)(9ch)にビデオ出演しました。

前2回同様、鉄道グッズ満載のカレーステーション「ナイアガラ」(東横線祐天寺駅近く)でロケ。

今回のテーマは「海に行きたくなる鉄道旅行」。

5時20分頃から始まる「追跡」コーナーでしたが、その前のコーナーで、スタジオが下ネタトークで大盛り上がりでしたので、少々遅れてのスタートとなりました(スタジオは生放送なのです)

座談会は前回と同じメンバー。私の他、鉄道系テクノユニット「スーパーベルズ」車掌DJの野月貴弘さん、鉄道テレビディレクター吉田健一さん、ホリプロマネージャー南田裕介さんの4人でした。

東京から近い海ということで、伊豆に向かう特急「サフィール踊り子」、南房総の海、ダイレクトに潮風を浴びることのできる「ごめん・なはり線」(高知県)のオープンデッキ車両、ガラス張りで太平洋を望む常磐線・日立駅の駅舎、あとは、海水浴期間のみ営業する臨時駅、ビール列車などの夏限定のイベント列車などでトークが盛り上がりました。

 

いつもにように、2時間ほどカメラが回って話が大いに盛り上がったのですが、番組でオンエアされたのは5分少々。何だかあっけないですね。


再び「5時に夢中!」に出演

2024-04-30 13:32:07 | 日記

4月8日に続き、再びTOKYO MX テレビの番組「5時に夢中!」からオファーがあり、4月29日(祝・月)の夕方、オンエアされました(三重テレビでは翌30日朝8時30分から)。

今回も、前回同様、「追跡」のコーナー。前の週に話題となった新聞記事のネタを深堀するもので、取り上げられたのは「常陸」(ひたち)という地名を読めない人が多いという日経新聞のトピックでした。

難読地名=難読駅名と読み替え、そうした駅をめぐる旅を鉄道に詳しい4人が集まってトークするというもの。前回出演した野月貴弘さん(ミュ―ジシャン)、吉田健一さん(鉄道テレビディレクター)、私(野田)の3人に加え、ホリプロ・マネージャーの南田裕介さんが新たに参加。4人での賑やかな座談会となりました。

野月さんが提案した三陸鉄道の旅、に続き、私が提案した北海道・とくに最果ての路線・宗谷本線が話題となりました。エレキバンのCMで有名になった比布(ぴっぷ)、音威子府(おといねっぷ)、和寒(わっさむ)の名が挙がりました。

その後は、大井川鐵道の抜里(ぬくり)駅や沿線の寸又峡(すまたきょう)、和歌山電鐵の伊太祁曽(いだきそ)、ネコの駅で名高い貴志(きし)が登場、最後は九州の観光列車(D&S列車)で締めくくりました。

この画像は3点とも私が撮影したものですが、右上の黒い列車は、4月26日にデビューしたばかりの「かんぱち・いちろく」。24日の試乗会で撮影したばかりの写真を使っていただきました。番組では、難読駅名ということで指宿(いぶすき)が話題になり、D&S列車「指宿のたまて箱」を取り上げました。

前回同様、4月26日にカレーステーション「ナイアガラ」(東横線祐天寺駅近く)で2時間ほどかけて収録したものを編集。僅か5分ほどの尺でしたから、惜しくもボツとなった話題も多く、いつもながらもったいない気がしました。

 


久しぶりのテレビ出演

2024-04-09 14:36:15 | 日記

久しぶりにテレビに出演しました。

TOKYO MX テレビ(9ch)の夕方の情報番組「5時に夢中!」、4月8日(月)オンエアの回でした。

番組が始まると、MCふたり(垣花正アナ、大島由香里アナ)はいるものの、コメンテータ2人(若林史江さん、マツコデラックスさん)は不在。やや遅れて登場しました。生放送ならではのハプニングですね。

5時21分頃から、『追跡、この春おすすめの「東京~三重鉄道旅」を調査!』というコーナーが始まりました。

事前(4月5日)に都内の鉄道グッズ満載のカレーショップ「ナイアガラ」(東横線祐天寺駅近く)で収録したもので

出演者は、鉄道好き芸能人・野月貴弘さん、鉄道番組ディレクター・吉田健一さん、それに私(野田)の3人でした。

北陸新幹線・敦賀延伸開業に伴い、東京から福井県へは乗り換えなしで行けるようになりました。そして、鉄道もしくは飛行機を使って東京から直通1本で行けない道府県は、奈良県と三重県だけになってしまいました。では、三重県へは、どのようにして行ったらよいのか?定番は、東海道新幹線で名古屋まで行き、そこからJR関西本線などを経由する方法と、近鉄で行く方法の2つです。

 

吉田さんは、JRで行く方法を提案、野月さんと私は近鉄に乗ることを提案。野月さんが「しまかぜ」を挙げましたので、私は「伊勢志摩ライナー」をおススメしました。

鉄道旅におススメの駅弁は、3者一致して、松阪駅などで販売している「あら竹商店」の松阪牛のお弁当を推薦。まだまだ、話は尽きず(収録時は延々2時間ほどかかり盛り上がったのですが、時間の都合で終わってしまいました。実質5分、編集前の状況を知っていると、ちょっと物足りなかったですね。

カットされたのは、JR名松線、京都から「しまかぜ」で伊勢志摩へ向かうルート、豊橋から渥美半島を進み、伊良湖岬からフェリーで鳥羽に向かうルートなどでした。

画面上では、こんなシーンも収録されていました。

「ナイアガラ」店内で、私がSLの模型に触れている場面です。

 

ともあれ、2時間にもわたる収録は長丁場でしたが、楽しいひとときでした。

収録後、「ナイアガラ」店長、清百世さんと記念写真を撮ってもらいました。

 


JR全線完乗達成!

2023-11-19 17:37:41 | 日記

やっとのことでJR全線完乗を達成しました。

JR東日本、JR北海道に関しては、大人の休日俱楽部パスがあったので、2013年頃には東日本全線完乗、北海道も2017年には完乗していました。JR東海については、2016年に、名松線(復旧後)および東海道本線の美濃赤坂支線&新垂井経由を含め完乗、JR四国は、2017年の牟岐線をもって完乗、JR西日本は、中国地方のローカル線に手間取りながらも、三江線廃止1年ほど前に、相次いで乗車し、最後は2019年の小野田線(本線と本山支線)、おおさか東線で完乗していました。JR九州に関しては、2018年6月に未乗区間を一気に片付けたものの、その前年2017年に日田彦山線の添田~夜明が豪雨災害で不通になったままでしたので、この区間のみ残ってしまいました(2022年の西九州新幹線は開業取材で乗車しました)。そして、もう1線、日南線(田吉~志布志)が手つかずのままでした。日南線の南宮崎~田吉は、飛行機で九州入りした時に、宮崎空港駅から宮崎まで列車に乗りましたので、そのときに日南線経由ということで乗車済です。

 

ということで、残ったのは、日田彦山線(添田~夜明)、日南線(田吉~志布志)の2線2区間。しかし、コロナ禍だったのと、日田彦山線が復旧しないままだったので、全線完乗のための行動はストップしたまま。数年が過ぎました。結局、日田彦山線の不通区間は鉄道としての復活は叶わないままに終わりました。2023年8月28日、BRTひこぼしラインが開業、法律上は鉄道路線の廃止とはなっていないので、バスとはいえ無視できません。長大な釈迦岳トンネルの前後は線路を舗装した専用軌道になっていて、一応、列車からの車窓とほぼ同じ眺めです。

 

こうして、11月13日、この2区間を制覇するため、「のぞみ」で小倉入りし、翌11月14日、朝9時22分の列車(日田彦山線田川後藤寺行き)で旅が始まりました。田川後藤寺で添田行きに乗り換え、添田到着。ホームの反対側にBRTひこぼしラインの乗り場がありました。

このバスに乗って約1時間半の旅。やや小ぶりな車両の上、満員でしたから窮屈な乗車でしたが

予定通り日田に到着。これにて、日田彦山線は完乗です。

日田からは久大本線を走る特急「ゆふ」で大分に出て、日豊本線の特急「にちりん」で宮崎へ。

宮崎到着は夜の19時29分。この日は朝から夜まで列車(そしてBRTのバス)内で過ごしました。

駅前のホテルに投宿し、翌11月15日、いよいよ日南線に乗車します。

まずは、油津行きに乗車。2両編成で、ボックス席がすべて埋まるものの相席にはならないくらいの混み方でした。眩しいですが、進行方向左手、海側に座りました。

列車は油津行きなので終点で下車。志布志行きは、まだ入線していないので一旦外に出ます。

ここは、プロ野球・広島カーブが春先にキャンプをする場所なので、駅舎は真っ赤なカープ仕様です。ファンは喜ぶことでしょう。

折り返しの志布志行きが到着時刻になったのでホームへ。乗ってきた列車との並びを撮りました。

写真左側が志布志行き。1両(単行)です。乗り込んだのは5人ほど。空いています。

そして、乗ること1時間11分。12時18分定時に志布志駅に到着しました。

駅舎内にあった観光案内所でまちあるきのアドバイスや昼食場所について教えてもらいました。親切なおばさんだったので、ついでに記念写真も撮ってもらいました。

JR全線完乗の記念撮影です。

駅前の定食屋でお昼を食べた後、志布志だらけの看板を見に志布志随一の名所・市役所へ。まちあるきマップにも乗っている正真正銘の観光スポットです。駅前からゆっくり歩いて10分少々の距離でした。

市内でのんびり過ごした後、夕方のフェリー「さんふらわあ」で志布志を後に大阪へ。一夜をゆったりとした船内で過ごし(防犯上の観点から鍵のかかる個室を予約してありました)、翌朝、大阪南港に到着。新大阪から新幹線に乗り継いで帰路につきました。

 


拙著「にっぽんの鉄道150年」、「旅の良書」に選出

2023-07-28 21:42:03 | 作家活動

2022年9月に刊行された拙著『にっぽんの鉄道150年』(平凡社新書)が、このたび「旅の良書」に選出され、認定書が授与されました。

「旅の良書」というのは、紀行文、エッセイ、ノンフィクションのジャンルから旅にかかわる優れた著作を表彰する「斎藤茂太賞」(主催=日本旅行作家協会)と同時に発表され、「旅の持つさまざまな魅力を読者に伝えてくれる優れた書籍」を選出するものです。「斎藤茂太賞」は、日本旅行作家協会の会員ではない人が執筆したものに限られるため、旅行作家協会の会員(理事)である小生の著作は、そもそも茂太賞の対象ではなく、初めから「旅の良書」に該当するかどうかのみが審査されました。ノミネートされた書籍は100冊ほど。幸いなことに、何度かの審査を経て、「旅の良書」に選出されたとは光栄です。なお、同時受賞した本の中には、著名作家である沢木耕太郎氏の「天路の旅人」(新潮社)も含まれています。

第8回斎藤茂太賞および第5回旅の良書の詳細は、こちら

第8回 斎藤茂太賞の授賞式は、2023年7月27日に日本プレスセンタービル(東京都千代田区内幸町)10階のレストラン・アラスカで開催されました。受賞作は、デコート豊崎アリサ著「トゥアレグ自由への帰路」(イースト・プレス刊)。日本旅行作家協会の下重暁子会長からアリサさんに賞状、記念トロフィー、賞金が贈られました。

その後、第5回「旅の良書」が発表されました。全部で11冊が選出され、そのうちの1冊が拙著「にっぽんの鉄道150年」でした。会場に顔を見せていた著者は4人でしたので、その4名が壇上で、茂太賞と同じく、下重会長から認定書の盾が手渡されました。

写真提供=JTWO理事、大久保有満子さん

写真提供=JTWO理事、戸川覚氏

1993年に「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を上梓して以来、30年。昨年(2022年)に刊行された「にっぽんの鉄道150年」(平凡社新書)まで25冊の著書を刊行してきましたが、これまで何らかの賞の対象となったことはなかっただけに、大変嬉しいできごとでした。

「にっぽんの鉄道150年」(平凡社新書)の詳細は、こちら

Amazonでの購入サイト